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第五章4

大都市バルダーズゲート2


バルダーズゲート西地区
バルダーズゲート西地区マップ
 
 
≪バルダーズゲート西地区≫
 
 ロスアンダークエスト、東地区エルフソング亭で請け負ったドロボウクエストで訪れることになる地区。地区に最初に入ったときに話しかけてくるダンという元商人からは、セブンサンズや商人協会についての情報が聞ける。
 
 
A:ヴァルチ・ロアリングホーン
 この近くを通ると話しかけてくる。選択肢3以外は依頼を引き受ける選択肢になるので、プレイスタイルによってお好みで。今回は用心して4。引き受けるとヴァルチがマップCの家に案内してくれる。中に入るとトレメイン・ベルディアがいて、ヴァルチとの会話。その後主人公達に事情を説明してくれる。それによると、ヴァルチと友達のカッソンがアンバーリーの司祭をからかって遊んでいたところ、彼女達が怒り出してカッソンを殺し、死体を持ち去ったとのこと。いやはや大人げないのー(^^;。カッソンはトレメインの息子で、トレメインはティモラの司祭なのでティモラに救済を求めたが、寺院の司祭達は手を貸してくれない、自分で何とかするしかないので、カッソンの死体を取り戻してきてほしいと言う話。カッソンの死体は南地区のウォータークィーンズハウスのジャランサ・ミストミールが持っているが、彼女に直接死体引き渡し交渉をすると2000G要求されるので、まずは応対に出てくれるヒラのプリーステスに頼んで、テンヤを呼び出してもらう。ただし、ここでテンヤを呼ぶ選択肢が出るのは、橋マップで彼女を助けていた場合のみと思われる。
 
◎テンヤとの会話
 1−素直にカッソンの死体を返してくれる
 2−返してくれるけどバカにされる
 3−返してくれるけど見下される
 選択肢1を選んだときと、2〜3を選んだときでは日記に記載される内容が違う。1の場合は、以前のテンヤとの出会いを思いやって主人公はわりとテンヤに同情的。2〜3を選ぶと、テンヤがアンバーリー寺院の統治者だったという内容が書かれている。
 
 死体を手に入れたら、トレメインのところに戻り話しかけると死体を返すことになる。もう一度トレメインに話しかけるとイベントが進み、カッソン復活。トレメインにこってり説教され、べそをかきながら退場。その後ヴァルチに話しかけるとEXP5000 2000G ラージシールド+1対ミサイル+4「シールド・オブ・フォーリングスター」
 ※この時のヴァルチの会話は誤訳なのかちょっと変(笑)
 
 
B:ダン
 元商人だそうで、セブンサンズや商人協会の情報を教えてくれる。敵意はないので素直に聞いておくべし。彼はこのあたりをウロウロしているので、地区内の違う場所で出会う可能性もあり。
 
C:ヴァルチの家(?)
 この家の中でヴァルチクエストが進行する
 
D:フェンテンの家
 アンクヘッグの殻をひとつ250Gで買ってくれる。ベレゴストの鍛冶屋同様、いくつ持っていても一度にもらえるお金は一個分なので、複数持っている場合はまず足下に置いて、一個ずつ拾って話しかけること。この家に来るには、西地区より南側にある地区からしか来れない。城壁で遮られていてこの家から直接北側の施設には行けないので、北側の施設に行く場合は、いったん北西地区、北地区などに移動し、そこから西地区に入ること。
 
 
施設&クエスト案内
 
◎レディースホール
 ティモラを祭る寺院。南地区のウォータークィーンズハウスにいるジャランサがほしがっている「ブック・オブ・ウィズダム」を持っている司祭がいるのがここ。
 中に入ると2人の司祭がいる。
 
 男性の司祭:チャンサラス・ウルヴライト
 本を持っている人物。話しかけると選択肢は3つ。1と2は通常の寺院で受けられるサービスの話なので、まずは3。
  次の選択肢1で500G払う、2で死んでもいいから本をくれとなるが、2の場合は話しかけたキャラ(主人公でなくても可)のカリスマ値が13以上ないと信じてもらえない。
 女性の司祭:アグネシア
 南地区のゴーラクが言っていたのがこの司祭のこと。彼の言うケレフの頭蓋骨をここに持ってきた場合は、彼女に話しかけること。
 
☆ロスアンダークエストその後の展開☆
 ブック・オブ・ウィズダムを手に入れたら、南地区のウォータークィーンズハウスへ戻り、ジャランサに本を渡して巻物をもらう。この時いくつか会話の選択肢が出るが、素直に本を渡して巻物をもらってOK。
 巻物を手に入れたら、南東地区のブレードアンドスターズ2階に行き、ロスアンダーに話しかけると巻物と引き換えに解毒ポーションの半分がもらえる。残りの半分を持っているのはマレック本人で、彼は北東地区のブラッシングマーメイドにいるという話を聞けるので、決着をつけるべくブラッシングマーメイドへ向かうこと。入口右側の奥に2階への階段があるので(薄暗いのでわかりにくい)上に上がるとカジノがあり、その奥にマレックが立っている。こちらから話しかけない限りイベントは進まないので、まずは入念に前準備。また、ロウランタンの中などと同様、一般人がまわりにたくさんいるので、範囲魔法は使わないこと。
 マレックに話しかけるとEXP10000 毒浄化 その後マレックと戦闘
 マレック:EXP650 ポーション・オブ・マスターシーフ、ポーション・オブ・フリーダム、マレックの解毒ポーション、201G、ダガー+2「ゴーレムの心臓:ハート・オブ・ザ・ゴーレム」、イーグルボウ(BG1に出てくるショートボウの中では最強)
 長かったロスアンダークエストはこれにて一件落着♪
 
◎ホール・オブ・ワンダーズ
 博物館。ハイホール・オブ・ワンダーズとは内部で繋がっている。
 
ホール・オブ・ワンダーズ内部
ホール・オブ・ワンダーズ内部マップ
 
 a〜e:展示物
  aとeは何もなし。bにスターサファイア、cにローグストーン、dにテル・ア・スコープ。
 
 d:テル・ア・スコープ
  東マップエルフソング亭のブレブリックがほしがっているものがこれ。博物館の中は警備員がたくさんいるので、取りあえず昼来たときにカギを一通り開けておき、実際に盗むのは夜にすること。
 
 f:アローラ(NPC)
  ハーフリングのシーフ。夜しかいない。夜行くと話しかけてくる。その後何度か話しかけているうちに仲間になる選択肢が出るので、パーティーに入れる場合はそこで入れる。
アローラキャラデータ
 
※テル・ア・スコープを盗み出せ!
 昼間の博物館は警備が厳重なので、まずは上に書いたようにカギだけは一通り開けておく。カギ開けだけならまったくとがめられないので、夜の盗みの時間を短縮できる。シーフによる盗みの場合、アイテム欄を空けておく、ハイド失敗に備えてインヴィジポーションを持たせるなどの前準備が必要なのは今までの盗みと同じ。夜になってから来るとアローラがいて話しかけてくるので、まずはどの箱にも手をつけないうちにアローラとの会話を発生させておくこと(ひとつでも箱を開けると警備兵が飛んでくるため)。いったん会話が発生するとアローラはテル・ア・スコープの入っている箱の隣に移動するのだが、箱の中身をいただくにはアローラの位置からでないととることが出来ない。つまりアローラは実に邪魔(笑)。そこで、仲間に入れるつもりがなくても、いったん仲間に入れて外に連れ出し、一人になってから改めて中のお宝を余すところなくいただくのがベスト。箱を開けるごとに警備兵は増えてくるので、ハイドしながら一通り取るものを取って、姿を消したまま悠々と入口から出るべし。
 
☆ブレブリッククエストその後の展開☆
 エルフソング亭に戻り、ブレブリックにテル・ア・スコープを渡すとEXP5500、500G、報酬上乗せを要求していた場合は、さらにワンド・オブ・ライトニング
 
 
 g:ブラスレン
  昼間しかいない。話しかけると中をいろいろと案内してくれる。最後に質問を受け付けてくれるので、出てくる項目を順に聞いておくといろいろとわかることがある。
 
 h:ベランド
  昼間しかいない。入場料を取っているらしいが、払わなくても入って見学することが出来る。
 
 i:ハイホール・オブ・ワンダーズへの入口。
  ハイホール・オブ・ワンダーズへは、ここからしか入ることが出来ない。
 
◎ハイホール・オブ・ワンダーズ
 ホール・オブ・ワンダーズの中からしか入れない寺院。通常の寺院と同じサービスが受けられる。中に入るとバードらしき男が話しかけてくるが、適当に受け流してOK。
 
