攻略TOPへ BG2トップへ 第1章へ 第2章アスカトラ市外へ

 第2章 
 
 スラム地区にあるコパーコロネットという宿酒場には、儲け話を求めて冒険者達が大勢集まっていると聞いた。そこに行けば、また新たな仲間を捜すことも出来るかも知れない。そう考えて、私達はウォーキーンズ・プロムナードをあとにし、スラム地区へと行ってみることにした。道を進むに従って、町並みが変わってくるのがわかる。人々の服装も薄汚れたものになり、私達を見る目つきもウォーキーンズ・プロムナードの人々とは違っていた。
 
「気をつけたほうがいいわね・・・。」
 
 ジャヘイラが呟いたとき、道の先から1人の男が現れた。まるで私達を待っていたかのように。
 
「あんたは俺の探している人じゃないか?」
 
 その男は一応笑顔で近づいてきたが、油断のならない狡猾な光が彼の目の中に見て取れる。私はまず男の名を聞いた。男は「ゲイラン・ベール」と名乗り、『あんたのことは知っている。ウォーキーンズ・プロムナードで連れ去られた若い娘のことを探しているだろう』と言いだしたのだ。これは罠かも知れない。だが、ゲイラン・ベールは笑ってこう言った。『ここは大通りだぜ?取りあえず俺の家の前まで案内するから、入るか入らないかはあんたが決めればいい。入らなければそれまでだ。だが、あんたが俺の家に入ってくれたなら、絶対にあんたが興味を示すいい話をしてやるぜ』こちらは5人。もしも危害を加えようとするならば十分に対応出来る。少なくともイレニカスに掠われたときのような、一方的な展開にはならないはずだ。私はついていくことにした。
 
 ゲイラン・ベールの家で私達が聞かされた話は、ゲイランがイモエンを探すことの出来る組織を知っているというものだった。その組織に手助けを依頼するために、必要なのはゴールドと、あとはおそらく手駒としての働き・・・。そんなのはどこも似たようなものだ。それにしてもそのゴールドの額というのが、2万ゴールドとは、あまりにも法外過ぎる。だが、イモエンを連れ去ったカウルドウィザードという組織を敵に回すことになるのだから、それでも安いくらいだとゲイラン・ベールは言う。それに、それだけ出せばその組織は、確実にイモエンを探し出すだろうと言い切る。これは大きな賭けだ。私は負けるかも知れない。でも、今のところイモエンを探し出せる手がかりは、この男の話以外に何もない。私は2万ゴールド集めることを承諾した。とにかく動き出さなければ何も始まらない。幸い、ゴールドを集めるまではここに来なくてもいいし、ゲイラン・ベールは別に私達を拘束したりすることは考えていないようだ。もっとも、この男がタイミングよく私達を見つけることが出来たのは、すでに監視がついているからなんだろうけれど。
 
「集めたものを売りたいときは、この家の2階で商売してる奴がいるから、そいつに売るといいぜ。なかなかめずらしいアイテムを取り扱っているようだから、かえって金を使う羽目になるかも知れんがね。」
 
 ゲイラン・ベールはにやりと笑った。狡猾そうな目の光は変わらないが、悪意はないように思える。この男を信じるか信じないか、それはゴールドを集めながら考えてみよう。
 
第2章オープニング
 
  スラム地区  
スラム地区マップ
 
★マップ概要★
 その名のとおり、貧しい人々が集まる地区。コパーコロネットという宿酒場には多くの冒険者達が儲け話を求めて集まってきているらしい。また、最近になって地区北部に突然丸い球体のような建物が出現し、話題を集めている。夜はシャドウシーフと謎の組織の抗争がそこかしこで起きており、昼は昼で悪漢が突然襲ってくるという、治安の悪さはかなりのものなので、町の中を歩くときにも、用心が必要
※カウルドウィザードに賄賂を支払ってない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
 
ウォーキーンズ・プロムナードからこの地区に来たあとは、アスカトラ市内のどこの地区へも自由に行き来可能。
 
ゲイラン・ベールの家2階、コパーコロネット、夜間営業の店の品揃えはこちら
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
 
◎マップに入るとゲイラン・ベールとのオートイベント
登場NPC:アノメン、ナリア、コーガン(コパーコロネット内) → NPC一覧ページへ
≪スラム地区≫
最初にパーティーが立っている場所
ウォーキーンズ・プロムナードから出てスラム地区に入るとここに出る
入ってすぐにゲイラン・ベールとのオートイベントで、そのままゲイラン・ベールの家に移動することになる
ゲイラン・ベール
スラム地区に入った途端、主人公に声をかけてくる男。主人公の名前を知っていることから、すでにあとをつけられていたと考えられる。会話の流れはどう断ってもゲイラン・ベールの家に行くことになるので、どれでも好きなように選んで問題なし
ゲイラン・ベールの家
オートイベントで中に入ることになる家。
ここでゲイラン・ベールから、イモエンを探し出すための手助けをしてやると言われる。
会話の選択肢はいくつか出るが、断ることは不可能。せいぜいプレイスタイルによって、渋々頼むか、二つ返事で頼むか程度の違い
ヤン・ヤンセンの家
仲間に出来るNPCの1人である、ヤン・ヤンセンの家。
家の中ではカブが栽培されている。ヤン本人はガバメント地区までカブを売りに出掛けているらしく、留守
コパーコロネットへの入口
2ヶ所とも同じフロアの、それぞれ反対側の隅に出る。
宿酒場だが、ここには冒険者や質のよくないごろつきが常に集まり、店の奥では非合法の商売が行われているらしい
コルヴェイル
道を歩いていると因縁をつけてくる。
何を言っても一方的に攻撃してくるので戦闘
コルヴェイル:EXP6000
ブレッグ:EXP4000
※コルヴェイルの巻き添えを食ったブレッグがちょっと気の毒
夜だけ現れる怪しい店
売っているものは一応まっとうな商品だが、夜しか現れないところといい、どうも盗品くさい。ただしここで購入したものが後々問題を起こすことはないので、利用するかどうかはお好みで。品揃えはそこそこ。
品揃えはこちら
ボリナールの家
コパーコロネットにいるコーガンの固有クエストで訪れることになる家
コーガンがいなくても、この家の中に入ることは可能。扉は鍵つき
部屋の中でアイテムがとれる場所は4ヶ所(要TAB確認)
テーブルの上にウォーハンマー+1とゴールド
箱は2つで、いずれも鍵つき それぞれゴールド少々
入口から入って右側の棚にアイテム→ランダムでスクロやジュエリーなど
 
※今回はここでエアリーあてにメッセンジャーが現れ、クァイルの伝言を届けに来る
イルメイター寺院
寺院としての仕事の他にアイテムの販売もしている。品揃えはウォーキーンズ・プロムナードのイルメイター寺院とまったく同じ
奴隷商人の隠れ家
入口には守衛が一人いる。話しかけて問いつめると戦闘
EXP20
ジェム他ノーマルアイテム
 
ここから入ることは出来ない。コパーコロネットの地下から下水道を通って別の入口から向かうこと
廃屋
中は空き家だが、チェストの一つから謎のメモが見つかる。このメモに書かれていることがなんなのかについては、ドック地区のシーバウンティ亭で判明することになる。
※実はジャヘイラの固有クエストの一つなので、パーティーにジャヘイラがいなければ、シーバウンティ亭に行っても何事も起きない。
詳細はドック地区に記載
他の地区との出入口
夜になるとヴァンパイアとシャドウシーフが戦っている
ハレイシャンというヴァンパイアは、主人公に「いずれどちらかを選ばなければならない」といい、自分達の「ミストレス」を選べば生き延びられるだろうという、不吉な言葉を残して去っていく。
ハレイシャンに殺されたシーフ達の死体の一つから
スペル・スラストのスクロール
ストーンスキンのスクロール
スフィーンジェム、ブラッドストーンアミュレットなどの換金アイテム
※換金アイテムはランダムの可能性あり
 
その他ここでイベントがあったはず→記憶が霧の彼方なので後日記載
Oのプレイナースフィアへの入口
ここから入ると、Oの入口前に出る
プレイナースフィア
この扉を開けるには、この球体を作ったラヴォクの末裔であるコルサラ家の人間を連れてくる必要があり
仲間に出来るNPCヴァリガー・コルサラがその人物だが、こいつはアスカトラ市内にいないので、詳細はガバメント地区カウルドウィザードで聞くことが出来る
※1度扉が開けば、あとはヴァリガーがいなくても出入り自由
ウィザード、ソーサラーの本拠地クエスト発生場所
ティルソルド
プレイナースフィアを信仰の対象にしようと説教をしている坊さんらしき人物だが、スフィアの周りに寺院を建てて献金を募ろうなどと言い出すあたり、かなりのナマグサ、もしくは詐欺師かも
夜になるといなくなる
ウェイレーン
プレイナースフィアを勝手に売りに出している、こちらは完璧な詐欺師。主人公が話しかけても、パーティーの中の別な誰か(最初はほとんどミンスク)に声をかけて、プレイナースフィアを500Gで買わないかと持ちかける。ミンスクが断るとジャヘイラに、ジャヘイラが断るとヨシモに話を持ちかける(順番はランダム)
主人公にも話がくるが、うっかり「買う」選択肢を選んでしまうと500G取られ損になるので、くれぐれも「乗った振り」しようなどとは考えないこと
目の前でスフィアを開けて見せろと言うと、話を逸らして他の誰かに話を持ちかける
夜になるといなくなる
ならず者
たまにいたりするので注意
ブラックマーケットシーフ
夜しか現れない店
品揃えはこちら


 スラム地区にあるコパーコロネットの奥で行われていたのは、なんと奴隷を使っての売春、そしてビーストと戦わせるという残虐極まりない商売だった!
 
