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 第1章 
 
 響き渡る爆発音、男達の怒号と叫び声が遠くから聞こえてくる。だが、私の前に立っている男には、まったく聞こえていないかのようだ。
 
「バールの子よ、お目覚めか。さらなる訓練の時間だ。」
 
 まるで本を読んでいるかのような抑揚のない声で男は言い、呪文を唱え始めた。途端に私の体の中を電撃が走りぬけ、気の遠くなるような痛みに思わず叫び声を上げた。そのたびに男は満足したようにうなずき『これほどの力が眠っていたとは』とうれしそうに言いながらまた呪文を唱える。『痛みは一時的なものだ、死に至ることはない』そう言われたところで痛みが和らぐわけではなく、何度も呪文を唱えられ、痛みで意識が飛びそうになる。だが、そうなると決まって、私の体の中で何かがうずき出す。まるで何かの力が外に出たがってうずうずしているような、奇妙な感覚だ。そうなるたびに男はますます満足げにうなずく。『もう少し、もう少しだ・・・』
 
 いつもなら、この『訓練』とやらは私が気を失うまで行われる。だがこの日はいつもと違っていた。誰か・・・いや、あれはなんだろう、何かがやって来て、『マスター』と呼びかけている・・・。マスターと呼ばれたその男は忌々しそうにうなずき、突然姿を消した。
 
 自分が今いる場所が、牢獄だと言うことだけはわかっていた。でも、どう見ても罪人を入れるためのものではない。悪趣味としか言いようのない鳥かごのような檻がずらりと並び、私はその一つに閉じ込められている。なぜ私はここにいるのだろう。なぜあの男は私を拷問するのだろう。『バールの子』とはいったい何で、なぜあの男が私をそう呼ぶのか、それを考えようとするたびに頭の中が激しく痛み、その痛みに負けて考えることをやめてしまう。そもそも私はいつからここにいるのか、それすらもわからない。今日来たばかりかも知れないし、ずっと前からいるのかも知れない。時折近くで誰かの叫び声が聞こえる。怒っているような男の声だが、何を言っているのかさえ、今の私の頭では理解出来ない。
 
 やっとのことで、さっきの拷問で受けた体の痛みが取れてきた。とにかくここから出なければ。私の意識があるうちにあの男が立ち去ったのは初めてなのだ。今行動を起こさなければ、私はこのままこの場所で殺されてしまうかも知れない。
 
「・・・アデル・・・?」
 
 立ち上がり、檻の扉を調べ始めたとき、誰かの声が聞こえた。聞き覚えのある、とても懐かしい声だった・・・。
 
 
  イレニカスダンジョン1階  
イレニカスダンジョン1階
 
★ダンジョン概要★
 
主人公の冒険はここから始まる。
マップ中赤小文字a〜hはザコ敵ポイント
ゴブリンは問題ないが、メフィットは種類によっていろいろな攻撃をかけてくるので要注意
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、および重要事項。
赤太字はクエストアイテム
各所で手に入るノーマル武器は、一通り全ての種類が揃っているので、パーティーメンバーに合わせて必要なものを選ぶべし。余ったものは持てるだけ持って進み、地上に出たら売り払ってお金にするもよし(文無しよりはましw)邪魔と言えば確かに邪魔なので置いてゆくもよし、プレイスタイルによってお好みで♪
なお、情報量の多い部屋についてのみ、別ページに詳細を記載
 