◎レージファーストの家
 中央地区でレディ・ハンナが怒っていた人物。力のあるメイジだが、最近ニンフを捕えているという噂。ここには北地区のラマジスから受けられるクエストで来ることになる。
 
 ※1ラマジスからクエストを受けないで入った場合
 中に入るとニンフのアベラとレージファーストの会話になる。その後主人公達に気づいたレージファーストは怒って話しかけてくる。人んちにいきなりカギをあけて入ったんだから当然かも(笑)
 1.選択肢2−2−1−2でレージファーストの説得に成功し、アベラを森に返すことに。
 アベラに感謝されてニンフの髪をもらえ、EXP2000
 2.その他の選択肢はすべて戦闘
 レージファースト:EXP2000 ナーヴェズローヴ、ワンド・オブ・パラリゼーション、アミュレット・オブ・プロテクション+1。その後アベラに話しかけると彼女を森に帰すことになるので、アベラからの報酬は上と同じ。
 
 ※2ラマジスからクエストを受けていた場合
 中に入るとアベラとレージファーストの会話発生までは同じ。その後の主人公達との会話に、ラマジス関連の選択肢が増える。主人公達は、この場でアベラを解放するか、ラマジスのところに連れて行くかを決めて選択肢を選んでいくこと。ラマジス関連の選択肢を選んだ場合、どうやってもレージファーストの説得は失敗し、戦闘となる。アベラは絶望し、投げやりになって主人公達に投降する。この後の展開は北地区に記載。
 
※ニンフの髪の毛について
 アベラからもらえるニンフの髪の毛を持って、東地区ソーサラスサンドリーズのハルバゼール・ドリンに話しかけると、それを譲ってくれという話になる。
 選択肢1−500Gで売却
 選択肢2−3でニンフのクロークを編んでもらうことになり、髪の毛と100Gが減ってニンフのクロークゲット(CHA+2)
 選択肢3−ハルバゼールが怒るが、そのあと話しかけるとまた同じ話になる。
 つまりニンフの髪を持った状態ではソーサラスサンドリーズの店が利用できなくなるので、ニンフの髪を手放したくない場合は荷物置き場に入れるか地面に置くかしてから、ハルバゼールに話しかけること。
 ここでハルバゼールからニンフのクロークをすり、さらに髪は500Gで売却するという手もあり。
 


 マレックは声も立てずに倒れた。その身体は何度か痙攣し、すぐに動かなくなった。私達は彼の荷物をあさり、解毒剤を見つけてそれぞれ飲み干した。この男と出会ってからずっと感じていた頭痛やめまい、それに吐き気がすぅっと消えていった。まわりにいたカジノの客達もディーラーも見て見ぬふりをしている。ここでの刃傷沙汰なんてよくあることなんだろう。ついでに彼の荷物を全部拾い集め、そのまま出てきた。帰り際にカジノの支配人らしき男に金を握らせ、死体の処理を頼んだ。
 
「まったくやっかいな奴だったのぉ。」
 
 イェスリックがため息と共につぶやいた。まったくだ。こんなことをいつまでも続けていられない。そろそろフレイミングフィストのスカールに頼まれた仕事をこなすべきかも知れない。その成果を手みやげに訪ねれば、アイアンスロウンについてもう少し詳しいことがわかるだろう。
 


バルダーズゲート南西地区
バルダーズゲート南西地区マップ
 
≪バルダーズゲート南西地区≫
 
 クエスト満載。フレイミングフィストの本拠地がある。
 
A:ラオーラ・アックスハンド
 フレイミング・フィストの一員。一応女性。セブンサンズをクリアして外に出ると話しかけてくる。「さらなる問題を起こす前にスカールに会いに行け」と言われる。「こちとらそのスカールから依頼されて動いてるんでい!」と言いたいところだがそういった選択肢はなし(笑)
 推測としては、スカールに会わずにここをクリアした場合を想定して登場するはずだったNPCと思われる。その後スカールに会わないでゲート内に入ることはなくなったが、NPCだけがそのまま残った・・・そんなところかな〜♪
※あくまで推測なので、本当かどうかは知りません(^^;
 
B:アルデス・サシェンスター
 クロークウッド1でドルイドのセニヤドから助けた狩り好きの男。話しかけると相談事を持ち込まれる。
 選択肢1で話を聞くことに。2で断ることになるが、アルデスは動かないのでまた話しかければ請け負える。1のあと2−2−1でアルデスの頼みを受けることになる。ここで断るよりは受けたほうがいいことがあるので、ドンと受けることをおすすめ。
 
C:謎の家1
 入るなりスーニンと言うメイジが盗人呼ばわりしてくる。ケンカを売ると仲間を呼び戦闘。
 スーニン:EXP2000 ファイアーボール、ヴァンピリックタッチのスクロール、リング・オブ・ウィザードリィ、ローブ・オブ・エレクトリカルレジスタンス
 ※BG1では、リング・オブ・ウィザードリィを両手の指にはめることも可能。もちろん効果は倍(^^)
 マカ:EXP1300 ピアーシングアロー、39G
 ジョウラー:EXP1200 ロングソード+1、64G
 
D:ティアックス(NPC)
 ノームのクレリック/シーフ。シリックの信者らしく、主人公達との出会いをシリックのお告げという、かなりアブナそうな奴。
ティアックスキャラデータ
 ※ちょっとイッちゃってるふうなので、使ったことはありません(^^;
 
E:謎の家2
 カギをあけて入るとワイヴェンがいて、有り金をよこせと脅してくる。金を渡すを選択するとこっちが一文無しに。それ以外は戦闘。
 ワイヴェン:EXP900 プロテクション・フロム・ノーマルミサイル、ゴーストアーマーのスクロール、ショートソード+1、ポーション・オブ・マスターシーフ
 サース:EXP300 49G、アロー・オブ・ファイアー
 ミーキン:EXP300 49G、アロー・オブ・ファイアー
 ディルク:EXP300 49G、アロー+1
 
F:立ち話をしている人々
 ここにいる2人のうちの西側の女性から、最初に話しかけたときだけ南地区のゴーラクの話が少し聞ける。
 
G:スカール
 スカールからの依頼をすべてこなしたあと、スカールはフレイミングフィストの中からここに移動する。ここにいるスカールに話しかけると本筋が進むので、ほかの地区の探索が残っている場合最後に回すことをおすすめ。
 
☆:下水道への入口
 スカールから受けられる二つめのクエストに向かうには、この入口から入るのが便利。
 
 
施設&クエスト案内
 
◎イエ・オールデ・イン
 中に入るとなぜかグリーンスライムが大量発生している。バーテンダーが早く逃げろと言うが彼もスライムの餌食に。助かった客に話を聞くと、ラマジスがバーテンと話しているうちに怒りだし、スライムを召還したとのこと。ラマジスってのは飛んでもない奴らしいことがうかがえるエピソード。
 
◎雑貨屋1〜3
 それぞれポーション、ノーマル武器などを売っている店。
 
◎武器屋
 ノーマル武器を売っている。
 
◎宿屋
 中に入るとファンダリンが出てきて、ここにいてもいい、と言うようなことを言われる。イービルパーティーだと襲いかかると攻略本に書いてあるが、イービルパーティーは動かしたことがないので未検証
 