 私は詳細な情報を得るためにジェンサンという奴隷を買う振りをして話を聞き、彼等を助け出すことを約束した。そして剣闘士としてビーストと戦わされていたヘンダックという奴隷を助けた私達は、彼が同じように奴隷として虐げられている仲間を救うため、コパーコロネットの持ち主であるレーティナンを殺すのを見届けた。そしてヘンダックの頼みで、スラム地区に巣くう奴隷商人の隠れ家を急襲、奴隷として連れてこられた幼い子供達を救うことが出来た。ミンスクは大喜びだし、ジャヘイラも満足げだ。ただ、この町の言わば『顔役』に喧嘩を売った形になってしまったことを、ヨシモは心配している。得体の知れないのは相変わらずだが、彼は今のところよく働いてくれていると思う。このままずっと同じように仲間でいてくれるといいのだけど。そしてもう一人、コパーコロネットにいた騎士見習いのクレリックを仲間にくわえた。回復の呪文を使えるのがジャヘイラ一人では、この先ジャヘイラにばかり負担を強いることになってしまう。もちろんエアリーのこともあてにはしているが、エアリーには魔法のほうで力を発揮してほしい。アノメンというそのクレリックは、口調は偉そうだが、クレリックとしてはそこそこ行けそうだ。この際贅沢は言っていられない。取りあえず仲間になってもらうことにした。
 
 コパーコロネットには、他にも仲間になってくれそうな戦士やメイジがいたが、取りあえず話を聞くのはもう少し後にすることにした。このアスカトラという町の中を、もう少し歩いてみたい、そう思ったからだ。
 
 奴隷商人達に大打撃を与えた私達は、レーティナンに取って代わってコパーコロネットの持ち主となったヘンダックに歓迎され、しばらく宿にとどまっていた。そこに、エアリー宛のメッセンジャーがやってきた。どうやらクァイルがエアリーに戻ってきてほしいらしい。エアリーにとってクァイルは恩人だ。一刻も早く彼の元に戻りたいというエアリーの頼みを聞いて、私達は1度サーカスに戻った。そこで私達は、クァイルの古い知り合いである『ラエリス・シャイ』という女性に力を貸してやってほしいと頼まれた。彼女は今、ファイブ・フラゴン亭という宿酒場の地下劇場にいるらしい。だが、そこに向かう前に、もう1ヶ所向かわなければならないところがある。それはガバメント地区という場所にあるという、カウンシルだ。カウルドウィザードの元を訪ね、それとなくイモエンのことを聞き出してみようと思っている。
 

 
  ガバメント地区  
 
 カウンシルの行政庁舎に向かうために、ガバメント地区を訪れた。向かったのが夜だったのはまずかったかも知れない。通りに立ちはだかったアムン兵達に、私達は疑いの目を向けられた。最近、シャドウシーフと謎のアサシンギルドの抗争が悪化しているというのは、シーフ達が夜の通りで怪しげなヴァンパイアらしき者と戦っているのを何度も目撃していたからわかってはいたが・・・まさか私達までが、その連中と同じだと思われるとは・・・。
 幸い誤解はすぐに解けた。もめ事の解決に手を貸すと言ったが、アムン兵は「いいから何か見たらすぐ逃げろ」というばかりだ。同じアムン兵でも、ナシュケルのアムン兵達はもう少し素直だったものだが・・・まあ仕方ない。ここはアスカトラだ。
 
「シャドウシーフね・・・。なるほど、2万ゴールドと使い捨ての手駒として、私達は期待されているわけね。」
 
 ジャヘイラが忌々しそうに言った。確かに、こうも露骨にあちこちで戦いがあれば、いやでも気づいてしまう。おそらく、私達を雇い入れようとしているのはシャドウシーフ・・・。でもこの際だ、贅沢は言っていられない。ただ気になるのは、あのヴァンパイアが言っていた「ミストレス」という存在だ。シャドウシーフの側につけば、いやでもあの連中を敵に回すことになるのだろう。その覚悟だけはしておくべきなんだと思うけど・・・。
 
 カウンシルの前で、マーディンという男に出会った。カウルドウィザードのトルゲリアスという人物が、私達に頼み事をしたいという。ちょうどよかった。イモエンのことも聞き出してみよう。頼み事をするつもりなら、こちらもそれ相応の要求くらいはしてもいいだろう。
 


ガバメント地区マップ
 
★マップ概要★
 カウンシル・オブ・ザ・シックスの行政庁舎がある、アスカトラの行政の中心区域。カウンシル・オブ・ザ・シックス庁舎内には、ウォーキーンズ・プロムナードで話の出ていたカウルド・ウィザードの責任者がいるので、お金がある場合は、賄賂を支払って町中での魔法を解禁しておくことをおすすめ。ウォーキーンの寺院がある以外はショップはなし。スラム地区と違って治安は悪くないが、ヴィコニア救出のための戦闘があるので、準備は怠らないこと。
※カウルドウィザードに賄賂を支払わない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
 
テンプル・オブ・ウォーキーンの品揃えはこちら
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
 
◎あちこちで「とっさの人助け」が必要な地区
登場NPC:ヤン、ヴィコニア → NPC一覧ページへ
≪ガバメント地区≫
最初にパーティーが立っている場所
他の地区から入ると最初にここに出る。
ヴロヴァ邸
中に入っても誰もいない。
ここは第3章以降に、ゲイラン・ベールが渡りをつけている組織と対立する組織(スラム地区マップで会ったヴァンパイアのハレイシャンが所属する組織)と手を組んだ場合に、訪れることになる場所
 
奥の箱(鍵つき:EXP950)から
ポーション・オブ・エキストラヒーリング×2
リング、ゴールドなど
ロウナル邸
スラム地区マップのコパーコロネット内で受けられるデアルニス・キープでの本拠地クエストに関わってくる家だが、ここでは中からかんぬきがかかっているので入ることは出来ない
テンプル・オブ・ウォーキーン
ウォーキーンを祀る寺院。司祭から、ウォーキーンについての話を聞くことが出来る
品揃えはこちら
アムン兵
夜しかいない。
主人公達を、アスカトラ市内の各地区で抗争を繰り広げているシャドウシーフと謎の組織の構成員と間違う、マヌケな兵士達。
誤解はすぐ解けるが、手助けを申し出ても「何人もの人々が消えているので、何か見たらすぐに逃げるように」とだけ言われ、去っていく。多少きつい選択肢を選んでも敵対はしないので、お好みで会話してOK
マーディン
近づくと話しかけてくる。
カウルドウィザードのトルゲリアスの代理人と名乗る男。頼みたいことがあるのでトルゲリアスを訪ねてほしいと依頼してくる。
トルゲリアスはのカウンシル・オブ・ザ・シックスの庁舎内にいる
カウンシル・オブ・ザ・シックス行政庁舎
カウルドウィザードの責任者や、判事、警務長官などがいる。
ディロン
ウマル・ヒルの問題を解決してくれる冒険者を捜すため、司祭の命を受けてアスカトラにやってきた少年。冒険者を捜す前にお金を盗まれ、一文無しの上に迷子になって難儀している。
話しかけてウマル・ヒルの問題を調べることを約束すると去っていく。
発生クエスト:ウマル・ヒルの変死事件を調査する
ウマル・ヒルはレンジャーの本拠地クエスト発生場所
詳細は後日記載
ヤン・ヤンセン
仲間に出来るNPCの1人。怪しげな機械を売っていて、近づくと話しかけてくる。適当にあしらっていると、そこにトラックスという税務署の人物が現れて、ヤンを逮捕しようとする。以下、ヤンをかばって助けた場合と、ヤンをかばわなかった場合の流れ
 
◎ヤンをかばって助けた場合
トラックスはヤンを、非合法の機械を売っている容疑で逮捕するため、主人公達に話を聞いてくる。
ここでの選択肢で1を選び、「ヤンとは天気の話をしていただけだ」ととぼけると、トラックスは主人公達に悪態をつき、怒りながら去っていく。EXP8500
このあとヤンが礼を言い、仲間にするかしないかの選択肢が出る。仲間にしない場合、ヤンは自分の家に帰るので、あとから会いに行く場合はスラム地区マップのヤンの家に行くと会うことが出来る。
 
◎ヤンをかばわなかった場合
選択肢で2を選んで「ヤンは非合法の機械を売っていた」という証言をした場合、トラックスは主人公達に褒美の100Gを与え、ヤンを引っ立てての牢獄へと向かう。
ヤンは立ち去るときに「自分を牢獄から救い出してくれ」と主人公達に言い置いて去っていくので、牢獄に向かってヤンを助けようとすると、保釈金として800G要求される。
お金を払うとヤンは自由の身になり、ここで改めて仲間にするかしないかの選択肢が出る。
※ヤンをかばえばEXPが入るが、かばわなかった場合はお金は減るしEXPも入らないので、仲間にするかしないかは別にして、助けたほうが結局お得♪
※ここでヤンといったん別れ、後日改めてヤンを仲間にすると、EXP11500
 
その他この近辺で物乞いに話しかけられるので、ゴールドをあげるかどうかはお好みで。その直後にアムン兵が物乞いを追い立て、主人公達に「この男は物乞いをしていたかどうか」と尋ねてくる。
エアリーがいると、エアリーは「彼は主人公の叔父で、話をしていただけだ」と言い、物乞いは感謝しながら去っていく
牢獄
夜は開いていないので、ヤンに出会ったのが夜だった場合は、いったん宿屋で休んで昼間出直して来るべし
ヴィコニア・デヴィール
仲間に出来るNPCの1人。ひっそりと旅をしていたが、ドロウであることがばれて狂信者の集団に捕まり、火あぶりにされる寸前。
近づくと向こうから助けてくれと話しかけてくる。助ける場合は、ヴィコニアが囚われている火刑台の台座にポインタをあてると「こ」の字に変わるので、2回クリック。
その後火刑台を取り巻いていた市民達は逃げだし、狂信者3人と主人公達との戦闘。
EXP:2000、1000、1700
持ち物は概ねノーマルアイテムだが、プレートメイルなどもあり、また、1人がポーション・オブ・エキストラヒーリング×2を持っているので、死体はまんべんなく漁ること
 