◎ゲームオープニングと共にオートイベント。主人公を拷問する謎の男が姿を消したあと戦闘が始まるが、その喧噪が途切れたときに主人公に救いの手が差しのべられる。
登場NPC:イモエン、ジャヘイラ、ミンスク → NPC一覧ページへ
≪イレニカスダンジョン1階≫
牢獄
主人公と仲間達が囚われている部屋。オートイベント後にイモエンがやってきて、主人公に話しかけてくる。選択肢はいろいろ出るが、どれを選んでもイモエンとは合流することになるので、プレイスタイルにあわせて選択肢を選んでいくだけでよし
オートイベントのあと、イモエンはBの部屋の扉を開けて主人公を助けにくる。イモエンが閉じ込められていた場所がどこなのかの疑問が残るが、ここでのツッコミは控えてw
ゴーレムの番人がいる部屋
当座のアイテム類が手に入る。ただしほとんどノーマル武器防具のみなので、丸腰よりはましという程度。
ライトニングメフィットの部屋
壁際の装置
 中央のランプのような装置がメフィット呼び寄せ装置。壁際にあるスイッチを操作することでメフィットが湧くのを止められる
 このスイッチにポインタをあてると「こ」の字型に変化するので、クリック。ただし、離れたところからでは操作出来ないので、1人がスイッチに近づき、他のメンバーは全員でメフィット退治
 スイッチを止めてEXP2000
 ライトニングメフィット:EXP420×出てきた数
アータッカの部屋
アータッカという名のジンが現れて、質問をしてくる。「答えない」と返事をして先に進むことも出来るが、答えればEXPと多少なりとも進むべきヒントをもらえるので、ここでは答えておくことをおすすめ。
選択肢は二つ → 「ボタンを押す」「ボタンを押さない」
正解は存在せず、どちらを選んでも得られるEXPは同じなので、プレイヤーのお好みで。ただし、「押す」場合はオーガメイジ一体(EXP650)と、「押さない」場合は、ギバーリング5〜6匹(EXP0)との戦闘になる。
※苦労するほどの戦闘ではありません
戦闘が終わるとアータッカは再び現れ「リーレヴを探せ」と言い残して消える。リーレヴはHの部屋にいる。
質問に答えてEXP3500
ゴーレムの部屋
目の見えないらしいゴーレムがいる
アイテムの入っている場所が多いので別ページに記載
人体実験室
大きな機械に繋がれた水槽が多数ある部屋。各水槽にポインタをあてると、「?」となるものと「こ」の形になるものに別れる。
「?」の場合はメッセージが出るが、「こ」の字の水槽のメッセージを見るには、Hの部屋のイベントをこなして、「エナジーセル」を手に入れること
ゴーレム格納室
レッサークレイゴーレムが2体。この時点で敵対はしていないが、実はダンジョン後半Rの部屋の警備をしているので、ここでさっさと倒しておくほうが吉。
一発叩いて敵対させ、総攻撃で一体ずつ倒す。
EXP2000×2
リーレヴの部屋
アータッカが教えてくれたリーレヴがここにいる。
図書室
メフィットやゴブリンがいるので迂闊に踏み込まないよう注意。
西側と東側の本棚いくつかからアイテム
イリッチの部屋
デュエルガーと呼ばれる、ドワーフの中でも邪悪な種族のイリッチがいる。当然戦闘なので、部屋に近づく前にセーヴ必須&迂闊に突撃しないこと
エア・エレメンタルプレーンへの扉
ここを開けるためにはPの部屋にある「エア・エレメンタルの像」が必要
Lの罠
 赤枠だけではなく、中も赤く染められたことで、BG1よりも見やすくなっている
 罠解除:EXP1750
キャンビオンの部屋
キャンビオンは最初無敵状態なので、部屋の中央にある機械を2回クリックして動作を停止(作動?)させるとダメージが入るようになる
EXP6000 バスタードソード+1
オチューの部屋
下水道などに生息すると言われるオチューがいる
オチュー EXP650 ワンド・オブ・フロストキー
ポータルのある部屋
次の階へ向かうためのポータルがあるが、作動させるためにはRの部屋で拾える「ポータルキー」が必要
ゴブリン×6
2ヶ所の樽にファイアーボールのスクロール アーマーのスクロール 弾など
罠のある部屋
罠だらけの部屋。お宝もいっぱいなので、慎重に行動していただくものはいただくべし。
ドライアドの森
ドライアドが3人立っている。周りには木が生い茂り、さわやかな空間のようだが、実はドライアド達はこのダンジョンの持ち主に捕えられている。
イレニカスの妻の部屋
ドライアド達が「彼女の部屋」と言っているのがこの部屋のことだが、本当にイレニカスに妻がいたのかについては、物語の後半明らかに。
ポータルの部屋
Oと同じ、2階へのポータルがある部屋。OとS、どちらを通っても2階の同じ場所に出るので、プレイスタイル、攻略手順によってお好みの場所からポータルを使ってOK。


 イモエンとの再会で、霧がかかっていたようだった頭の中が大分すっきりしてきた。そして「バールの子」が自分であることも、ここに来るまでに自分がどこにいたかも思い出すことが出来た。だが・・・なぜここで拷問をされる羽目になっているのか、それだけはどうしてもわからない。イモエンと同じくやっと再会出来たジャヘイラとミンスクに聞いてみたが、ふたりとも特に暴力は受けてないようだった。どうやらひどい拷問を受けていたのはイモエンと私だけらしい。
 