◎フレイミングフィスト
 バルダーズゲートを束ねる大公の一人、エルタン大公が率いる傭兵団の本拠地。
 
フレイミングフィスト1階内部
フレイミングフィスト内部マップ
 
 a:スカール
  中に入るとこの位置にいる。セブンサンズのクエストを終わらせると、下水道の探索クエストがもらえる。
 
 b:ディロス
  フレイミングフィストの一員。最初は横柄だが、スカールに会いに来たというと手のひらを返して丁寧になる。
 
 c:ファーガス
  フレイミングフィストの一員。彼女から手紙が届いて、もうすぐ帰ってくるので(どっか行ってたらしい)プレゼントにエンジェルスキンリングがいいかなあと、仕事中だというのに彼女へのプレゼントで頭がいっぱいの恋する若者。もう一度話しかけて手持ちのエンジェルスキンリングを渡すと、EXP800 名声+1
 このあとファーガスは主人公達に感謝し、仕事を探しているならスカールに自分の名前を言えと言ってくれる。
 ここで主人公達が渡したリングは、今までの冒険で拾ったもののひとつ。売り払っていた場合は、店に戻って買い戻して渡してもOK。しかしどっかから拾ってきたリングを本当にプレゼントにするのだろうか・・・・ガストとかが持ってた奴だったらどうするのだろう(^^;
 
 d:フレイミングフィストの一員
  階段を警護しているらしい。
 
 e:階段
  ここからエルタン大公の部屋に行ける。外にいるスカールと話をした場合、ここを上がってエルタン大公に会うことになるので、それまでは気にしないでOK。
 
◎セブンサンズ
 橋マップでフレイミングフィストのスカールから依頼されたクエストの遂行場所
 中に入るとイベントが発生し、商人が話しかけてくる。
 
※セブンサンズクエスト
 
 1.商人が話しかけてくるので、1−1か2−2、3−2のどれかを選ぶと日記が更新される。この時点で一度フレイミングフィストにスカールを尋ね、事の次第を報告すると引き続きの調査を頼まれる。早く話を進めたい場合は調査を断ってアイアンスロウンの話をしたいというと、スカールはマップGの位置に移動するが、ここでの調査を完遂すると次にもう一つ別な依頼をされることになり、経験値もお金もかなり入るので、ここはひとつ、はやる気持ちをぐっとこらえつつ、セブンサンズの調査を続行するのが吉。
 途中経過報告時の選択肢
 2−2で調査続行 EXP5000 2000G
 2−1で調査打ち切り EXP5000 4000G
 ここを読んで「お、報酬多いじゃ〜ん」などと目先の欲につられて調査を打ち切らないこと(^^;。続行した方が絶対お得♪
 
 2.セブンサンズに戻り、その辺にいる商人に話しかける。話しかける。話しかける。ぼろを出すまでしつこく話しかけると商人達は正体を現し、ドッペルゲンガーとなるのですべて倒す。次に2階に行き、2階のドッペルゲンガーも全部倒してから1階に戻り、西側の入口から地下へ向かうと、そこにもドッペルゲンガー。そいつを倒してから、奥にいる人に話しかけると、それがセブンサンズの元締めであるはずのジャッソがいる。
 会話の選択肢1で今回の事件の事情が聞ける。ジャッソが去ったあと、地下の武器庫や鍵付きのチェストなどからアイテム類。
 武器庫からスピア+1
 鍵付きチェストから368G、ジェム類、ポーション・オブ・ヒルジャイアントストレングス、ワンド・オブ・マジックミサイル、プロテクション・フロム・アンデッド、プロテクション・フロム・エレクトリシティのスクロール
 ※勝手にとっても衛兵は来ませんのでゆっくりどうぞ♪
 
☆その後の展開☆
 このあとフレイミングフィストに戻り、スカールに調査の報告をしてEXP2000 4000G、名声+2。さらに次の仕事の依頼(下水道の探索)が来るが、ここで「アイアンスロウンの〜」を選ぶとスカールはマップGに移動。でももったいないので受けておくこと。
 
♪セブンサンズクエスト一気解決のススメ♪
 セブンサンズのクエストでは、まず内部を探ってスカールに報告、また戻ってジャッソを助け出してから報告と、セブンサンズとフレイミングフィストの間を何度も往復することになる。プレイヤー本人が歩くならば日頃の運動不足解消にもなるが、キャラがいくら歩いてもプレイヤーは疲れて面倒になるだけなので、ここは一気に解決に持ち込み、さらに報酬だけは何度も歩いたのと同じだけいただきたいところ。そこで内部を探ったあと戻らず、そのままあたりの商人達の正体を暴き、ドッペルゲンガーを全部倒してジャッソを助け出すまで一気にやってしまう。その後スカールの元に戻り、正直に「全部解決済み」と言ってしまったらアウト!ここからが駆け引き(笑)
 まずは情報を小出しにすること。会話の選択肢2−2で、さも内部の様子を探ったのみにとどめ、一度戻ることにする。この時点で上記の調査続行時と同じ報酬と経験値が入る。そのあとすぐにスカールに話しかけ、今度は「全部解決済み」と報告すると、上記解決時の報酬と経験値がもらえて、すぐに次の仕事(下水道の探索)に移れる。
 
 
◎商人協会
 アルデス・サシェンスターが運営する組織。アルデスのクエストを受けた場合しか入ることが出来ない。
 
※商人協会のクエスト
 最近アルデスの仲間の様子がおかしいので、自分の幼なじみという設定で主人公達に商人協会内部を探ってほしいと言うもの。
 
商人協会1階
商人協会1階マップ
 
 a:守衛2人
  アルデスについて中に入ると、守衛がいる。話しかけると守衛の司令官であるブランディラーに会ったほうがいいのではとアドバイスしてくれる。
 
 b:アーレントリー
  最近おかしいと言われているアルデスの仲間の一人。話しかけると、3階でアルデスの誕生日のパーティーをするのでぜひ来てくれと言われる。断る選択肢を選ぶと、なおもアーレントリーは来てくれと念を押し、日記が更新される。
 
 c:商人
  だいたいこのあたりに一人。フロアにはほかにもいる。話しかけると、最近アルデスの仲間のゾールとアーレントリーがおかしいという話が聞ける。どうすればいいかと尋ねると、2階にあるゾールの部屋を調べてはどうかと言われる。
 
 d:2階への階段
 
商人協会2階
商人協会2階マップ
 
 a:アルデス
  2階に上がったら、まずはアルデスにアーレントリーから聞いたパーティーの話を尋ねる。アルデスは知らないと言い、ブランディラーに話を聞く選択肢が出る
 
 b:ブランディラー
  守衛達の司令官。信用できる相手なので、正体を正直に言ってもOK。協力して調査しようと持ちかけられるので、ここは受けておくべし。
 
 c:ゾール
  最近おかしいと言われているアルデスの仲間のもう一人のほう。敵もさるもので会話の選択肢1−1でデブロンを知らないようなそぶりを見せると疑われる。1−2か1−3が無難。
 
 d:バーテンダー
  最近ボス達がおかしくて酒を仕入れてくれないとこぼす。
 
 e:ゾールの机
  鍵付きなのでシーフで開けること。中の手紙をもってブランディラーの元へ戻り、彼に手紙を見せる。ここにいたってゾール達がシェイプシフターだったことが明らかになり、ブランディラーから、シェイプシフターをすべて倒すよう依頼される。ここでゾールが変身をといて正体を現す。あとは1階と2階で姿を現したシェイプシフターをすべて倒してブランディラーに報告すると、彼は大変喜び、アルデスに報告するよう言われる。
  アルデスに報告してEXP5000 500G、バスタードソード+1対シェイプシフター+3「コンダール」
 
 f:台所にいるコック
  話しかけると怒られるので中には入らない方が無難(笑)
 
 g:3階への階段
  3階には行かなくても商人協会のクエストはクリア可能。3階にはそれなりの数シェイプシフターがいるので、経験値と多少のお宝は手に入る。
 


バルダーズゲート下水道
 
スカールの話によると、最近何人もの人々が消えている。下水道が怪しいので、町の東側を見回り、下水道の入口を見つけて探索してくれという話。東地区の下水道入口を見つけて入ってもいいが、今回はフレイミングフィストのある南西地区から降りることに。前金で300Gもらっているので、それでポーションなどを購入して準備を整えるもよし。