戦闘後にヴィコニアを仲間にするかしないかの選択肢が出る。
仲間にした場合、名声値−2(BG1と違い、ヴィコニアをパーティーから外すと名声値は元に戻る)
また、ローフルグッドのキャラ(アデルパーティーではエアリー)がかなり強い拒否反応を示すので、一緒に入れる場合はそれなりのトラブルを覚悟すること
仲間にしなかった場合、ヴィコニアはグレイヴヤード地区に隠れているからと言い残して去っていく
ファイアカム邸
仲間に出来るNPCの1人である、ケルドーン・ファイアカムの屋敷。中に入ることは可能だが、ケルドーンに会う前に入ると泥棒扱いされる。
その辺の箱を漁ることも出来るが、たいしたものはないので、ケルドーンに会う前は、入る必要性は特になし。
ケルドーン本人には、テンプル地区F&Gから入れる下水道マップhで会うことが出来る。
デルリン邸
アノメン・デルリンの実家。アノメンと一緒に家の前に行くと、守衛が立っていて、アノメンの父親が飲んだくれているらしいことがわかる。
この時点ではアノメンは「父が正気の時に」と言い、中には入らない。
デリル邸
仲間に出来るNPCの1人、サーンドを入れていると、彼の固有クエストでここに来ることになるが、それ以外では特に入ることはない屋敷
ユステヴ邸
大事な客人を迎える準備をしているらしく、入ってその辺の人に話しかけても相手にしてもらえない。
ここにはテンプル地区のとあるクエスト遂行のために訪れることになる。大事な客人とは、そのクエストに絡んだ人物。
詳細はテンプル地区記載
他の地区との出入口
北側、南東側がある。通常市内の他の地区から入るとに出るが、アスカトラ市外のマップから入ると、たまにのどちらかに出ることがある。


 こんなところであのドロウと再会することになるとは思わなかった。ヴィコニアというそのクレリックは、ドロウであることがばれて、危うく火あぶりにされるところだった。ドロウだから殺してもいいという考え方にはまったく賛同出来ない。そう言えば、ヴィコニアと最初に出会ったのも、彼女がフレイミングフィストに殺されそうになっていたときだった。私はヴィコニアを助けて、彼女を火あぶりにしようとしていた狂信者の集団を倒した。私もジャヘイラも、ヴィコニアと共に旅をすることに異存はなかった。ヨシモは元々ドロウだろうがなんだろうがまったく意に介さない。驚いたことに、あの騎士見習いのアノメンも、仲間に入れても構わないという。だが・・・問題はエアリーだった。アヴァリエルとドロウの間にも、相当暗くて悲惨な歴史があるらしい。青ざめて怯えるエアリーを見ていると、さすがにヴィコニアを仲間にすることは出来なかった。
 
「しょうがないねぇ。気が変わったらまた会おうじゃないか。」
 
 ヴィコニアは、地上暮らしが長いせいか、あんまりドロウらしくない。でも見た目は確かにドロウそのものだ。エアリーが怯えるのも仕方ないと思う。ヴィコニアは、この町の墓場にあたる「グレイヴヤード地区」というところに隠れているからそこで会おうと言って去っていった。
 
「あなたは問答無用で反対するかと思ったけど」
 
 そう尋ねると、アノメンは少しきまりの悪そうな顔をした。
 
「私とてそこまで石頭ではないつもりだが・・・。」
 
 驚いたことに、顔を赤らめている。少しからかってやろうかと思ったがやめておいた。口調は偉そうだし、自慢話も多い。鼻持ちならないところはあるが、苦労してきたことは確かなようだし、妹さんのことで大分悩んでいることは、会話の端々からもわかる。案外優しいところもあるのかも知れない。
 

 
  ブリッジ地区  
 
 ブリッジ地区にやってきた。この地区のどこかにある、「ファイブ・フラゴン亭」という酒場を探すためだ。そこにはクァイルの友人、ラエリスという女性がいるらしい。
 
 事の起こりはこうだ。コパーコロネットでの滞在中、クァイルからのメッセージを受け取ったエアリーと共に、私達は1度サーカスに顔を出すことにした。そこで私達がクァイルから聞いた話は、彼の友人である『ラエリス・シャイ』という女性を助けてくれないかというものだった。詳しいことはクァイルも知らないらしいが、相当切羽詰まっているらしい。
 
「だが、君には君の仕事があるだろう。無理にとは言わんよ。」
 
 クァイルはそう言ったが、かなり心配そうだったのは確かだ。幸い、それほど急ぎの仕事は請け負っていない。せいぜいカウルドウィザードのトルゲリアスから、『ヴァリガー・コルサラ』という人物の捜索依頼を受けている程度だ。あとはあのディロンという少年からウマル・ヒルと言う土地での調査を依頼されてはいるが、すぐに行ける距離ではない。ディロンもそれは承知しているようだ。お金を持たせて帰らせたけれど、無事に帰っただろうか。
 
「どうせ一度町を出れば当分戻ってこられないんだもの。今のうちに出来ることはしてしまいましょう。」
 
 そんなわけで、私達はブリッジ地区にやってきたのだが・・・
 
 この地区で困っていたのは、ラエリス・シャイだけではなかったようだ。地区の入口で出会ったアイギスフィールド警務官は、この町で起きている不可思議な「皮剥ぎ殺人」について調査していると言うが、たいした成果は上がってないらしい。同じ地区で起きたことなら同時進行も可能だろうから、出来る限りのことはするよとアイギスフィールド警務官に言ってみたけれど、「これ以上市民が危ない目に遭うのは・・・」と消極的だ。とても律儀でいい人物らしい。取りあえず少し調べてみよう。何かわかれば知らせることが出来るかも知れない。
 


ブリッジ地区マップ
 
★マップ概要★
 その名のとおり、アスカトラの北地区と南地区を結ぶ橋の上に広がっている区域。地区のど真ん中にはサエルクという貴族の屋敷がデンと建っている。ファイブ・フラゴン亭とデロサーズ亭という二つの宿屋があり、南側にはヘルムの寺院もある。最近は奇妙な「皮剥ぎ」殺人が起きており、警務官が頭を悩ませているらしい。ショップは「商人広場」という店の集まりがあり、宿屋二つのうちデロサーズ亭ではアイテムも取り扱っている。治安は悪くないが、追いはぎは現れるので、町中を歩くときにも気は抜けない。
※カウルドウィザードに賄賂を支払っていない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
 
ショップの品揃えはこちら
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
 
◎地区に入るなり、アイギスフィールド警務官との会話が発生する
登場NPC:なし
≪ブリッジ地区≫
アイギスフィールド警務官
地区の入り口に立っている。
地区に入ると自動会話発生。話を聞くと、この町では奇妙な「皮剥ぎ」殺人が起きており、捜査を続けているもののあまり成果は上がっていないらしい。
協力を申し出てもよろしくとは言われないが、話を聞いたら調べてみる価値はあり。
話が終わってもそのままそこにいるので、もう一度話を聞くことも出来る。
市民
近づくと、市民達が地べたに転がっている死体を前に議論している。どうやら最近話題のギルド間抗争で殺されたシャドウシーフの死体らしい。抗争は酷くなる一方で、一般市民達はいつ巻き込まれるかと心配しているらしいことがわかる
空き地
テンプル地区のレディエントハート騎士団から受けられるクエストでここに来ることになる。テンプル地区より先にここを訪れた場合は、誰もいない
バルシス邸
カウンシル副議長のバルシスの家。入ると執事との会話が自動発生して、いつまでもいると敵対する。
たいしたアイテムはないので、特に入る必要はなし
鍵のかかっていない家
アイテムがいろいろあるので、いただくことをおすすめ
追いはぎ
皮剥ぎ事件を解決しての家から出てきたあとにここを通ると襲われる
EXP20
EXP1000×3
リードル
魚屋らしいが魚は買えず、皮剥ぎ殺人とギルド間抗争について聞ける
リードルの後ろにある、壁際のカゴからアイデンティファイのスクロール
ランパー
アイギスフィールド警務官が言っていた、皮剥ぎ殺人の目撃者の1人
話しかけると、何か拾ったことをほのめかすので、拾ったもの(風変わりな皮)を100Gで買い取ること
 
買ったものについては、の商人広場にいる「ベル・デルマーク」に見てもらうことが出来る
ファイブ・フラゴン亭
ロイヤル級まである宿屋
アイテム類の販売はしていない。地下に劇場があり、なかなかの人気らしい。
この宿屋の2階は、第3章で来ることになるので、その時に詳述
ここの地下劇場は、バードの本拠地クエスト発生場所
ローズ
アイギスフィールド警務官が言っていた、皮剥ぎ殺人の目撃者の1人
話しかけると、20G払えば話すと約束してくれる
お金を払って聞いたところ、彼女はフードの男を見たと言うことと、「グリル・ベリー」のような匂いを嗅いだという。もう一度嗅げばわかると言うローズのために、の商人広場にいる「ベル・デルマーク」の店でそれらしい匂いのするものを探すと、ただでもらうことが出来る。ローズのところに戻って嗅いでもらうと、ローズは「自分が嗅いだのはタンニンの匂いだ」と断言する
商人広場
ショップが3つほど集まっている青空市場
サエルク・ファラードの屋敷
のバルシス邸と同じく、中に入ると自動会話発生。立ち去らないと敵対。この家にはけっこうなアイテムがあるが、取れるかどうかは後日検証予定
なお、ここはアノメンの父親の宿敵の家なので、彼の固有クエストの流れによってはここに来ることになる。
皮なめし職人の家
皮なめし職人レジーク・ハイズマンの家
ベル・デルマークに、ランパーから買った皮の正体とタンニンの出所の心当たりを聞いたら、この家に踏み込むべし
入ると家の主レジークがいて、最初はすっとぼけているが証拠を突きつけると地下に逃げる
家の1階は特に何もないが、フロア奥のテーブルとカゴからアイテム少々
ポーション・オブ・リジェネレーション
ジェムなど
デロサーズ亭
ロイヤル級まである宿屋。アイテム販売もあり。
地上から入れる入口は宿屋の2階。そこには冒険者達がいるが、彼らに喧嘩を売るかどうかはお好みで。
ここの冒険者達は、物語後半に「リミテッドウィッシュ」というスペルで体験出来るちょっとした冒険に関わってくる人達なので、出来ればこの時点では手を出さないほうがお得
ただし、この傭兵達のヘッドである「デニス傭兵長」はブーメランダガー+2を持っているので、ここで手に入れたい場合は、毎度おなじみ「スリ」がおすすめ
このアイテムは本来、リミテッドウィッシュの冒険の報酬として受け取れるものだが、+2武器が役に立つのはゲーム序盤。ここで手に入れておいたほうが、有効活用出来るw
 
