ドック地区マップ Kのシャドウシーフギルドでは、リーナル・ブラッドスキャルプからの依頼をクリアすると10,500Gという大金が手に入る。アスカトラ市内からまったく外に出ていなくても、この時点で所持金が「15,000G」を越える場合が多い。しかし、ゲイラン・ベールが要求しているのは20,000G。あと5,000G貯めればと勢い込んで外に出ると、どこからともなくシーフ姿の女が現れる。
彼女の名前は「ヴァレン」
本当に忽然と姿を現すので、ゲーム画面で見ていても薄気味悪く思えるほど。彼女は主人公に「自分の女主人に会ってくれれば、あなたの抱えている問題を解決するための案を提示できる」と言い、しかもそのための報酬は、ゲイラン・ベールが要求したより安い「15,000G」でいいと言う。これはなかなか心動かされる話。ヴァレンは1度会話が終了するといなくなってしまうので、聞きたいことがあれば全部聞いておくこと。
この時点でヴァレンの申し出を断っても、ヴァレンはとにかく会いに行ってくれと言って立ち去るので、結局は会いに行くことになる。その女主人に会うには 夜、グレイヴヤード地区に行くこと
ヴァレンが立ち去ったあと、入れ違いでゲイラン・ベールの甥であるブラスが現れる。そして「条件を甘くするから早まった決断をする前に会いに来い」という、ゲイランからの伝言を伝えてくれる。まるでたった今出会ったヴァレンとの会話を、聞いていたかのようなゲイランの伝言。これは、主人公の行動がすべて監視されていると言うことの裏付けに他ならない。
ここで、集まったお金を持ってどちらの側につくか、主人公は決断を迫られることになるが、「まだしばらくはのんびり探索したい」と考えている場合は、 取りあえずどちらにも会いに行かないか、手持ちのお金を使って15,000G未満にしておくこと。なので、ヴァレンに出会ったあと、 お金を持った状態でうっかり、夜グレイヴヤード地区に出掛けてしまうことのないよう、分岐フラグ(=ヴァレン現る)が立ったあとの行動は慎重にw
では、お金を持った状態でどちら側につくのか、いよいよ決めなければならなくなったとき、どうするべきか?
どちら側につくか、すでに決めている場合、特に両方と話をする必要はないので、決めている方にだけ行ってお金を渡せばそれでOK。でも「取りあえず話だけでも聞いてみたい」と思ったら、まずは夜、 グレイヴヤード地区に出掛けてみることをオススメ。ただし、1度会話が発生したら決断を先延ばしには出来ないので、 事前セーヴは必須!
ヴァレンに言われたとおりに夜、 グレイヴヤード地区に出掛けた場合、地区に入るとすぐの場所( グレイヴヤード地区A)で自動的に会話が発生する。そこにいたのはヴァレンの女主人「ボーディ」。一目で見てすぐにわかる、 彼女はヴァンパイアだった!?
※ここでの会話の選択肢をいろいろ試したい場合は、地区に入る前にセーヴをしておくこと。
なんとヴァレンの女主人とは、ヴァンパイア。シャドウシーフのライバルギルドとはヴァンパイアのギルドだったのだ!
なるほど、町中でシャドウシーフとイザコザを起こしていた薄気味悪い連中のことも、どこからともなく突然現れたヴァレンの存在も、彼らがヴァンパイアならば、それですべてのことに合点がいく。しかし、少なくともボーディの主人公に対する態度は実に柔らかい。そして主人公に接近してきているゲイランの言う組織、つまりシャドウシーフギルドが、実に油断のならない組織であること、主人公は彼らに常に見張られていることや、自分達も主人公を常に監視していたことも隠さず教えてくれる。そして何より、ボーディは主人公が一番知りたがっている情報である「イモエンの行方」について突き止められると約束し、そのために必要なゴールドはヴァレンが言っていたとおり、「15,000G」でいいという。
さてどうする?
返事を延ばすことは出来ないので、この場でボーディの申し出を受けるか断るか決めなければならない。どちらを選んでもそこそこ経験値が入り、フトコロもあったかくなる。
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