下水道1
バルダーズゲート下水道1マップ
 
下水道1
 
a:アイアンスロウンの地下に通じている
 うっかり入り込むと守衛に見つかるので「買ったものを見ている」と返事をするとやり過ごせる
 ※イービルプレイでもない限り、この時点でアイアンスロウンに喧嘩を売っても意味なしなので、慎重に対応すること
 
b:アンダーセラーズ北側eへ
 北東地区ブラッシングマーメイドの地下にある売春宿「アンダーセラーズ」北側の出口に出る。ここには北西地区のサブクエストと、7章のメインクエストで訪れることになる
 
c:北西地区fへ
 
d:北西地区eへ
 
e:下水道2のaへ
 
f:北西地区dへ
 
g:北西地区cへ
 
h:南西地区eへ
 フレイミング・フィスト西側の裏手
 
i:南西地区fへ
 
j:北西地区bへ
 エンタール・シルバーシールド公の屋敷門近く
 
k:北西地区aへ
 ラエルタとルイーズの家前
 
l:南西地区☆へ
 ここは、「下水道はこんなところから入るんだよ」の一例として☆マークにしたと思われますが、マーク自体に特に深い意味はありません
 
m:西地区aへ
 
n:シュランプシャ・ザ・スーアキング
 会話の選択肢で、運命に立ち向かう選択肢を選ぶと追い払えるが、面倒なので叩き斬った方が早い(^^;
 シュランプシャ・ザ・スーアキング:EXP2500 
 下水の住人:EXP65×2、EXP650×2 その他スクロールなど
 
 ほかに「シュヴァーツシェ」というシュランプシャ・ザ・スーアキングに全身緑色にされたという男が出てくることがあるが、特に戦闘にはならないので適当に受け流してOK。
 
o:南西地区dへ
 
p:南西地区bへ
 
q:南西地区cへ
 
r:南西地区aへ
 
s:男の死体
 東地区のアルキオンから死体探しを依頼されたとき、ここに来れば死体がある。でもどこにいっても下水の中には死体があるので、どこで調達してもOK
 
t:下水道2のtへ
 
u:下水道2のsへ
 


下水道2
バルダーズゲート下水道2マップ
 
 
下水道2
 
a:下水道1のeへ
 
b:北地区aへ
 
c:中央地区bヘ
 フェロンニアス・ギスト屋敷前。この近辺にマスタードジェリーが現れることがあるので、注意すること
 
d:北地区dへ
 
e:北地区bへ
 
f:北地区cへ
 
g:中央地区cへ
 
h:中央地区dへ
 
i:下水道3へ
 
j:中央地区eへ
 
k:中央地区fへ
 
l:南地区cへ
 
m:南地区dへ
 
n:南地区eへ
 
o:中央地区aへ
 
p:南地区aへ
 アイアンスロウン前
 
q:南地区bへ
 ジョパリンズ亭前
 
r:ラットチャイルド
 コボルドコマンドーを従えて主人公達に因縁をつけてくる。どうせ戦闘なので会話の選択肢は何でも可。
 ラットチャイルド:EXP350 アロー・オブ・ファイアー×20
 コボルドコマンドー×7からそれぞれアロー・オブ・ファイアー×2
 
s:下水道1のuへ
 
t:下水道1のtへ
 
u:アンダーセラーズb(西側)へ
 
v:下水道3のaへ
 
 


下水道3
バルダーズゲート下水道3マップ
 
 
下水道3
 
a:下水道2のvへ
 
b:北東地区aへ
 イルメイター寺院前
 
c:北東地区bへ
 城壁で分断された東側の雑貨屋前
 
d:東地区aへ
 ソーサラスサンドリーズ北東側
 
e:東地区bへ
 シーフギルド前
 
f:東地区cへ
 エルフソング亭前
 
g:東地区dへ
 
h:南東地区aへ
 
i:南東地区bへ
 
j:南東地区cへ
 
k:東地区eへ
 ソーサラスサンドリーズ西側
 
l:東地区fへ
 
m:オーガメイジ
 下水道を使って悪さをしていた張本人。主人公達に出会うと、勝手に自分の悪事をしゃべり出す。話を聞いたら即戦闘。まわりにキャリオンクローラーがいるので、麻痺攻撃を受けないように基本は遠距離で撃破。なお、オーガメイジはたまに移動しているので、いなかったら探すこと(^^;
 倒してEXP650 バスタードソード+1、ルビーリング(クエストアイテムなので必ず拾うこと)ゴールドなど
 
n:累々たる屍
 オーガメイジの犠牲になったらしい人々の遺体。何体かの遺体からはアイテムが拾える
 
o:アンダーセラーズ南側cへ
 
p:下水道2のiへ
 
☆下水道探索クエストその後の展開☆
 オーガメイジを倒し、ルビーリングを拾ったらスカールの元へ報告。
 1で何も得られなかったと言うと、得られるまで行ってこいと言われる。すぐにもう一度話しかけると「ほかのものに頼む」事になり、アイアンスロウンの話があるからあとで来いとスカールは外に出ていく。
 こうなるともう下水道クエストは途中終了と言うことになり、何ももらえないのでうっかり妙な選択肢を選ばないように注意
 2−1でオーガメイジの存在と目的を報告し、犠牲者の遺品は見つからなかったと言うとEXP2000 1000G
 2−2でオーガメイジの存在と目的を報告し、さらに犠牲になった「サシェンスター家の令嬢の遺品(件のルビーリング)」を返してEXP3000 3000G
 3でオーガメイジの存在のみを報告し、目的は知らないというとEXP2500 500G
 
 ここまででスカールからの依頼はすべて終わり、スカールは「アイアンスロウンについての話があるのであとで来い」と言い残して外に出ていく。外に出たスカールに話しかけると、エルタン大公に会うことになり、本筋のクエストを受けることになる。
 
 


バルダーズゲート北地区
バルダーズゲート北地区マップ
 
 
≪バルダーズゲート北地区≫
 
バルダーズゲートを治める大公達の宮殿がある地区。
 
 
A:ラマジス
 ここに近づくと近寄ってきて、主人公達に頼み事をしてくる。西地区のレージファーストがニンフをつかまえているので、そのニンフを連れてきてほしいとの話。
 選択肢1と3は請け負う選択肢だが、どちらを選ぶかによってラマジスの態度は少し違う。2で断ってもラマジスはそこにいるので、もう一度話しかけて請け負うことも出来る。
 次の選択肢でなぜ自分でやらないのか、危険な仕事なら報酬を上乗せなどがでるが、断る以外の選択肢を選ぶと、似たような内容の選択肢が続くだけなので受けるときはさっさと受けたほうが簡単。アデル嬢の選択肢は、まず引き受けて、自分でやらない理由を聞いて、報酬も上乗せして、最終的に「やりましょう」。
☆ラマジスのクエストその後の展開☆
 1.ニンフのアベラをラマジスの元に連れてくることを選んだ場合
  アベラを連れてラマジスの塔を訪れ、ラマジスにアベラを引き渡す。アベラは嘆き悲しみ、死んだ方がまし、と主人公達に詰め寄るが、ラマジスはどこ吹く風で素知らぬふり。もちろん報酬の話は出ない。このまま立ち去ればそれっきりなので少し待っているとラマジスとの会話が発生。
 選択肢1邪魔はしないわと立ち去る
 選択肢2と3でアベラの処遇について文句を言うと、ラマジスは怒って「上まで来い」と言い残し、ライトニングボルトを放って姿を消す。後にはアベラが残されるので、話しかけて自由にする選択肢を選べば(多分それしか出ないかも)ニンフの髪の毛とEXP2000ゲット。ニンフを残して立ち去るあたり、ラマジスも意外とマヌケ(^^;
 
 2.アベラをレージファースト邸で自由にした場合
  手ぶらで現れた主人公達にラマジスは怒り、「上まで来い」と言い残してライトニングボルトを放って姿を消す。
 ※この後の展開はラマジスの塔の項に記載
 
B:リニー
 「ユニコーンランの歴史」という本を探している女性。ガリキンで拾って置いた本があればそれを渡してEXP900、プロテクション・フロム・ポイズンのスクロール
 ※本を持っていない場合は、東地区ソーサラスサンドリーズで購入可能
 
C:ペトリン
 両親を亡くした女の子。叔父の家に世話になっているが、叔父が意地悪なので逃げだしてきたとの話。飼い猫が叔父の家に、猫のリングを取りに行ったらしいので、リングを取り戻してきてほしい、そうすれば猫も帰ってくると頼まれて彼女が立っている目の前の家の中へ。中には叔父のベーレンがいて、話しかけると猫をぼろくそに言っている。攻略本では、ここでベーレンから猫殺しを頼まれ、引き受けて猫を殺すとクローク・オブ・プロテクション+1が手に入り、名声が下がると書いてあるが、今回はそういう展開にならなかったので何か条件があるかも。※未確認
 リングは2階のチェストの中なので、取ってきてペトリンに渡すとEXP500
 行きがけの駄賃にベーレンからクロークをするのもいいかも♪
 