階段を下りると宿屋の亭主がいるが、ロイヤル級の部屋があるとは思えないような感じの悪さとぼろい宿。亭主からはギルド間抗争や殺人についての話が少し聞ける
品揃えはこちら
罠鍵つきの扉
罠も鍵も解除して中に入ろうとしても、入れない。ここに入るには「ローグストーン」が必要だが、実はここ、シャンガラーというメイジ(リッチ)の住処。彼らを倒せればかなりいいアイテムが手に入るが、この時点ではまったく歯が立たないので、取りあえずスルー。
チャレンジ時期は3章終盤がおすすめ
詳細は後日記載
罠つき扉
うっかり開けると即死(石化の罠)するので、必ずシーフに解除させること
ここは1階は普通の家だが、地下に降りるとリッチの墓がある。
マップ中央部にあるバカでかい棺桶にポインタをあてると「こ」の字に変わるのでクリック
マップ西側に現れるリッチを倒すとEXP22000
棺桶の中から「黄金の胴体」
これはアスカトラ市内にもう一つ、腕と足の骨があり、二つ揃ったらドック地区のとある場所に持っていくと、強力なデミリッチがよみがえる。
詳細については後日記載
※リッチは強力な防御呪文を唱え、さらにタイムストップでデーモンを召還したりするが、このレベル(全員lv10前後)でも、+1武器があればタコ殴りで倒せる
民家
グレイヴヤード地区で起きる生き埋め事件の続きが展開するのがこの場所
ヘルム寺院
品揃えはこちら
バブルとシャンクとカルボス
バブルという女性を巡り、シャンクとカルボスが争っている。
うんざりぎみのバブルを尻目に2人は激高して決闘を始めるが、どちらが勝ってもバブルは呆れて去っていく。特に主人公達が関わることはないので、高みの見物と言うことでw
廃屋
扉は鍵つき:EXP950
この時点で入っても誰もいない
壁に掛かっている絵に罠鍵 → 罠は解除不可、鍵は解除OK:EXP950
合計509G
シルバーネックレス
エンジェルスキンリング
 
絵の奥の棚
ポーション・オブ・インヴィジビリティ
ポーション・オブ・エキストラヒーリング×2
 
他の棚や本棚には特に何もない
 
ここにはテンプル地区で受けた、とあるクエストの流れで来ることになり、BG1のある人物と再会を果たすことになる
ミサス・クラッグムーン
ポーションを売っている。
品揃えはこちら
 
マップのファラジから話を聞いたら、ここに来て話を聞くと、いつものポーション販売の会話ではなく、違う選択肢が出る
1.殺人事件を調べていて、ファラジと話した
2.殺人事件の犯人があなただという噂がある
3.殺人事件の犯人はあなただ!ファラジが証言している
 
はファラジの名前が出てるが、では単なる噂として話しているにもかかわらず、からまでのどれを選んでも、次の会話は『ファラジが何を言ったか』という内容になっているのがイマヒトツ納得いかないところw
はかなり強い口調なので、クラッグムーンはいささか気色ばんで応答。それに対して、 
1.あなたが悪い魔女だと言った
2.あなたが魔女だと言った。それに対して何か言えるのか!?
 
内容はどちらも同じだが、のほうはいささか強く断定する口調になっている。ここではどちらを選んでもクラッグムーンの返事は同じ。当然ながら疑いを否定するクラッグムーンだが、彼女はなぜか主人公に対して、自分が魔女であることを明かしてしまう。それに対する選択肢
1.迷惑をかけた
2.なぜ私に話したのか
3.それでもあなたが犯人だ
 
では、話はここでお終い。を選んだときのみ日記が更新され、クラッグムーンは今回の事件とは関係がないようだと記載される。はけっこう不穏な選択肢だが、基本的にはどれを選んでもクラッグムーンはそこから動かず、次に話しかけると何事もなかったかのようにポーションが買える。
※会話の最後にクラッグムーンが『誰にも秘密がある。あんたならわかるだろう』と言う。主人公の出自を知っているかのような言葉に、ちょっぴりドキッ(^^;
ファラジ
マップのアイギスフィールド警務官の話の中に出てきた、『一番最近死体を発見した少年』。だが実は、事件には特に関係がない。
話しかけると『食べ物を買いたいからお金が欲しい』と、実に率直な要望が出るw
1.ゴールドを2枚あげる
2.質問に答えてくれたらゴールドを10枚
3.何もあげないけど力を貸して
 
で話を聞くのが一番無難。だと警戒される。だと何もしゃべってくれないが、ファラジはそこから動かないので、もう一度話しかければまた最初から話が出来る。
の会話の流れは同じだが、だとゴールドが2G減る。だとファラジはしゃべるだけしゃべってさっさと立ち去るので、10Gは減らないw
の場合、選択肢は2つ出るがどちらを選んでもOK。ファラジによると、彼が見つけた死体(=ビルヴァーじいさん)を殺したのは、クラッグムーン夫人だという。その根拠については、どうやら個人的な恨み臭いww
ファラジはクッキーを盗んだことがあり、それをクラッグムーンに見つかってお尻を叩かれたそうなので、その腹いせに『クラッグムーン夫人は魔女だ、彼女がビルヴァーを殺した』といい、あとは直接しゃべってくれと言い残して立ち去ってしまう。クラッグムーン夫人とは、マップのミサス・クラッグムーンのこと。さっそく行って話を聞くこと。
地区の出口
この地区に入るときはいつもに出るので、ここからは実質「出るだけ」
ファラジvsクラッグムーンのその後の展開
 この2人の証言について、それぞれと話をしただけでは特になんと言うこともないが、そのあとのアイギスフィールド警務官のところに戻って話しかけると(皮剥ぎ事件自体が解決していなくてもOK)会話の選択肢の中に、『小さな男の子と話したが、彼はクラッグムーンが犯人だと思っているらしい』と言う内容の選択肢が出るので、それを選ぶとアイギスフィールド警務官はどうやらクラッグムーンを『風変わりな老女』程度にしか認識していないことがわかる。
 次に出てくる選択肢2つのうち、を選べばもうこの話はお終い、を選ぶとクラッグムーンをメイジとして告発することになり、アイギスフィールド警務官は驚いてカウルドウィザードに連絡すると言い出す。この時点でのクラッグムーンは姿を消す。この会話、クラッグムーンを告発してもしなくても、事件が解決しないうちはまた同じ選択肢『小さな男の子と・・・』が出る。
 また、クラッグムーンを告発した場合、彼女が主人公達に刺客を送り込んでくるなどの展開があるらしいが、今のところ未検証。


 まったくもって薄気味悪い事件に遭遇したものだ。人の皮を生きたまま剥いで殺す・・・およそまともな神経ではとても出来そうにない恐ろしい殺人が、この町で起きていた。犯人を見つけてせっかく家まで踏み込んだというのに、残念ながら逃げられてしまった。だが、報告に戻った私達に、アイギスフィールド警務官は丁寧に頭を下げてくれた。
 
「犯人は我々が必ず追い詰める。ありがとう。」
 
 すっきりしないが、ひとまずこの町での殺人はもう起きないと見ていいだろう。次はラエリスの依頼を片付けなければ。
 
「でも妙な話だね。どうしてラエリスはそんなにジェムにこだわるんだろう。」
 
 エアリーが首をかしげた。
 
 彼女の劇団の看板俳優エルダリスは、彼の持つジェムを奪い取ろうとする強欲なウィザードによって拉致された、だからエルダリスとジェムを取り戻してほしい、これがラエリスから聞いた話だ。
 
「だってジェムなんかより仲間のほうが大事じゃないか。もしもサーカスの仲間がこんなことになったら、私なら・・・ううん、クァイルだって、ジェムなんてどうでもいいから仲間を無事に取り戻してくれって、絶対そう言うよ。ラエリスはおかしいよ!」
 
 確かに、ラエリスは異様なまでにそのジェムにこだわっている。それほど仲間が大事なら、ジェムなどくれてやればいいと、私も思うのだが・・・。
 
「何を考え込んでいるんだ?答は簡単さ!そんな強欲な悪党に、コイン1枚くれてやる必要はない!このミンスクとブーが見事取り戻してみせるぞ!その俳優も、ジェムも一緒にな!」
 
 皮剥ぎ事件の解決で、どうやら私達の名声がこの町の中で上がりつつあるらしい。ミンスクはすっかり気をよくしている。放っておいたら大声で自分達の名誉を叫びながら歩きそうだ。「クァイルの友人」が、どうも仲間の命を軽視しているように見えてエアリーは少し落ち込んでいたのだが、ミンスクの言葉で笑顔を取り戻した。
 
「そうだね。確かに、そんな卑劣な奴には何もくれてやる必要はないね。でもミンスク、これから行くのはテンプル地区だから、寺院がたくさんあるよ。静かにね。」
 
 少し前に、ミンスクはエアリーに「デジェマのためのウィッチ」になってくれるように頼み込み、エアリーが承諾していた。「ウィッチ」の言葉に、ミンスクはとても素直に従う。
 
 エルダリスの居場所を、ラエリス達は把握出来ていなかったようだが、彼を拉致したウィザードが下水道の奥にいるという情報だけは得ていた。それを聞いたエアリーが、下水道の入口ならテンプル地区にあると思うと教えてくれたのだ。
 
(寺院か・・・。)
 
 イェスリックとブランウェンに話を聞かせてもらったことが懐かしい。2人は今頃どうしているのだろう。今うちのパーティーにいるクレリックは、あの2人とは似ても似つかない短気で毒舌の過ぎるアノメンだが、やはり彼は修行を積んだクレリックだった。皮剥ぎ事件の時に、犯人の家の中で邪悪な気配にいち早く気づいたのがアノメンだ。もしも私がクレリックとして修行を積もうとしたら、自分の体の中に流れる邪悪な血をいつも感じながら生きていくことになるのだろうか。それとも神は、そんな人間でも救ってくれるんだろうか。テンプル地区にある寺院は、ヘルムとラサンダーとタロスだと聞いた。この町には他にもウォーキーンやイルメイターの寺院がある。そう言えばドック地区にはオグマの寺院もあると聞いた。オグマの寺院はキャンドルキープにもあったから、司祭には話を聞かせてもらったことがある。もっともその時は、あくびばかりして怒られていたっけ・・・。
 