「あの男は、何かの力とか何とか言っていたわ。でも何で私が・・・」
 
 イモエンが不安げに呟いた。イモエンのこんな顔は初めて見る。いつだって明るく逞しく、私の不安をぬぐい去ってくれていたイモエンだが、この酷い状況で、その表情に翳りが見え始めていた。
 
「とにかく、ここを脱出しましょう。カリードも探さなければね。」
 
 行ける場所にはすべて行ってみたつもりだったが、カリードはいなかった。ジャヘイラの表情には不安と疲労が色濃く見え始め、傍で見ていてつらくなるほどだ。ドライアド達の助言で、移動のためのポータルを作動させることが出来るキーを見つけた私達は、何があるかわからない「次の場所」へと向かった。きっとそこに仲間がいると信じて・・・。
 
  イレニカスダンジョン2階  
イレニカスダンジョン2階
 
★ダンジョン概要★
 
マップ中赤文字は敵ポイント
1階よりもゴブリンの姿が少なくなり、アサシンの姿が増えてくる。ずっと行われているらしい戦闘は、どうやらアサシンとこのダンジョンの主との戦いらしい。拾えるアイテムはスクロールやポーションがメインで、ノーマル、マジックに関わらず、武器防具はあまり拾えなくなる。なお、スクロールはイモエンに覚えさせることで経験値が稼げるが、イモエンはこのダンジョン脱出直後にパーティーを離脱するので、経験値を今焦って稼がず、このあとに仲間にする予定のメイジのためにとっておくというのもあり。ただしその場合、インベントリはそれなりに食う覚悟で。
 
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、赤太字はクエストアイテム
 
◎2階についた途端にオートイベントでヨシモとの出会いになる。
登場NPC:ヨシモ → NPC一覧ページへ
≪イレニカスダンジョン2階≫
ポータルの部屋
1階OとSの部屋にあるポータルを、どちらからくぐってもここに出る。
出るとすぐに新NPCヨシモとの会話が発生するので、会話の内容をいろいろ見たい場合、ポータルをくぐったときのオートセーヴを利用するか、事前にクイックセーヴをしておくことをおすすめ。
選択肢3−3−1で、ヨシモがこの階のことを少し教えてくれる。
 
ここでのやりとりでは、ヨシモを仲間にするかしないかでジャヘイラとミンスクがそれぞれ意見を言うが、ふたりの意見が対照的なのが、彼らの性格をよく表している。
ポータル左側の箱にホールドパーソンのスクロール
メフィットポータルの部屋
扉を開けると部屋右側の壁にずらりと並んだポータルから、メフィットが湧いてくる。それぞれ属性の違う攻撃を一斉に繰り出されるとかなり厳しいので、湧いたメフィットをパーティーメンバーが倒しているうちに、攻撃力のある前衛がポータルをすべて壊すこと。
クローンの部屋
ダンジョン1階にあったのと同じような水槽が並ぶ部屋。その中でアサシンとその水槽の中から逃げだしたらしいクローンが戦っている。
最初はどちらも敵対していないので、黙って見ているとアサシンが倒され、クローンと主人公との会話発生
どうやらクローンは主人公を「マスター(イレニカス)」と間違えているらしい。クローン自身が「彼女に似せて作られた」と自分のことを言うので、イレニカスは自分の妻のクローンを作ろうとしていたらしいことがわかる。
クローンは錯乱状態らしく、何を言っても無駄なので結局戦闘。魔法に注意
クローン:EXP1250 
ワンド・オブ・ミサイルキー
部屋の入口近くの樽からパールネックレス
部屋の奥の樽からファイアーボールのスクロール
アサシンとメフィット
アサシン:EXP750
メフィット:EXP420
Eの罠
 罠解除:EXP1750
大広間
中央のカーペットの模様に合わせた罠が6ヶ所。実はこの模様、微妙にわかりにくい(^^;
通常の罠解除では解除不可
右側の柱
 
フロア右側の柱に秘密があるので、ここまでに集めた「ワンド・オブ・○○キー」を一人のキャラに6本すべて持たせ、フロアの中央を歩かずに柱を手前から順番にクリックしていくと、解除出来る。
解除するたびに柱に差し込んであったワンドを外すことになるので、各種ワンドが手に入る。ただしチャージはそれぞれ1回程度
 