D:ドレリクとジャルダック
 中に入るとドレリクに咎められ、戦闘
 ドレリク:EXP1200 ショートソード+1、66G、ダイアチャームのスクロール
 その後2階に上がるとジャルダックが出てきて、これまた戦闘
 ジャルダック:EXP3600 ポーション・オブ・ジーニアス、ポーション・オブ・フロストジャイアントストレングス、ヘルム・オブ・グローリー、68G
 
 
施設&クエスト案内
 
◎大公宮殿
 バルダーズゲートを束ねる大公達の住まう場所・・・かと思ったけどちょっと違うのかも。どっちかというと首相官邸みたいなもので、大公達の会合やパーティーなんかが行われる場所らしい。
 
◎テンプル・オブ・ヘルム
 ヘルムを祭る寺院。通常の寺院サービスが受けられる。
 
◎ラマジスの塔
 上記ラマジスの項でクエストとしては完結しているのでこのまま出てもいいが、今ひとつ腹の虫が治まらないのでラマジスを追って塔の上の階へ
 
 塔2階
 マスタードジェリー×2 EXP2000×2
 
 塔3階
 ガスト×5 EXP650×5 その他宝石類など
 
 塔4階
 ホブゴブリンエリート×6 EXP95×6 宝石など
 
 塔5階
 コボルドコマンドー×6 EXP35×6 アロー・オブ・ファイアー2×6
 
※上に行くほど敵がしょぼくなる。ラマジスのサモニングスペルもネタ切れか?
 
 塔6階
 ラマジス本人。所詮メイジなので遠距離総攻撃でソッコーおだぶつ。ちなみに今回はコランの矢クリティカルヒット一発で沈みました
 ラマジスを倒してEXP4000 リング・オブ・プロテクション+2、アミュレット・オブ・メタスペルインフルエンス、ナーヴェズローブ
ラマジスの塔6階マップ
 
 a:ラマジスが立っている場所
  すでに臨戦態勢なので、会話の発生はなし。
 
 b:鍵付きの机
  ワンド・オブ・パラリゼーション、エリクシール・オブ・ヘルス、プロテクション・フロム・マジック、プロテクション・フロム・ポイズンのスクロール、カーズドスクロール
 
 c:本棚
  トーム・オブ・クリアソート(INT1アップ)
 
 d:本棚
  ブラインドネス、インヴィジビリティ、ブラー、ミラーイメージのスクロール
 
 e:下への階段
※ほかにもアイテムがとれる本棚はあるが、みんな本。そらそーですわな。「本棚」だしw
 
◎スリーオールドケッグ
 1階
 入るなりシェプとベラミーが話しかけてくるが、今は特に気にしなくてよし。フロア中央の階段から2階に上がれる
 2階
 ずらりと絵が並んでいる壁がある。絵のひとつに南地区マップGのゴーラクが言っていた頭蓋骨があるので、それを取って西地区マップのレディースホールへ。
 
☆ゴーラククエストその後の展開☆
 レディースホールのアグネシアにケレフの頭蓋骨を渡してEXP1000 名声+1
 その後ゴーラクに事の次第を報告に行くと、よれよれだったゴーラクがしゃきっとするので、必ず報告に行ってあげましょう。
 
 3階
 泊まり客の部屋。高級な作りなのでVIPルームかも。各部屋にある鍵付きのタンスからはけっこうな額の宝石類がとれる。特にジーオスジェム189個はかなりの大金になるので、ぜひゲットしておきたいところ。泊まり客が移動しているので、見られないようにすれば衛兵は来ない。カギのついてない棚からはたいしたものはでない。
 
 この階のフロアを移動している女貴族に話しかけると、クエスト発生。
 選択肢1で話を聞くことに。2と3で断ることになり、二度と請け負えなくなる。まずは話を聞くことにすると、殺しの依頼。次の選択肢で1で断ることに。2で受けると報酬は500Gと言われる。3で報酬の話を持ち出すと2000G出すと言われ、ここで受けるか断るか、さらに報酬の上乗せを要求する選択肢が出る。さらに上乗せを選ぶと最終的に報酬は4000Gに。・・・なんか話がうますぎるような・・・・・。
 
☆殺しのクエストその後の展開☆
 ターゲットは東地区マップにあるエルフソング亭の2階にいるシーデマックという男。ここのフロアで戦闘するとその辺の悪漢が敵対し、さらにここで騒ぎを起こすとアリースまで敵対するので、シーデマックに話しかけたときは2を選ぶ。シーデマックは自分で移動するので、移動した先で全員で取り囲み、あとは依頼主をほっといてくれるよう頼む(脅す?)。シーデマックはすぐに誰のことだか見当をつけ、敵対するので全員で倒す。
EXP975 バスタードソード+1、50G
 部屋で戦闘するときも、悪漢達の目の届かない時を狙うこと。彼らはフロア内を常に移動しているので、入口からも見えないところにいる時を見計らってシーデマックを倒す。事前にセーブしておき何度かとライするもよし、もう二度とこのフロアに来ないつもりでさっさと終わらせて立ち去るもよし、このあたりはお好みで。2階のアリースが敵対しても、1階では普通に泊まることが可能。
 
 さて女貴族(アリアナと言うらしい)の元に戻り、殺しの成功を報告する。この時たまにバグが出て、もう一度最初に請け負うところから会話が始まることがあるので、もう一度受けて、すぐに話しかけるとちゃんと報告の選択肢が出る。殺しの成功を報告すると、アリアナは報酬を支払ってくれるが、請け負うときに普通に受けていた場合、普通に報酬をもらってサヨウナラとなるか、シーデマックのやっていた恐喝を引き継いで、2日ごとに500G取りに来るかの二つに一つを選ぶことになる。また、最初に報酬を上乗せ要求していた場合、4000Gと言っていても、実は500Gしか出せなかったことがわかる。この場合も500Gで納得して立ち去るか、恐喝するかの選択肢が出る。
 恐喝することを選んだ場合、2日ごと(48時間ごと)に3階に行って女貴族に話しかけると、その都度500Gがもらえて名声が1下がる。そして10日目に行くとアリアナは姿を消し、トル・ロボという戦士が待ちかまえている。どうやらアリアナは主人公達の恐喝に嫌気がさして、トル・ロボに恐喝者達の始末を頼んで逃げたらしい。懲りない女だなー(--;
 トル・ロボを倒してEXP600 78G ノーマルアイテム
 


バルダーズゲート北西地区
バルダーズゲート北西地区マップ
 
 
≪バルダーズゲート北西地区≫
 
 メインクエストを追いながらサブクエストをこなしていっても、ほとんど訪れる必要のない地区だが、経験値がぐっと稼げるクエストがいくつかある地区。ただし苦労は伴う。
 
A:クィン
 友人のネスターと共にバルダーズゲートに宝石を売りに来た男。彼の話に出てくる「上流の東海岸」は橋マップ、憎たらしいプリーステスはテンヤのこと。橋マップBのアンクヘッグを倒したときに手に入れた「ネスターのダガー」を返してやると、EXP950 シャンドンジェム、名声+1
 そのあとでクィンに話しかけると息子を失った母親の悲しみが見えるようで、ちょっと切ないです(^^;
 
B:ヘイルカス
 ベレゴストのフェルデポストインに泊まっている「アルゲルノン」からクロークを奪ってほしいとの依頼。出来る限り殺さずにとの要望。アルゲルノンはフェルデポストイン2階にいる。3章で出てきたトランジックがいた部屋と、階段を挟んで向かい側の部屋。ぼけっと立っているので、シーフにすらせるのが一番簡単。
 ヘイルカスに渡してEXP300 200G
 ※アルゲルノンのクロークをアイデンティファイで識別すると、カリスマ+2のクロークであることがわかる。経験値とお金を捨ててもネコババするかどうかはプレイヤー次第かも。
 
a〜c:罠
 罠と言ったら罠。町の中に堂々とかけられている。ただし踏んでも何も起らないので、なぜここにあるのかは全くの謎。シーフでは探知不可だが、クレリックのファインドトラップで偶然見つけたもの。現れてからは解除可能。ほかの地区にもあるかも知れないが未確認。
 