「どうしたネ?コインでも踏んだのなら、黙って素早く拾うのがいいネ!」
 
 いつの間にか立ち止まっていた私の顔を覗き込みながらヨシモが言った言葉に、思わず笑い出した。
 
「なんでもないわ。さ、早いところ囚われの役者を助けに行きましょう。」
 
 過去を振り返ったところで、もうあの頃に戻ることは出来ない。今はただ、前だけを向いて歩いて行こう。
 

 
  テンプル地区  
 
 テンプル地区に着いた。もう少し静かな雰囲気を想像していたのだが、案外賑やかなものだ。でも、やはり何となく空気がちがう。下水道の入口はどこなんだろう。
 
「下水道の入口はもっと先だ。」
 
 アノメンがまるで私の心を読んだかのように応えたので、一瞬ぎくりとした。だが考えてみれば、私達がここに来たのは、エルダリスという役者が囚われている可能性のある、下水道への入口を捜すためだ。別にアノメンでなくたってそういうだろう・・・。
 
「すぐそこに見える入口がヘルム寺院、その向こう側にはラサンダーの寺院がある。あとここからは見えんが、もう少し奥に行くとタロスの寺院まである。私としてはそんなものはさっさと駆逐してほしいところだが、信者もいることだし、寺院の集まる場所にタロスの寺院だけがあってはならぬと言う理屈は通らぬからな。そう強くも言えないのが現状だ。」
 
 アノメンはあからさまに不満げな顔をしているが、だからといって、何が何でもタロスの寺院をこの地区から追い出したいと考えているわけでもなさそうだった。タロスと言うと「邪悪な神」程度の認識しかないが、その神を信じるか信じないかは人それぞれの自由だと、私は考えている。もちろん、私自身はそんな邪悪な神なんて信じたくはないけれど・・・
 
(邪悪という点では、バールだっていい勝負だものね・・・)
 
 どんな神であれ、私にはその神を邪悪だなどと言える立場にない・・・。
 
「普通の家はないの?」
 
 アノメンに尋ねた。タロスの話を出したあと、黙っている私を見てばつが悪そうにモジモジしていたアノメンは、少しだけほっとしたような顔をした。まさかこの男が私に気を使ったのだろうか。そんな気の利く人物ではないと思っていたけど。
 
「あ、ああ。住宅も少しはある。だが、ほんのわずかだ。寺院以外の施設としては、タロス寺院の前を過ぎて、今我々が立っている場所と反対側の場所に、我がレディエントハート騎士団の本部がある。一度くらいは見学してもらいたいものだ。」
 
「でも騎士団が私を受け入れてくれるとは思えないわ。そう言ったのはあなたでしょう?」
 
「そ、それは・・・その・・・あの時は些か気が立っていたのだ。そのことについてはあとで謝ったではないか。水に流してくれているものとばかり・・・。」
 
「別に怒って言ってるんじゃないわ。私のような血筋の人間を、騎士団が歓迎してくれるとは思えないだけよ。」
 
 別に騎士団だけじゃない。どこに行ったって、今では私のことが知れ渡っている。最初は知らなくても知った途端に手のひらを返す。自分の居場所など、見つけられるとは思えなかった。
 
「我がレディエントハート騎士団は公明正大だ。騎士団に身を置く者としては、今の言葉は聞き捨てならないところだが、それは騎士団に行って、自分の目で確かめてもらう以外にないだろう。とにかく、このアスカトラで足場を築きたいなら、挨拶の一つもしておいて損はないはずだ。」
 
「それもそうね・・・。」
 
 別に騎士になりたいわけじゃない。入れてくれと言ったら門前払いを食らうかも知れないけれど、挨拶くらいなら、確かにしておいても損はないだろう。
 
「それから、寺院も全部回ってみるのがいいだろうな。」
 
「どうして?」
 
 聞いてから思いだした。アノメンはヘルムのクレリックだったっけ・・・。
 
「前に言っていたではないか。クレリックとしてやっていきたい気持があると。クレリックになるつもりならば、どこかしらの寺院に所属しなければならぬ。どこを選ぶかはお前次第だが・・・。」
 
「あなたは何が何でもヘルムを勧めるかと思ったわ。」
 
「誰がどの神を信じるかなど、私がとやかく言うことではないからな。」
 
「そうね。お気遣いありがとう。あとで回ってみるわ。とにかく、下水道の入口を探しましょ。」
 
 少しつっけんどんだったかなと思ったが、私は先に立って歩き出した。クレリックとして・・・そうすることで救われるかも知れないと、ずっと考えていたのは確かだけど・・・なんとなく、この世の中で私を受け入れてくれる場所なんてないのじゃないか、いつまでたっても、どこまで行っても、この命ある限りさすらっていく以外にないのじゃないか・・・。
 
 この頃の私は、ずっとそんなことを考えてばかりいた・・・。
 


テンプル地区マップ
 
★マップ概要★
 ラサンダー、ヘルム、タロスの寺院がある地区。他の地区にも寺院はあるので特にここだけに集まっているわけではないが、ここではクレリックの本拠地クエストが受けられる。レディエント・ハート騎士団の本部があるせいか、他の地区のように物乞いなどはいず、比較的治安はいいらしいが、地上の穏やかさとは裏腹に、地下に広がる下水道にはならず者の集団や、怪しげなカルト教団がうごめいている。この地区には、スラム地区コパーコロネットで知り合うNPC、アノメンコーガンの固有クエストで訪れることになる場所もある。特にメインストーリーに関わってくることはないが、各寺院でも騎士団でもクエストを受けることが出来て、それなりの実入りがあるので、イモエン救出と経験値獲得のためには一巡りしたいところ。
 このあたりまでくると、時たまザコでも+つきの武器でないと倒せなかったりするので、+つきの武器は出来る限り持たせておくこと。最低でも前衛キャラ、出来れば全員分
※カウルドウィザードに賄賂を支払ってない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
 
ショップの品揃えはこちら
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
 
 ◎難易度の高いクエストが多いので、1度で回ろうとせず、何度か通うつもりでチャレンジするべし
登場NPC:ケルドーン、エルダリス → NPC一覧ページへ
 
≪テンプル地区≫
入口
この地区に入ったときにパーティーが立っている場所。どこから入ってもここに出る
ヘルム寺院
ヘルム神を祀る寺院
ある意味、この地区での活動の拠点となる場所。
ニュートラルクレリックの本拠地クエスト発生場所
ラサンダー寺院
暁の神ラサンダーを祀る寺院
グッドクレリックの本拠地クエスト発生場所
ガール
盲目の預言者。近づくと彼の演説を聴くイベントが自動発生。
ヘルムやラサンダーなど従来の神の教えをまやかしであると唱え、自身の信仰する「アンシーイングアイ」に帰依するよう、人々に呼びかけている。ちなみに彼の盲目は先天的なものではなく、アンシーイングアイの教えによって自ら目をくりぬいたため。
ガールの話は、一方的に聞くだけなので特に選択肢などは出ない。ガールの話が終わって人々が立ち去ると、テンプル地区マップBヘルム寺院のハイウォッチャー・オイシグが現れ、主人公達に「ヘルム寺院に来てくれ」と言い残して去っていく。
 
ガールの演説が終わったら
通常、演説のあとに登場するのは、上に書いたようにヘルム寺院のハイウォッチャー・オイシグだが、主人公のクラスがクレリックだった場合、ちょっと違う展開になる。
グッドアライメントのクレリックの場合
ハイモーンマスター・アーヴァルが登場して、ラサンダー寺院へ来てくれと言われる
ニュートラルアライメントの場合
ハイウォッチャー・オイシグが登場して、ヘルム寺院へ来てくれと言われる
イービルアライメントの場合
ストームヘラルド・ナラビールが登場して、タロス寺院にとっとと来いと言われる。
 
クレリック以外のクラスの場合は、どのクラスでもアライメントに関係なく、ヘルムのハイウォッチャー・オイシグが出てくる。
カルト教団クエストの詳細はこちらから
タロス寺院
タロスを祀る寺院
「破壊の神」だからなのかどうか、他の寺院と比べてかなりボロッちい
イービルクレリックの本拠地クエスト発生場所
下水道への入口
下水道マップaに繋がっている
下水道への入口
下水道マップbに繋がっている
レディエントハート騎士団本部
アノメンの所属する騎士団の本拠地。中に入るとライアン・トロウル卿からいくつかのクエストを受けられる。
パラディンの本拠地クエスト発生場所
ゲーリック
第2章ではいないが、章が進むとここでBG1のNPCゲーリックに会える。
騎士団の女性パラディンに愛をささやいているが、相手にされていない。相変わらずのへなちょこバード。
地区の出口
ここから他の地区へ移動出来る
警護された屋敷
サイオンと言う人物の屋敷らしいが、かなり物々しい屋敷。中に入ると当然怒られて戦闘になるが、ここの屋敷にいる冒険者の一人からはSoA中最強のカタナが手に入るので、3章までには訪れておきたいところ
詳細は後日記載
ピムリコ邸
ピムリコという人物の家。スラム地区マップEのコパーコロネットmにいるコーガンの固有クエストでこの屋敷に入ることになる。
地区の出口
ここから他の地区へ移動出来る


 何とか囚われの役者を救い出すことに成功したが・・・どう考えても、私達は体よく利用されたとしか思えない。メクラスはエルダリスを「シーフ」と罵っていた。あの美しいと言うより奇妙なジェムは、元々エルダリスのものではなかったのか?さっきからエアリーは一言もしゃべらない。彼女の心にも、疑惑が膨らんでいるらしい。心優しく、クァイルを尊敬して止まないエアリーにとって、そのクァイルの友人が自分達を利用してまんまとジェムを盗み出させ、あまつさえその持ち主を殺させたかも知れないなど、きっと受け入れがたいことなんだろうと思う。
 
「とにかく真相を突き止めましょう。ラエリスを問いたださなければならないわ。」
 
 ため息と共にジャヘイラが言った。ヘルムや騎士団からも仕事の依頼を受けていたが、私達はひとまずファイブ・フラゴン亭に戻ることにした。怪しげなカルト教団のことも気にはなるが・・・仕方ない。疑惑のタネは1つずつ、確実につぶしてから先に進みたい。
 
 囚われの役者を助けてファイブ・フラゴン亭に戻った私達は、ラエリス達を手助けすることになったのだが・・・ここで、飛んでもない事件に遭遇する羽目になってしまった。
 ファイブ・フラゴン亭に戻る
 プレイナー・プリズンクエストへ
 