 
ワンド・オブ・マジックミサイル
ワンド・オブ・フロスト
ワンド・オブ・ファイアー
ワンド・オブ・サモニング
ワンド・オブ・ライトニング
ワンド・オブ・クラウドキル
 
中央のフロアに立つデュエルガー:EXP420×2
罠があることを知りながら引っかかる間抜けなので、その前に倒さないと経験値が入らないw
偶像
見慣れない神をかたどった神像
リング・オブ・プロテクション+1
アサシンvsヴァンパイア
この場所にはアイテム類は一切なし、アサシン達は勝手に戦っているので、このフロアは無視しても問題なし。いったん足を踏み入れると追いかけてこられるので、無視するなら最初から入らずに先に進むべし
ただし、ここのヴァンパイアをうまく倒せれば、EXP8000が手に入るので、チャレンジする価値はあり。
戦う場合は事前セーヴで。
エナジードレインに気をつけながら、遠距離で倒すのがおすすめ。早いところ倒さないと先にアサシンの魔法で倒されてしまう。そうなると経験値は入らないので、倒すならソッコー突撃、無視するなら部屋ごとスルーで。
デュエルガーの鍛冶場
手前の部屋にはゴブリンが何体かいるが、アイテム類は奥の部屋にあるのみ
フレネダンの部屋
フレネダンと名乗るオッサンが閉じ込められている。
アサシン
主人公達をイレニカスの仲間と間違えて攻撃してくる。違うと言っても信じてくれないので戦闘。最初に話しかけてきた奴がメイジなので、一番先に倒すべし。また、戦闘開始後、インヴィジでパーティーの中程に現れるアサシンがいるので、HPの少ないキャラが狙われないよう注意。
アサシンメイジ:EXP1000
アサシン:EXP750×2
地上への出口
ここまでたどり着けば、地上はもうすぐ。出た途端にしばらくオートイベントが続くので、ここで通常セーヴのデータを残すことをおすすめ。
※オートセーブはかかりますが、オートセーブのデータは書き換えられてしまいますからね。兎にも角にもこまめの通常セーブは必須です!


地上への出口オートムービー
 
 これ以上酷い状況なんてないと思っていたのに、もっと酷いことが起きようとは・・・。やっとの思いで暗い地下を脱出した私達の前に現れたのは、イモエンと私を拷問したあの「イレニカス」だった。しかも、怒りに任せてイモエンがイレニカスに魔法で攻撃し、イレニカスが応戦した瞬間、現れた灰色のローブの集団に、二人とも連れ去られてしまった!魔法を使ってはいけない?この世に魔法使いなんて数え切れないほど溢れているというのに!キャンドルキープでは魔法使いは尊敬されていた。ソードコーストでは魔法使い達がたくさん歩いていたし、その誰もが自由に魔法を使っていた。私達はここがどこかもわからない、あの「イレニカス」に無理矢理連れてこられただけなのに、あの男の巻き添えを食ってイモエンは連れ去られてしまったのだ・・・。こんな時、いつも話を聞いてくれたダイナヘールはもういない。カリードを失って悲嘆にくれるジャヘイラにはとても相談出来ない。ミンスクはイモエンを連れ去った連中のあとを追うと息巻いてるし、今のところはそれをヨシモが何とかなだめていてくれる状況だ。あの灰色のローブの集団は何者で、イモエンはどこに連れて行かれたのか・・・何一つわからない。私は・・・私はこれから、一体どうすればいいのだろう・・・。
 

 
  ウォーキーンズプロムナード  
 
 今いる場所がアムンのアスカトラという街で、私達が立っているこの場所はウォーキーンズプロムナードいう、商人達が集う場所なのだと教えてくれたのは、どうやらイレニカスと私達とのやりとりを見ていたらしい、若い貴族の女性だった。気品に満ちた物腰だが、他の貴族達と違うのは、私達を見下したような態度をとらないことだ。とても感じのいい女性で、さっき現れた灰色ローブの集団が「カウルドウィザード」という、アムンでの魔法使用を独占している集団だと言うことも教えてもらえた。無断で魔法を使えば捕えられ、どこかに連れて行かれるという。そしてもう一つ、私達が地上に出たときにイレニカスと戦っていた連中は、シャドウシーフの一員ではないかと言うことだ。シャドウシーフと言えば、確かフサムがその組織に属していたはずだ。サレヴォクに濡れ衣を着せられたおかげで、酷い目に遭っているとこぼしていた。サレヴォクの件は片づいてはいるが、あのあと彼等がどうなったのかはわからない。
 