施設&クエスト案内
 
◎エンタール・シルバーシールド公の屋敷
 中央地区のディヴィナーの館で、ここの屋敷の中でお宝が隠されている場所はどこか、と言う質問の項目が出るので、盗みを楽しみたい場合はそれを聞いて押し入るのもありかも。今回はグッドプレイなのでその展開は未検証
 クロークウッド3にいるエルドスを仲間にしていると、バルダーズゲート内に入った時点で約束の「スキー奪還」を遂行するよう促される。ここで断るとエルドスは抜けてしまうらしい(未確認だが会話の流れがそれらしかった)ので、まっすぐこの屋敷を囲む門の前まで来ることに。門から敷地内に入り、カギを開けて中に入る。使用人達は話しかけるまで向こうからは何も言ってこない。
 西と東の階段付近には守衛がいて質問してくるので、無難に1番を答えておくのがおすすめ。スキーがいる部屋は屋敷の西側なので、西の階段から上がること。東から上がるとシルバーシールド公の夫人の部屋に出てしまい、怒られる。西の階段を上がり、南側の小部屋に入るとスキーがいる。エルドスとのイベント会話が発生し、仲間にするかどうかの選択肢が出る。ここで断るとエルドスも抜ける模様。
 
スキー(NPC)
 人間のシーフ
 シーフとしての能力値はそこそこだが、話を聞いていると、いかにも世間知らずのお嬢さまがエルドスにたぶらかされて、甘い冒険の夢を見ているのがよくわかる。
スキーキャラデータ
 
 エルドスとスキーは使ったことがないので、エルドスの言うように身代金要求などのイベントが発生するのかどうかは未確認。
 
◎宿屋
 ロイヤル級まである。名前はないらしい。
 
◎ラエルタとルイーズの家
 中に入ってラエルタという女の子に話しかけると、夜ごと自分達の部屋をお化けが覗いているという話を聞かされる。彼女には双子の姉妹ルイーズがいて、同じ家の中にいるがクエスト進行はラエルタとの会話のみ。ラエルタとの会話が終わると入口にジャーヴィッセと言うメイジが登場して、ヴォルティンというドルイドが変身して家の中に入り込み、双子を狙っていると聞かされる。その話が終わると家の中北東の角あたりに女性が現れる。これがヴォルティン。ヴォルティンに話しかけると、どうやら彼女は着替え中だったらしく怒られるが(ただ立っていただけにしか見えませんw)今度はジャーヴィッセと言うメイジがラエルタ姉妹の部屋をのぞき見していると聞かされる。結局どちらの言い分が正しいのかは謎のまま。どちらかの言い分を信じてこの問題を解決することになる。
 
 1.ジャーヴィッセの言い分を信じた場合
  ヴォルティンを倒して(特に敵対はしていないので、攻撃アイコンでクリックしないと攻撃できない)ラエルタに話しかけるとEXP1000 プロテクション・フロム・イビルのスクロール(話しかけてももらえないときは、もう一度話しかけるともらえる)
  ヴォルティン:EXP60 ワンド・オブ・ポリモーフ、24G
  ジャーヴィッセに話しかけると感謝される。
 
 2.ヴォルティンの言い分を信じた場合
  ジャーヴィッセを倒して(ヴォルティン同様敵対しないので、攻撃アイコンでクリック)ラエルタに話しかけると、上記と同じ報酬がもらえる。
  ジャーヴィッセ:EXP900(攻撃して敵対させてから) ローブ・オブ・ファイアーレジスタンス
  ヴォルティンに話しかけると感謝されて、ワンド・オブ・ポリモーフがもらえる。
 
 どちらについた場合でも、倒す相手は一度敵対させないと上記経験値は入らない。どちらかについて、相手が敵対すると言うイベントシーンがないので、いささか消化不良ぎみのまま終わるクエスト。名声値には変化がないので、取りあえず実入りのいいほうにつくか、自分で考えて好きな方につくかはお好みで。
 
◎デグロデルの屋敷
 中に入ると、いきなり襲われる。しかも強敵&難敵。
 ドゥームガード×2:EXP2000×2
 ヘルムドホラー×2:EXP2000×2
 インヴィジブルストーカー×3:EXP3000×3
 ドゥームガードかヘルムドホラーのどちらかからは、宝石少々
 
 ※戦闘時のアドバイス※
  瀕死でパニックにならないよう、建物に入る前にリムーブフィアーかレジストフィアーを全員にかけ、入ったら入口付近で戦うこと。瀕死になったキャラはすぐに外に出し、残りのキャラで戦闘続行。戦えるキャラが少なくなったらいったん外に出て体制を立て直し、ふたたび突入。ただし宿屋に戻って休んだりしないこと。未確認ではあるが、敵も全快する可能性あり。
 
 すべて倒したら、建物北西の一番広い部屋に入るとデグロデルがいる。話しかけると頼み事があると言われ、選択肢1と2で断ると、またも敵召還。
 ドゥームガード×2:EXP2000×2
 ヘルムドホラー:EXP2000
 インヴィジブルストーカー:EXP3000
 
 最初よりは少ないが、連戦はいたい。3で話を聞くことになり、「ヘルム・オブ・バルダラン」を探してきてくれと頼まれる。次に出る選択肢はデグロデルへの質問事項なので、どれを選んでも話が長引くのみ。
 
※デグロデルの台詞は実はちょっとおかしい。ラマジスの家に忍び込もうとした冒険者が石にされた、まではいいとして、その冒険者達の石像を「レージファースト」が美術商に売ってしまったと言う。ラマジスとレージファーストに親交があったのか、単なる誤訳なのかは謎。デグロデルからは石化解除のスクロールを6枚もらえるので、それを使って石になった冒険者達の元へ向かう。目指すは中央地区「フェロンニアス・ギスト屋敷」
 
☆ヘルム・オブ・バルダランクエストその後の展開☆
 フェロンニアス・ギスト屋敷に入ったら、ギスト本人は無視してもOK。話しかけたなら、1番を選んで恫喝しておけばギストはおとなしいが、普通に「見るだけ」などと言うと衛兵が飛んでくる。
 屋敷北東の角に5体の石像。中央の石像がヴェイルと言い、ヘルム・オブ・バルダランのありかを知る人物。彼の石化をといてEXP500
 ほかの石像の石化はといてもとかなくても経験値は同じ。
 以下ヴェイルとの会話
 彼は「ヘルムは自分が苦労して手に入れたものなのであげることは出来ない」とヘルムのありかを教えてくれない。
 選択肢1−2−2、または2−2−2など、3度目の会話で「手ぶらで帰れない」「頑固者だからどうしても手に入れる」などの選択肢を選ぶと、ヘルムとクロークのありかを書いた手紙を渡してくれるが、わりと険悪な雰囲気で別れることに。
 選択肢1−2−3など、3番目でヴェイルの言い分に納得してあきらめるそぶりを見せると、ヴェイルは喜んで「せめて石化をといてくれたお礼に」と、バルダランのクロークのありかを教えてくれる。次に向かう場所は、北東地区ブラッシングマーメイド地下の「アンダーセラーズ」
 
 アンダーセラーズへは下水道かブラッシングマーメイドの南西角の入口から入ること。ただし、ブラッシングマーメイドから入ったところにいる守衛は入場料を要求してくる。「もうでるからいいよ」と言うとただで入れてくれる。わりといー加減(^^;
 
アンダーセラーズ内部
アンダーセラーズマップ
 
a:ケナッシュ
 ヴェイルがクローク・オブ・バルダランを預けた女性。
 会話の選択肢3−6か3−9、または最初に2を選んで、続いて同じ内容の選択肢を選ぶかすると、ケナッシュはクロークを渡してくれる。ヴェイルは彼女を「妻」と言っているが、石化をとかれたあともここには来ていないらしい。ケナッシュは主人公達をヴェイルの使いと信じてはいないようだが、ひたすらに彼を待つ暮らしに決別するために、クロークを渡してくれるらしいことがうかがえる。クロークを渡されたあと、礼を言って立ち去るか、嘘をついてヘルム・オブ・バルダランのありかを聞き出すかはプレイヤー次第。
 