 どうにか切り抜けてアスカトラに戻り、事の次第をクァイルに報告するために、ウォーキーンズプロムナードのサーカステントにやって来た。ラエリスのことは元々、クァイルから頼まれてしたことだ。クァイルはラエリスの直面していた危機に驚き、彼女達を救い出すためにプレイナー・プリズンまで私達が出掛けていったことを知って青ざめた。
 
「世話になったな。大分迷惑をかけてしまったようだ。」
 
 ため息と共に、クァイルはそう言って目を伏せた。
 
「そんなことないよ、クァイルおじさん。」
 
 エアリーはクァイルを慰めようと一生懸命だ。クァイルの友人であるラエリス・シャイは、実は異次元からやって来た人物で、しかも危険な敵に追われていた・・・。彼らの救出に一役買いはしたが、それも彼らがこの町にいた間だけのこと。今ではどこでどうしているのかわからない。クァイルは、図らずも私達とかわいいエアリーを大きな危険にさらしてしまったことで、大分精神的に参っているようだ。私達はサーカステントを出たが、エアリーがクァイルを心配していることは明らかだ。エアリーの魔法の腕には大分助けられてきて、これからもあてにしたいところだけれど、いずれは彼女をここに帰したほうがいいのかもしれない。
 
「さてアデル、そろそろドック地区に行ったほうがいいと思うけど、ドウネ?」
 
 ヨシモが言いだした。この男が自分からこんなことを言い出すのは、たいてい何かあるときだ。ほとんどの場合はヨシモにとっては都合のいい、そして私達にとってはあんまり関わり合いたくないことばかりなのだが・・・・。とは言え、そろそろ行かなければと思っていたのは私も同じだ。
 
 妙な連中と遭遇! → 地区移動間に遭遇する第一のパーティ
 ドック地区に向かった私達は、途中の路地裏で妙な連中に襲われた。どうも奴隷商人の残党らしい。なるほど、私達が奴隷商人の隠れ家を壊滅させたことで、彼らは職を失った。もちろん、この手の商売というものはいずれまた復活してしまうものではあるが、コパーコロネットという「優良な取引先」を失ったあの連中が、以前のように盛り返すことが出来るようになるのは大分先の話だろう。もっとも、そんなことは私達には関係ない。こんな薄汚い商売をしようなんて考える連中に、慈悲の心を持つ必要はない。
 
(ほんとに・・・?)
 
 突然心の奥で声が響く。
 
(本当は、殺しを楽しんでいる・・・?)
 
 違う・・・
 
(血しぶきを見ると心の奥から喜びが湧いてくる・・・?)
 
 違う!!!
 
 正義のためなんて偉そうなことを言うつもりはないけれど・・・無用な殺しなんて、いつだってしたくないのに・・・。
 

 
  ドック地区  
 
 ドック地区に入るなり、ヨシモからこの町の「顔役」についての話を聞かされた。リーナル・ブラッドスキャルプという物騒な名前のその男は、ドック地区を本拠地とするシャドウシーフの実力者だというのだ。ヨシモはどうやら彼らの縄張りを侵害したらしく、ぜひ私に挨拶に言ってほしいと言うことらしい。
 
「今あんたと一緒だから安全ヨ」
 
 その言葉にはいささか引っかかる物があるが、そもそも私はソードコーストにいる頃からシャドウシーフに見張られていた。ゲイランが紹介してくれると言っていた組織も、おそらくはシャドウシーフだろう。町の中で出会って思わず助けてしまったあのサンスキという男、あの男もシャドウシーフの一員だった。彼らを全面的に信用する気はないけれど、あの時サンスキを襲っていた薄気味悪い連中よりはまだ扱いやすい気がする。もちろん進んで交流を持ちたい相手ではないが、選択の余地は多分ないのだろうと思っている。
 
 隣で溜息が聞こえた。アノメンは最愛の妹の死からこっち、ずっとふさぎ込んでいる。無理もない。父親の元に残してきたかわいい妹が殺され、犯人の目星すら付いていない状況だと言うことを知ったのは、ついこの間だ。
 アノメン固有クエストへ
 
 復讐に燃えるアノメンの父親は、自分の宿敵が娘を殺したのだと決めつけた。だが、憎しみは憎しみを呼ぶだけ。私はアノメンに復讐を思いとどまるよう説得し、彼は聞き入れてくれた。こんな時には1度この町を離れるほうがいいのかとも思うが、シャドウシーフ達に会う前では、町を出られるかどうかわからない。
 


ドック地区マップ
 
★マップ概要★
 アスカトラの中で、スラムに匹敵するほど治安の悪い地区。普通に歩いていても、ならず者に襲われる。この地区はシャドウシーフに牛耳られており、兵士は何の力もないらしく、アムン兵も町の中を歩きたがらず詰所にこもっている。実に物騒な地区ではあるが、この地区は本筋クエストの発生場所であり、また、懐かしい顔との再会、そしてジャヘイラの固有クエストが発生する場所でもあるので、念入りに回ることをおすすめ。
 
※カウルドウィザードに賄賂を支払ってない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテムおよび重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
a〜bは鍵つき箱:中身はバトルアックス+1など
 
登場NPC:エドウィン → NPC一覧ページへ
 
≪ドック地区≫
出入口
他の地区から来た場合、どちらに出るかはその時によって違うので2箇所とも出入りがある。
最初にこの地区に来ると、ヨシモとの会話が発生。シャドウシーフギルドの「リーナル・ブラッドスキャルプ」という男に会いに行ったほうがいいとアドバイスしてくれるが、どうもなんか裏があるような・・・
物乞いと変な奴
最初にドック地区に入ったときは、エブロンと言う物乞いが借金を返せと言ってくる。何度目か出入りしているうちに、今度は妙な奴が襲ってくるが、特に戦闘にはならないのでどちらもスルーしてOK
アムン兵の詰所
部屋はいくつかあって、箱なども置かれているがほとんどろくな物はない。兵士達に話しかけると、この地区はシャドウシーフの縄張りで、兵士達はスリなどを恐れてい詰所にこもっているらしいことがわかる
民家
たいしたものはないが、その辺の箱を開けると衛兵が飛んでくるので、割りに合わない。罠解除や鍵開けだけなら問題ないので、EXPだけ稼ぐのをおすすめ
テンプル・オブ・オグマ
中に入るとすぐの場所にいる緑のローブ姿の人物がプリースト
品揃えはこちら
ジャハボームの店
男性主人公でジャヘイラと恋愛イベントを進めていた場合、ある程度の仲になると、この店でペンダントをプレゼントするイベントが起きる。ただし、ペンダント自体はイベント時のみ買えるものなので、通常店の品揃えには並んでいない
品揃えはこちら
ヴァリガーの家
ガバメント地区のカウンシル内部トルゲリアスからの依頼で探している人物の家。中に入るとヘルヴォという使用人がいるので、彼からヴァリガーの行方について聞き出すことが出来る
最初の選択肢は6つあるが、2を選ぶと怪しまれ、ヘルヴォは出て行ってしまう。また、5を選ぶと衛兵を呼ばれて戦闘になる。
アデル嬢の選択は1−2−2−1−1−1
その後家の中の探索を許可してもらって2階を調べること。コルサラ家の納税勧告書を手に入れてからもう一度ヘルヴォに話しかけると、もう少し詳しい事情が聞けて、ガバメント地区の「ラーシュ」という人物を探すことになる。ラーシュはガバメント地区のカウンシル内部にいる。
鍵つき箱は1階と2階にそれぞれ1箇所ずつ
EXP950×2
※ここでヘルヴォに怪しまれても、このあとのヴァリガー捜索には支障がないが、衛兵を呼ばれてしまうと後々の町中での探索に支障が出ることになる
プレベクの家
マップに入るためのイベントで行くことになる家。
狂ったクレリック
シリックのクレリックらしいが、出会い頭にシリックを信じろと詰め寄ってくる。会話の選択肢4つのうち、以外は戦闘。を選ぶと満足して去っていく。を選ぶとアノメンに説教されると言うおまけが付くw
倉庫
漁れる場所は4箇所。ダーツやアローなど、矢弾類のマジックアイテムとゴールド類少々
1箇所だけ鍵付き
EXP950
シャドウシーフギルド
前を通ると、門番が「ゲイランから聞いているから入れ」と声をかけてくる。3章以降本筋クエストが始まる場所だが、この時点では気楽に入って問題なし
シーバウンティ亭
階段を降りると1階、階段脇の入口から入ると2階に出る
ここではジャヘイラの固有クエストその1が起きる
デミリッチの家
強力なデミリッチ、カンガックスが眠る墓地がある家
アスカトラ市内の3箇所のリッチを倒して手に入る金の骨を集めるとよみがえる。とにかく強い、+5以上でないとダメージが入らない、インプリゾンメント対策が必要、と言うことで、トライするのは後半がおすすめ
メイヴァールのギルドホール
シャドウシーフギルドのリーナルから依頼されるクエストの遂行場所がここ
ここには仲間に出来るNPCのエドウィンがいるが、ある程度クエストをこなさないと仲間に出来ない
なお、このギルドホールの中にある店は、リーナルのクエスト終盤には利用できなくなるので、買いたいものがある場合はさっさと買っておくべし
 
シーフの本拠地クエストの遂行場所
クロムウェルの店
オーダー専門の武器屋なので、普通の品揃えはなし
船着場
マップメイヴァールのギルドホール地下に繋がっている。
ツァー
ドック地区に一度入ったあと、他の地区との往復中に起きるイベント(詳細は地区移動時の戦闘についての中の「ドック地区のイベントパーティー」参照のこと)でのお屋敷に来ることになるが、そのイベントのあとでここに現れる。モンタロンがのお屋敷に入ったまま出てこないので、救出してくれと依頼してくるが、仲間になることはなく、罠にはまって殺される。
スタッフスピア+2
ブレーサー・オブ・ディフェンスA.C.6
スローのスクロール
ヴァンピリックタッチのスクロール
フレンドのスクロール
ジェム類
イカートの店
目立たないけど、お店。
品揃えはこちら
ゲスラスの家
カウンシル・オブ・ザ・シックスのゲスラスが住んでいる。カウンシルに目をつけられたエドウィンから、ゲスラスを始末してくれと頼まれて、ここに来ることになる。
ガルヴァリーの屋敷
実はこの町のハーパー達の拠点。入口の前にいる男に話しかけても、あんたには関係ないと取り合ってもらえないが、地区移動間のイベントでここに来たあと、話が進む。
なお、この屋敷の入口の隣が、ジャヘイラをパーティーから外した場合の待機場所になっている。
ドック
3章以降シャドウシーフに協力することになった場合、ここに仕事で来ることになる。
詳細は後日記載
出入口
マップメイヴァールのギルドホール2階のから出るとここに出る
出入口
マップメイヴァールのギルドホール3階のから出るとここに出る
出入口
マップメイヴァールのギルドホール3階のから出るとここに出る