 貴族の女性に礼を言って、とにかく私達はこの場所を離れることにした。街の一角がものの見事に破壊され、がれきが飛び散り、酷いありさまだ。怪我人が出てないといいのだけど。たとえ見も知らぬ人でも、私のために誰かが傷つけられたり、命が失われたりするのはもうごめんだ。
 
「やっぱりアスカトラか。俺が捕まってからそんなに時間が過ぎてないみたいネ。アデル、このウォーキーンズプロムナードってのはネ、たいていのものが揃う場所ダヨ、ただし、先立つものは当然必要ネ。」
 
 ヨシモはニッと笑って、指をコインの形に丸めて見せた。いささか重い思いはしたが、イレニカスの牢獄から、私達は持てるだけのアイテムを持って出てきていた。近くの店でそれらを売り払うと、みんなで食事をしたり、贅沢をしなければ宿屋にも泊まれる程度のお金にはなった。
 
「アスカトラは「シティ・オブ・コイン」と呼ばれるだけあって、たいていのことはお金で片が付くのよ。それがいいことだとは思わないけど、仕事を見つけて少しでも稼いでおかないと、イモエンを探す手立ても、仲間を集める手立てもないと思うわ。」
 
 ジャヘイラが辺りを見回しながら言った。
 
「取りあえず歩いてみるのがいいネ。ただ立っていても、金貨1枚拾えやしないヨ。」
 
 まずは仕事探しだ。出来ることなら、殺しや盗みなどと言う物騒な仕事ではなく、人助けが出来る仕事があれば言うことはないのだけど・・・。


ウォーキーンズプロムナードマップ
 
★マップ概要★
 
この時点で「行方不明」となっている交易や商業の神「ウォーキーン」の名を冠する地区。
様々な商店が軒を連ね、中央の広場ではサーカスが興行をするなど、活気に満ちている。特に元冒険者のライバルドがひらいた「アドベンチャーマート」は、他の商店と一線を画する豪華な品揃え。ただし価格も豪華。
攻略記事中、太字はマジックアイテム&お役立ちアイテム、および重要事項。
赤太字はクエストアイテム
 
キミドリ字a〜gは商店 → 商店紹介ページへ
 
この地区からアスカトラ市内の他の地区に行く場合、最初はスラム地区にしか行けない。
市外に出る場合、ウォッチャーズキープ(拡張シナリオ「スロウン・オブ・バール」で追加されるダンジョン)のみには移動可能。ただし、やめておいた方が無難
 
◎イレニカスダンジョンから外に出たあとオートイベントが続く
登場NPC:エアリー(サーカステントクエスト) → NPC一覧ページへ
≪ウォーキーンズプロムナード≫
破壊された門
主人公と仲間達が外に出たときにはすでにこの状態。中央にイレニカスが立っている。
地上に出たパーティーが立っている場所
ここからオートイベント
Aの場所にイレニカスがいてシーフ姿の男達と戦っていたが、シーフ達は全滅。その後イモエンと口論となり、イモエンがイレニカスに魔法を使い、イレニカスが応戦したところで灰色のローブ集団登場。
イレニカスはローブ集団を4人殺してしまうが、また新手が現れる。イレニカスは「もう時間がない、その娘(イモエン)と一緒なら投降してやる」と偉そうに言い、イレニカスと一緒に囚われることを嫌がって怯えるイモエンと共に、灰色のローブ集団に連れ去られる。
ここで各キャラごとにEXP34500
 