 1.クロークで満足する
  この時点でデグロデルはほっといて、さっさと次のクエストへ向かうべし。ヘルム探しを請け負ったあとは、ヘルムを持って行かない限りデグロデルは相手にしてくれない。
 2.やっぱりヘルムもほしい
  嘘をつくのは気が退けるが、ヴェイルがヘルムをくれると言っていたと嘘をつき、ケナッシュから話を聞いて、ヘルムのある場所に向かうべし。話に出てきた「その名のとおりの目的の建物」は、北西地区「ヘルム・アンド・クローク」。ほんっっっと、そのまんま(^^;
 続きはヘルム・アンド・クロークの項へ
 
b:スライスとクリスティン
 第7章で現れる敵。詳細は7章攻略記事に記載予定
 
c〜e:下水道と繋がっている出入口
 
f:ブラッシングマーメイドとの出入口
 
 
◎ヘルム・アンド・クローク
 ロイヤル級まである宿屋。
 
1.ヘルム・オブ・バルダランを探す場合
 入口から入るとフロアの東側に出るので、中央のカウンターの前を通り過ぎて、北側の奥にある階段を上がる。この宿に来るのが初めてなら、カウンター前にいる冒険者達には絶対に話しかけないこと。手前から2番目の男に話しかけてしまうと、別なクエストが強制的に始まってしまう。2階は宿泊客用の部屋になっているが人はいない。フロア北東に飾られている絵の中にヘルム・オブ・バルダランがある。ファイアーボールの罠がなかなか強力なので、シーフが近づいて罠が探知できなかった場合は、クレリックにファインドトラップを唱えさせるべし。罠を解除後ヘルム・オブ・バルダランゲット。
 特に衛兵は飛んでこないので、安心して持ち去りましょう。
 
☆ヘルム・オブ・バルダランクエストその後の展開☆
 さて目的のヘルムを手に入れたら、デグロデルの屋敷に戻って報告する。会話の選択肢などはなく、デグロデルはヘルムを受け取って主人公達に5000G払い、さらに行きがけの駄賃とばかりに彼の「友人」達を置いていってくれる。
 ドゥームガード×2:EXP2000×2
 ヘルムドホラー:EXP2000
 インヴィジブルストーカー:EXP3000
 
 早い話が、デグロデルの頼みを断っても受けても、こいつらとは戦うことになるが、最初に断った場合は、この中にデグロデルも加わる。デグロデルを倒せばEXP1800、ローブ・オブ・エレクトリカルレジスタンスが手に入る。
 
☆ヘルムはほしいがデグロデルの頼みは引き受けたくない場合☆
 1.ヘルムの場所がわかっているなら、デグロデルなど訪問しなくてもさっさと取りに行けば、ヘルムはそこにあるので問題なく手に入る。さらにケナッシュからはクロークをすることが可能。これで心おきなく次のクエストへ。
 2.ヘルムは手に入ったけどデグロデルの「友人」達の経験値に未練がある場合は、ヘルムを手に入れる前に(手に入れてからデグロデルに話しかけると、いきなりヘルムを取り上げられる)取りあえず屋敷に入って出てきた敵を倒し、体勢を立て直してからふたたび戻ってきて頼みを断り戦闘。デグロデルの分まで経験値をいただいてから目的のものを手に入れるという手もあり。これまたプレイヤー次第。
 
※ちなみに、今回アデル嬢はデグロデルの頼みを引き受けてヘルムを取ってきてあげたのに上記のような仕打ちを受けたので大変怒り、襲ってくるヘルムドホラー達そっちのけで立ち去ろうとするデグロデルを全員で総攻撃。この時はいくらダメージを受けてもデグロデルは敵対しないので、経験値こそ180しか入らなかったものの、見事ヘルム・オブ・バルダランの奪還に成功。その後ゆっくりとヘルムドホラー達をたたきのめし、すべての経験値とアイテムを余すところなくいただいてから、のんびり宿屋で一休みV(^^)V
 
 
2.カウンター前に陣取る冒険者の集団
 こいつらが、南地区の倉庫にいたグレーターバジリスクを持ち込んだ張本人「ゴーペル・ハインドと陽気な間抜け達」。カウンター手前から2番目の男がリーダーのゴーペル・ハインド。彼に話しかけると冒険の話になり、選択肢のどれを選んでも彼らは陽気に乾杯してくれる。そしてせっかく盛り上がっているところに水を差すようにグレテクが現れて因縁をつけてくるので戦闘。一応選択肢は出るが戦闘回避は出来ない。戦闘が始まると、ゴーペル・ハインドたちも加勢してくれる。
 グレテク:EXP1200 バトルアックス+2、リング、ゴールドなど
 パルガス:EXP900 ロングソード+1、ブレーサー・オブ・AC7
 ウィルフ:EXP800 ウォーハンマーほかノーマルアイテム
 アールリン:EXP850 アドベンチャラーローブ、グリースのスクロール
 カテュラク:EXP750 アロー・オブ・アイス、フレンドのスクロール
 ナデル:EXP750 アロー・オブ・ファイアー、ゴールド
 その他ノーマル鎧など。
 
 フロアを歩き回っているウェイターが死んだりするとバーテンが敵対。死ななくてもこのフロアで戦闘すればほとんどの場合敵対するかバーテンダーが死ぬので、以降ここでは宿泊は不可能になる。また、戦闘後にゴーペル・ハインドが死んだり、仲間が傷ついたりするので、いささか後味が悪いことになる。
 
☆誰も死なせずにグレテク達を倒すには☆
 歩き回っているウェイターがカウンター側に入ってくるのを待つ。ウェイターが入ってきたらすかさずカウンターとフロアの間に横一列に陣取り、カウンター側からフロアに誰も出られないようにする。AIで、全員レンジウェポンで戦うように設定し、AIオン。今回は壁役としてコラン、カイヴァン、アデル、イェスリックが通路を塞ぎ、ゴーペル・ハインドに話しかける役にブランウェン、イモエンは壁役4人の後ろから魔法を使うことに。グレテクが現れて敵対した時点では、ほかの仲間はまだ敵対していないので、まずはグレテクを集中攻撃。その後仲間全員が敵対してくるので、スペルキャスター→遠距離武器使いの順に一人ずつ集中攻撃で撃破。敵の手数を減らすために、攻撃は分散させないほうがいい。さらにフロアにはほかの客などもいるので、範囲魔法は使わないこと。うまく行けば、戦闘後にゴーペル・ハインドに話しかけると「仲間が傷を負っている」という程度ですみ、ウェイターは元気に歩き回り、バーテンも敵対しないですむのでこの宿屋を後々利用できる。
 
今回の布陣はこんな感じでした
ヘルム・アンド・クロークにて


つかの間の休息

 
 シーフギルドの隣にある、『キークシー亭』の2階に私達はいた。町の中をあちこち歩き回り、困っている人を助けたり、マレックのような追手を退けたりとちっとも休む暇がなかった。そんな厳しい日々の中で、コランは時々娘に会いに行っているらしい。
 
「手がこんなに小さくて壊れそうなのに・・・私の指をしっかりと握るんだ。ああ!あの感動は今までの人生にはなかったものだ!」
 
 おかげで私達は毎晩コランから、娘の話を聞かされている。でも彼はブリエルバラと結婚して腰を落ち着ける気はないらしい。私達といっしょに冒険していることの方が、彼にとっては大事らしいのだ。私も昔は冒険にあこがれていたのだけれど・・・・想像していた冒険と実際の冒険に、こんなに開きがあるとは思わなかった。
 
「しかしお前さんはエルフだろう?エルフってのは森の中で生活しているほうが性に合うと聞いているが、旅から旅の冒険家稼業なんぞ、そんなに楽しいと思うのかね。」
 
 イェスリックがコランに尋ねた。
 
「私はもう森を出て久しい。町の中で人間やエルフやドワーフなどが入り乱れて暮らしている場所のほうが、不思議と落ち着くのさ。」
 
「ふむ・・・エルフにもいろいろいるというわけか。」
 
「イェスリックよ、かえって私達エルフのほうがあなたを不思議に思っているぞ。」
 
 カイヴァンが珍しく口を開いた。
 
「ん?なんでじゃ?」
 
「ドワーフというものはみなエルフを嫌っている。まったく面識がなくても、相手がエルフだと言うだけであからさまに嫌悪するものも少なくない。あなたは私達にまったく嫌悪を抱いてないようだが、私にはそれが不思議で仕方ないのだ。」
 