 私はハーパーという組織を、多少なりとも信頼していた。だが、それが信頼に値しないと、はっきりとわかった。ガルヴァリーは私を「手土産」に、自分の保身と出世を狙っていたのだ。何も知らずに仲間に従い、結局彼らを「裏切った」形になってしまったジャヘイラが気の毒でならない。あの場所にいたハーパー達は、みんな堕落していた。彼らの陰謀にはまる形で殺されたツァーとモンタロンもかわいそうだ。この地で再会したときのツァーの態度には確かに腹が立ったが、だからといってあんな殺され方をする謂われはなかったはずだ。
 
「まったくだネ!シャドウシーフのほうがまだ仁義ってものを心得ているヨ!」
 
 ヨシモにまで呆れられるとは、ハーパーも地に落ちたものだ。そんな連中にお尋ね者呼ばわりされるのは心外だが、仕方ない。とは言っても、無用な殺しはしたくない。ジャヘイラにとっては「同胞」なのだからなおさらだ。出来る限り、説得は試みるつもりでいる。
 
 それにしても、シャドウシーフギルドといい、ハーパーホールドと言い、飛んでもない連中の巣窟だ。やはりエアリーをクァイルの元に返したのは正解だったようだ。ミンスクはデジェマのウィッチであるエアリーについていったが、そのうちコパーコロネットに現れるだろう。とにかく今は、ドック地区の探索のために仲間に入れたエドウィンとコーガンのために、グレイヴヤード地区に探索に向かうことにしよう・・・。
 

 
  グレイヴヤード地区  
 
 グレイヴヤード地区は、この町の言わば共同墓地と言うことのようだ。思ったより明るかったし、人の行き来もあるが、死者を弔い、思い出をしのぶにふさわしく、とても静かだ。エドウィンとコーガンの行きたがっている場所は、どうやらこの地区の地下墓地らしい。墓荒らしのまねごとをさせられそうなのがどうにも気にかかるが、文句を言いながらも協力してくれている彼らのために、私達も多少は役に立たなければならないだろう。
 
「なんとも素晴らしい日だな。」
 
 こんな場所にいても、アノメンだけが妙に明るい。まあそれも理解できる。あれほどまでになりたがっていた騎士に、とうとうなれたのだから。
 アノメン固有クエスト2へ
 
 涙を呑んで妹の復讐を思いとどまったアノメンのつらい選択を、騎士団はしっかりと受け止めてくれた。アノメンは晴れて「アノメン卿」と呼ばれるようになり、騎士としての身分を保障された。騎士としての仕事もたくさんあるようだったが、私について旅をしている間はその仕事をしなくてもいいように取りはからってくれるという。破格の扱いを、アノメン自身は無邪気に喜んでいるが、実は騎士団がアノメンを私の監視役に据えたのではないかと、私は疑っている。もちろんアノメンはそんなことに気づいてもいないだろうけど。騎士として、おそらくアノメンは騎士団に様々な旅の記録を報告することだろう。胸を張って、すべてを包み隠さずに。騎士団は労せずして私の動向を、すべて把握することが出来ると言うわけだ。
 
「私がここまで来れたのはアデルのおかげだ。一刻も早く、アデルの妹殿を探し出さねばな。」
 
 満面の笑みでそう言ってくれるアノメンの言葉に、裏はないとわかっている。それに、騎士になれたことで、以前のような仲間達との小競り合いも少なくなった。まあ騎士になってから、私に対する気持の表し方があまりにも率直になりすぎて、時々居心地の悪い思いをするのだけど、ジャヘイラに言わせれば、それは私自身もアノメンに対して同じ気持を持ちつつあるからなのだという。そんなものを持ってみたところで、自分の運命から逃れる術などない。失うつらさを味わうくらいなら、何もなかったことにして素知らぬふりをしているべきかも知れないと思ったりもしている・・・。
 


グレイヴヤード地区マップ
 
★マップ概要★
 アスカトラの共同墓地。昼間は墓参りの人達が歩いているが、夜はほとんど誰もいない。いるのはおばけぐらい。夜来ると、ゲームの中の画面とわかっていても薄気味悪い。
 この地区にはコーガン、エドウィンの固有クエストの遂行場所があり、また、ファイター、バーバリアン、モンクの本拠地クエスト(デアルニス・キープ:スラム地区コパーコロネットにいるナリアから受けられる)の流れで来ることになる場所もあるなど、墓場とは言えクエストは多い。さらに夜にしか起きないクエストもあるので、昼と夜、それぞれの時間帯に来て、一巡りしてみること。なお、ガバメント地区で処刑させられそうになっていた、仲間に出来るNPCの一人ヴィコニアの待機場所がこの地区になっている。
マップ中黄緑色の1〜7は墓場
※カウルドウィザードに賄賂を支払ってない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと→この地区だけは例外との話があるが未検証
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテムおよび重要事項、赤太字はクエストアイテム、青文字は本拠地クエストに関する情報
 
登場NPC:なし
≪グレイヴヤード地区≫
出入口
昼間は誰もいないが、夜、15,000G以上のお金を持って地区に入ると、ヴァレンの女主人であるボーディが現れ、会話発生。
詳細はストーリーの分岐について参照のこと
プリースト・オブ・ラサンダーとリサ
昼間のみのクエスト
リサという女の子とを連れたラサンダーのプリーストがいて、親を亡くしたリサを引き取って育ててくれる人を捜している。主人公達にどうかと言われるが、さすがにそれは無理があるので、誰かを捜してみると言って、取りあえずその場の会話は終わる。
リサを育ててくれそうな人物はマップにいるカミル。詳細は参照
地下墓所
グレイヴヤード地区の地下に広がる墓所。NPCコーガンとエドウィンの固有クエストで訪れることになる場所。
お墓
昼間行くと、ハーフリングの夫婦がいる。彼らは息子のウェレンを殺されて、その子の墓参りに来ているらしい。話しかけても、「そっとして置いてくれ」と言われるのみ。
夜に同じ場所に行くと、殺されたウェレンの亡霊がいる。事情を聴くと、まだ小さな子供らしく、くまのぬいぐるみがなくて眠れないと言うので、彼を殺した犯人の元に行き、くまのぬいぐるみを取り返してくること。ウェレンは自分を殺した犯人の顔も名前も知っており、「コパーコロネットにいるリリニス」と教えてくれる。
 
ウェレンの亡霊から聞いた話を元に、スラム地区コパーコロネットのリリニスの元に行くこと。クエストを受ける前に話しかけた時には、「ゴースト」の話をちらりと話しただけで口をつぐんでしまったリリニスだが、ウェレンからのクエストを受けてから話しかけると、ゴーストについて突っ込んで聞くことが出来る。リリニスは今でもくまのぬいぐるみを持っているので、問いつめてそれを手に入れたあと、リリニスを許すか殺すかはお好みで。悪党なので特に名声値などには影響なし。
手に入れたくまのぬいぐるみをウェレンのもとに持っていくと、ウェレンは喜んで消えていく。
EXP15500
このクエストをクリアしたあと、昼間にここに来ると、ウェレンの両親が「あの子が安らかに眠れる」と喜んでいる。ウェレンはどうやら両親の夢枕に立ったらしい。
「幼い子供が強盗に殺される」という、なんともやりきれなさの残るクエストだが、ウェレンがせめて安らかに眠れるように手助けしたことで、少しだけ救われた気持になる
地下墓地への階段
マップ地下墓地1のに降りる階段
地下墓地への階段
マップ地下墓地1のに降りる階段
ネヴィンと叔父さん
ここに近づくと、ネヴィンという男が助けてくれと走り出てくる。話を聞くと、叔父の葬儀に出ていたが、途中で叔父がよみがえったというもの。会話が終わると、ネヴィンが走ってきた場所から、ゾンビになった叔父が現れる。叔父は葬儀について不満をぶちまけ、ネヴィンは、自分に何も残してくれなかったのに葬儀を出すだけありがたいと思えと罵り、どっちもどっち(^^;
この場合、ほぼ身内の争いなのでどちらも敵対はしない。主人公の選択肢は、ほっとくか、叔父ゾンビとネヴィンのどちらかに加勢するか。
 1.ほっとく場合
 叔父ゾンビがネヴィンを攻撃して殺してしまう。そのあとの叔父ゾンビの台詞は必見!ただし、あきれかえること間違いなしwww
 2.ネヴィンを助けた場合
 叔父ゾンビを殺してEXP1000
 ネヴィンが死んだ叔父の体に罵詈雑言を吐いて立ち去ってEXP6500
 3.叔父ゾンビを助けた場合
ネヴィンを攻撃して殺した場合、EXP14、名声−6(今回の検証は名声15の場合なので、20だともっと下がると思われる)いいことは何もなし。ほっといた場合と同じ叔父の台詞が聞けるので、やっぱり呆れること間違いなし( ̄▽ ̄;
 ※ネヴィンを助ける場合、叔父の攻撃でネヴィンがパニック状態になることがあるが、そうなると彼の最後の台詞が出ないのでEXPが入らない。なので、ネヴィンを助けるつもりなら、叔父ゾンビがネヴィンを攻撃し始めたときにすぐに動くこと。
酔っ払ったクレリック
プリースト・オブ・タロスが酔っ払っている。で叔父ゾンビが怒っていた飲んだくれのプリーストがどうやらこいつ( ̄▽ ̄;
ヴィコニア
ガバメント地区で助けたNPCのヴィコニアの待機場所がここ。
開かない扉
実はストーリーの分岐でボーディのギルドについた場合のギルドハウス入口。シャドウシーフ側についた場合、ここが開くのは6章以降
パラディンのカミル
最近息子を亡くしたパラディン。先にマップのプリースト・オブ・ラサンダーと話をしていると、会話の選択肢のあとのほうにリサの話が出る。今回は1−1−1−1と選んでリサの話をしてやり、リサを引き取って育てることが、守りきれなかった息子への償いになるのではないかと助言。
会話が終わるとカミルはのリサ達のところに歩いて行くので、必ずついていって最後まで見届けること
カミルがリサを引き取ると申し出て、リサが承諾したところでEXP3000
墓穴
最初にここの前を通ると、助けを求める声が聞こえるというメッセージが出る。穴に近づいてポインタをあてると「こ」の字に変わるので、そこでクリック。メッセージと共にティルダーと言う男が助け出される。
ティルダーは誘拐され、犯人は家族から身代金をせしめたあとティルダーを殴り倒して生き埋めにしたと言う。なんとも極悪非道な奴らである。
会話の選択肢は、犯人を見つけ出してやるというものの他に、守衛に頼め、関わりたくないというもの。今回は1−2−1−1−1でティルダーを生き埋めにした犯人を捜し出すことを約束して、彼が埋められるときに夢中で犯人の衣服から破りとったらしい、赤い布の切れ端を入手する。
EXP6500
発生クエスト:ティルダーを埋めた誘拐犯を捜す
ティルダーから聞いた話を元に、まずは近くにいる墓守からの証言を得る。墓守はマップのセスレ
※このクエストを引き受けると、エドウィンが文句を言い、アノメンは「自分達にふさわしくない」と愚痴る。
アライメントは正反対だけど、こいつら実は似たもの同士( ̄▽ ̄;
セスレ
墓守。のティルダー生き埋めに関わっている様子なので、問いつめて白状させるべし。
1−2−1−1−2−1で、犯人がどうやらブリッジ地区にいるらしいことを突き止めるが、最後の選択肢でセスレを殺すと言うのが出てくる。ただ、ここではどの選択肢を選んでも、セスレは慌てて逃げ去るので、実際に殺す展開にはならない。
続きはブリッジ地区
上層部への入口
この入口から入ると、に出る
下層部との出入口
Nから入るとここに出る。ここはファイター、モンク、バーバリアンの本拠地クエストで訪れることになる、デアルニス家の墓所。
詳細は本拠地クエスト掲載時に記載
出入口
他の地区への出入口
1〜7はすべて墓
 のクリプトキングはなかなか強いので、事前セーヴ必須!!
棺に鍵つき:EXP950
スタッフ・オブ・キュア
ジェムなど
スケルトンウォーリアー×2:EXP4000×2
ツーハンデッドソード+1×2
ゴールド他
棺に鍵つき:EXP950
38G、たまにスクロールなど
棺に鍵つき:EXP950
中身はたいしたものなし
※入り口に立っている人は何も言わないので気にしなくてOK
シャドーフィーンド×2:EXP2000×2
ミイラ:EXP3000
棺に鍵つき:EXP950
弾+2×3、ジェム
 