この時、イモエンの持ち物はすべて(イレニカスダンジョン1階のポータルキーは除く)他のパーティーメンバーのインベントリに自動的に入るが、メンバーのインベントリがいっぱいだと、イモエンが立っていた場所の地面に落ちているので、忘れずにTABキーでチェックすること
ローブ集団の持ち物はスタッフのみだが、シーフ達のレザーアーマーなどは多少なりとも換金可能。適当にかき集めて近場の店に売れば、宿代くらいにはなる。
ベス女侯爵
門が破壊されたあとの一部始終を見ていたらしい、貴族の女性。柔らかい物腰で主人公達にいろいろと教えてくれるので、イモエンを連れ去った謎の集団や、イレニカスと戦っていたシーフ達について多少情報が得られる。また、仲間を捜したければスラム地区マップEのコパーコロネットがいいのではないかと教えてくれる。
ミスレスト・イン
ロイヤル級まである宿屋。
デン・オブ・ザ・セブンベールズ
1階は普通の宿屋。貴族級までの部屋がある
2階ではガラの悪い冒険家達が何やら悪だくみをしている。
サーカステント
興行中のサーカステント。だが様子がおかしい。
中に入る前に、Gのギランという少年に話しかけておくこと。
ギラン
母親と一緒にサーカスを見に来た少年。母親が先にテントに入ったが、それっきり出てこないと泣いているので、ここは一つ「様子を見てきてあげる」となだめてあげましょう。
ここで少年の話を聞くと、ミンスクの台詞発生
母親を見つけたあとで話しかけるとEXP2500
アムン兵
異変が起きたサーカステントの入口を警備している。この日の朝サーカスに入った観客が誰も出てこなくなり、調べに入った者達も誰1人戻ってこないと言う話。
問題の解決に手を貸すと申し出ても「警告はしたから入りたきゃ勝手にしろ」的な言いぐさ。
サーカステントをクリア後に話しかけると、すごく感謝されて名声+1
フェアガス
サーカスの猛獣使いだが、どう見ても小心者。仕事をさぼって(本人曰く休憩時間に)テントの外に出てから、何かがおかしくなったと怯えている。
サーカステントクリア後に話しかけると、喜んでテントに戻っていく。
※特にEXPなどはなし
サーンドの家
NPCとして登場するサーンドの住んでいた家。今はもう誰も住んでいないらしい。
サーンドがパーティーにいる場合は、固有クエストでここに来ることになる。
フェネシアの家
サーンドの家の乳母だったというフェネシアが住んでいる。ここもサーンドの固有クエストで訪れることになるので、サーンドを入れる予定がない場合は特に何もない。
ベルミン・ガーガス
エルフを目の仇にする男。
敵対こそしないものの、エルフやハーフエルフをボロッくそのケチョンケチョン。
※何かのクエストに関わっていたはずですが、記憶が霧の彼方なので判明次第訂正w
ウォーキーンズプロムナードから他の地区へ行くための出口
ただし、マップ端でポインタが車輪の形に変わればどこからでも出ることは出来る。
鉱石商人のジェリア
通常は売買出来ない
あるクエストを受けることで、ここに来ることになる
ウォーキーンズプロムナードの正門
ウォーキーンズプロムナードから他の地区へ行くための出口
ただし、マップ端でポインタが車輪の形に変わればどこからでも出ることは出来る。
a:イルメイター寺院
b:ヘスの店
c:ガローン・ザ・ブックキーパーの店
d:アドベンチャーマート
e:エンジの店
f:武具職人/矢羽根職人の店
g:マヒールの武器屋
h:出口付近の武器屋
i:ミラの店


 本当なら楽しいはずのサーカステントで私達が見たものは、バカにされ笑われていたノームの復讐劇だった。どんな理由があろうと、あのノームは越えてはならない一線を越えてしまった。大勢の人々が殺されてしまったが、あのギランという少年の母親と、サーカスで働くエアリーというエルフの娘を助け出せたことは大きな収穫だったと言っていいだろう。それにしてもまあ・・・あのクァイルと再会することになろうとは!
 
 バルダーズゲートで出会ったときは、いかにも信用出来ないお調子者にしか見えなかったが、今ではすっかり落ち着いて、頼れる団長になっているようだ。クァイルから託されたエアリーを、私達は仲間にくわえた。有翼のエルフ、アヴァリエルだが、悲しいことに翼を失ってしまったという。でもエアリーはとても明るくて優しい。サーカステントを地獄に変えたカラーをも、「どうしても憎めないんだ」という。そんな優しいエアリーは、イモエンを探すという危険な仕事を、快く引き受けてくれた。この街にも信じられる仲間はいる。そう思うとまた勇気が湧いてきた。
 
 イモエン・・・
 
 あんな奴と一緒に連れ去られて、今頃どれほど心細い思いでいることだろう。待っててね。必ずあなたを助け出すから!
 


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