棺に鍵罠付き:EXP950+EXP2750
バトルアックス+2
奥の箱に鍵つき:EXP950
ゴールド、ジェム
クリプトキング:EXP15000
箱に鍵つき:EXP950
サモンフィーンドのスクロール
ナマラ+2(ロングソード+2)
エンジェルスキンリング
スケルトンウォーリアー:EXP4000
ツーハンデッドソード+1
テンサーズトランスフォーメーションのスクロール
ミイラ×2:EXP2000×2
棺にゴールド、ジェムなど
 
 


 墓場とは、死んだ人間を埋葬する場所だ。まさかそこに、生きた人間までも埋められているとは思わなかった。ティルダーを助け出した私達は、彼を生き埋めにすることに関わった墓守に話を聞き出し、そいつらがまた新たな犠牲者を出す前にブリッジ地区へと向かった。
生き埋め事件の犯人を追え!へ
 
 ティルダーをどうしても殺すことが出来ず、結局生きたまま埋めるという飛んでもないことをしでかしたアムーシという犯人の一味は、哀れにも首謀者のカミティスに殺されてしまった。私達はカミティスと手下のレティを追いかけて殺し、囚われの身となっていたエルゲア婦人を助け出した。エドウィンは彼女の身代金を自分達が代わりに受け取ろうなどと言いだしていたが、まったく愚かなことだ。この町でこれ以上目立つことなんてしたくない。グレイヴヤード地区の地下墓所でリッチに勝利してから、エドウィンはどんどん傲慢になっていく。
エドウィン固有クエストへ
 
 その考えとあの怪しげなネザースクロールが、彼の身をいずれ滅ぼすのではないかと、少し心配になる。
 

 
  シティゲート地区  
 
 そろそろ腰を上げようと思った。わけがわからないままに連れてこられたこのアスカトラで、イモエンは連れ去られた。その行方を突き止めるためには、まだまだお金を集めなければならない。私がずっと気になっていたのは、ガバメント地区で迷子になっていたディロンという子供の村だ。魔女に狙われていると怯えていたあの子は、今どうしているだろうか。
 
「ふん、魔女だと?そんなもの、この私にかかればひとひねりだ!」
 
 ウマルと呼ばれているその魔女を、みんな恐ろしがっているというのがエドウィンとしては気に入らないらしい。そんな得体の知れない魔女よりも、自分のほうがよほど偉大な魔法使いだと言いたいらしい。まあ自分のほしいものを手に入れるためにはリッチにまで喧嘩をふっかけるようなやつなんだから、無鉄砲という点では確かに恐ろしいと言えば言えるけど。でもそんなことをわざわざ言う必要はない。こんな時はうまく持ち上げて働いてもらうのが一番だ。イモエンならそんなの朝飯前なんだけど・・・。
 
「ウマルだかなんだか知らんが、報酬はあるんだろうな?ただ働きをする気はないぞ!?」
 
 コーガンがあくびをしながら言う。先日、グレイヴヤード地区の地下墓所で、以前の仲間に手柄を横取りされそうになって、コーガンは怒り心頭で彼らを追いかけて殺した。
コーガン固有クエストへ
 
 あれ以来、コーガンの覇気が少し薄れてきているような気がする。本当はお金より何より、戦いの場でこそ彼は真の喜びを感じるのだ。戦士として生きてきたコーガンに、斧を収めておとなしく暮らしていくことなんて出来やしないだろう。その考え方は理解できるけれど、私とは相容れないものだ。私は無用な戦いはしたくない。他人が言うほど粗暴でもなく、裏表のない気持のいいドワーフだと思うけど、いずれコーガンとは道を違えることになるかも知れない。そしてそのほうがいいのかもしれない。
 


シティゲート地区マップ
 
★マップ概要★
 アスカトラから最初に市外に出るときには、必ずここを通らなければならない。広さはそんなになくマップも小さいが、素通りするにはもったいない地区。昼と夜とでは起きるイベントが違う。
 ここを一度抜けて市外に出れば、あとはアスカトラのどこの地区からでも、市外に出ることが可能になる。
※カウルドウィザードに賄賂を支払ってない場合は、町の中でメイジスペルは使用しないこと
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテムおよび重要事項
 
登場NPC:なし
≪シティゲート地区≫
出入口
アスカトラの他の地区から入るとここに出る
フライディアン
トレードミートという都市の、ハイマーチャントの使いでアスカトラにやって来た男性。話しかけると、「手を貸そうか?でも実は自分が助けてほしい」と、動転している様子なのがわかる。1−1−2−1−3−1で話を聞いて彼の頼みを聞く展開になる。
※クエストを受ける選択肢は他にもあるが、今回アデル嬢はがっついて報酬の話を持ち出さずに、人助けをするという流れで選択
発生クエスト:トレードミートの動物事件
クルックド・クレーン
アイテム販売などはない普通の宿屋だが、イベントがあるので見ておくべし。また、宿屋の中になぜかリッチの墓があり、倒せれば強力なアイテムが手に入る
商人とハンジ
近づくと2人の言い争いが聞こえてきて、主人公が商人を助ける展開になる(戦闘はなし)。ただし、いつもいるとは限らない。どのタイミングで現れるのかは謎。
商人を助けてから話しかけると、手持ちの品を安く売ってくれるが1回こっきりなので、必要なものは忘れずに買っておくこと。
品揃えはこちら
市外への出口
市外への出口
兵士が警備している。
この地区に昼間、最初に入ったとき、兵士とバンドンという商人のやりとりが見られる。バンドンはどうやらヤバイ薬の運び人らしいが(見た目はどう見てもシーフ)、追求する兵士に賄賂を握らせてまんまと市内に薬を運び入れてしまう。この町の裏側が垣間見られる一コマ
バンドンとのやりとりのあと兵士に話しかけると、門を抜けると監視区域外だから気をつけろと言われる。


 私達はウマル・ヒルに向かって歩き出した。街道はよく整備されていて、のどかで美しい。ディロンはあれから無事に村に着いただろうか。だとすれば、私達の到着を待っているかも知れない。
 
「でもそんな恐ろしい事件を、いつまでもほっておくとも思えないわ。もしも誰かが解決してくれているなら、それはそれでいいことね。」
 
 ジャヘイラが言った。
 
「そうね・・・。それは何よりなんだけど・・・。」
 
 向かう先に、あまりいい予感がしない。こんな予感はたいてい当たるものだ。
 
「気にするな。お前まで暗い顔をしていたのでは不運を呼び込んでしまうぞ。」
 
 肩を叩いてそう言ってくれたのはアノメンだ。
 
 アスカトラを発つ前、成り行きで一晩一緒に過ごしてしまったけれど、それが果たしていいことだったのかどうか・・・。私などに関わって、これ以上誰かが命を落とすようなことになってほしくない。脳裏にサレヴォクの顔がちらつく。あの男を倒して、やっと平穏が取り戻せたと思ったのに、それがたとえつかの間でも仕方ないとは思っていたけど、次の災厄はあまりにも早く私の元にやって来てイモエンを連れ去ってしまった。今はイモエンを取り戻すためにこうして歩いているけれど、あのイレニカスという男がこのまま私をほっておいてくれるとは思えない。この地で出会った新たな仲間が、また私のせいで災厄に巻き込まれるなんて考えたくもないというのに・・・。


攻略TOPへ BG2トップへ 第2章アスカトラ市外へ ページトップへ