「ほお、なるほど。ではまったく同じ質問をお前さん方に返してみよう。確かにドワーフとエルフは昔から仲が悪い。わしの仲間でもエルフを悪し様に言う者はたくさんいた。それはエルフにも言えるのではないのかね?ドワーフなど近づいてきてだけで吐き気がすると言われたこともある。それなのにお前さん方はわしにまったく嫌悪を抱いてないようだ。」
 
「私の望みはタゾクを討ち果たすこと。私にとって敵はオーガであり、人間でもドワーフでもない。そしてあなたは私達に協力してくれている。あなたを嫌悪する理由はどこにもない。」
 
 普段はあまり笑わないカイヴァンが、少し微笑んで答えた。
 
「うーむ、では私も言っておいた方が良さそうだな。さっきも言ったように、私はドワーフ殿に嫌悪など抱いたことはない。逆の場合はよくあったがね。だがそう言う輩には近づかなければいいだけのこと。あなたは私にとってよき友人だよ、イェスリック。」
 
「不思議な縁で知り合ったけれど、こうしているとなんだかずっと昔からいっしょにいるような気がしているわ。種族の違いなんて、そんなに大事なことではないんじゃないの?」
 
 コランとブランウェンも笑顔で言う。
 
「そうだのぉ。みなそれぞれに大事なものはあるだろうが、わしにとっちゃ、それがエルフを忌み嫌うことでないことだけは確かじゃな。念のために言っておくなら、わしを陥れたリエルタールは人間だった。だが、だからといってそれがすべての人間を憎む理由にもならん。」
 
「つまり、みんなでこれからもいっしょってことでいいのよね?」
 
 イモエンが明るく笑いながら言う。みんな口々に「うんうん」「そうだ」と言ってくれるけれど、私の心は晴れない。
 
「どうしたの?元気ないじゃない?」
 
 イモエンが私の顔をのぞき込んだ。
 
「だって・・・。」
 
 私は思いきって、この冒険の旅に出てから考えていたことを話してみた。私は冒険にあこがれていた。でも実際の冒険は、想像していたものとはまるで違っていた。でももう『やめる』とは言えない。冒険をやめても私の落ち着ける場所はどこにもない。それはみんな似たようなものだ。イモエンも私と同じで家には帰れない。カイヴァンは恋人の仇を討たない限りは森に戻れない。コランは森を出て久しく、家と呼べる場所はないらしいし、ブランウェンも女の身でテンパスのクレリックとなった今では、故郷に帰っても受け入れてはもらえないだろうと言っている。そしてイェスリックもまた、故郷と呼べるはずだったクロークウッドの鉱山に、もう戻ることは出来ない・・・。
 
「家もなくて、毎日戦闘ばかり・・・。もう何人殺したかなんてわからなくなってきたわ。なのに私には前に進むしか道は残されていない。みんなどうしてそんなに明るくしていられるの?」
 
 何か・・・心のよりどころがほしかったのかも知れない。もちろん仲間の存在、とりわけイモエンの存在は、私にとって大いに心のよりどころとなってくれているのだけれど・・・。
 
「私には復讐という目的がある。何があってもそれをやり遂げるまではひたすらに進むだけだ。」
 
 カイヴァンの声は静かだ。
 
「あら、それじゃあなたは、私達といっしょにいるのは楽しくないの?」
 
 イモエンの率直な質問に、カイヴァンが戸惑ったような顔をした。
 
「・・・確かに、君達と旅をするようになってから、私は何年ぶりかで笑ったような気がする・・・。楽しくないわけではないのだ。だが、やはり私が心から笑える日は、タゾクを討ち果たした日をおいてほかにはないだろう・・・。それでは不満だと言われると、私も困るのだがな・・・。」
 
「これこれイモエン、カイヴァンを困らせてはいかんぞ。ふむ・・・アデルの気持ちもわからぬでもない・・・。うーむ、それでは久方ぶりに坊主としての説教でもしてみるかのぉ。ま、クランジェッディンの説法など、人間のお前さんにはピンと来ないかもしれんがな。それとも、ブランウェンのテンパスのほうがいいかのぉ。」
 
「説教でもなんでもね、聞く側が心を開いていなければ聞こえないのと同じよ。話を聞きたいなら、私はいつでもしてあげるわ。」
 
「・・・考えてみる・・・。」
 
 神様か・・・。ブランウェンもイェスリックも、本当に心から自分の神様を信じている。強くなりたいとずっと思っていて、確かに今の私は以前よりずっと強くなった。今ならあの時、ゴライオンを守れたかも知れないと思うくらい・・・。でも、強くなるために一体自分がどれほどの人やモンスターを殺してきたのか・・・。モンスター?いいえ、彼らは単に人間とは違う種族なだけだ。エルフやドワーフのように・・・。ただ彼らは言葉を解さなかったり、彼らにとって私達が食料だったりするから、殺さなければ殺されるから、殺してきた・・・。本当にそれだけ?戦闘のあとのあの高揚感。血みどろの死体、自分の武器にべっとりと付いた血・・・。そんなものを見て心が高ぶることがある。恐ろしくて誰にも言えずにいたけれど、それはやはり罪悪感なのだろうか。だとすれば、神様を信じることで多少は・・・救われる・・・でも本当にそんなものなんだろうか・・・。
 
「なあアデル、スカールのところに行く前に、ウルゴス・ビアードに行ってみないか?」
 
 突然言い出したのはコランだ。
 
「ウルゴス・ビアードって・・・。あなたがブリエルバラから逃げたくて行こうって言ってた場所?」
 
 私の言葉にコランは赤くなった。
 
「そ、それはもう終わったことだ。君達のおかげで私はマジックミサイルを撃ち込まれることもなく、娘の命を救うことも出来た。みんなには本当に感謝している。だがウルゴス・ビアードに様々な冒険の話があるというのは、別に嘘ではないのだ。いつぞやオベロンの屋敷から盗み出したハルーアンスカイシップの部品を守っていたのは、シャンダラーの姉妹だったろう?あの実に性格の悪い姉妹達の父親が、どうやら今、ウルゴス・ビアードに滞在しているらしいんだ。」
 
「そんなところに行きたいと思わないけど・・・。」
 
 イモエンが呆れたように言った。あの時は私が必死で姿を消したまま部品をとってきたけれど、慌てていたのでどうやら必要のないものまで持ってきてしまっていたらしい。よく見たらそれはゴールドを入れてあった袋だった。あとになってから返しに言ったりすれば泥棒として捕まるだけのことなので、そのままいただいてしまったっけ・・・。そんな話があの娘達から父親に伝えられていたら、大変なことになる。
 
「そりゃ私だって好んで顔を合わせたいわけではないが、どうやらシャンダラーは相当力のあるメイジらしい。そう言う連中は、得てしてそんな細かいことにはこだわらないものさ。無造作に棚に入れてあったと言うことは、彼らにとってははした金だったのだろう。アデル、君はあの時シャンダラーの姉妹達を傷つけたりはしていないのだろう?」
 
「してないわ。私の目的は部品を盗み出すことだけだもの。」
 
「ならば問題ない。いかに力のあるメイジと言えど、肉親の情、とりわけ父親が娘に注ぐ愛情というものは特別なものがあるからな。万一彼女達にかすり傷一つでも負わせていれば大変なことになっただろうが、何もないなら堂々としていけばいいさ。」
 
『父親が娘に注ぐ愛情というものは特別』
 
 なるほど、今のコランが言うと実に説得力がある。
 
「そうねぇ・・・。確かに儲け話がごろごろしているって話は、ソードコースト中で聞いたことがあるわ。私は興味がなかったけれど、旅を続けるのに資金はいるし、それなりの力のメイジなら、それなりの儲けが出るような仕事を依頼してくるでしょう。アイアンスロウンとの対決の前に、もう一仕事しておきたいところね。」
 
 珍しくブランウェンが乗り気だ。
 
「うーむ、悪くない話じゃな。それに、シャンダラーの話がなくてもほかにもいろいろと儲け話はあるのじゃろうて。そう言えば、デューラッグの塔への観光ツァーも、あそこを根城にしているイケとか言うベンダーが仕切っているということじゃないか。」
 
 イエスリックも丁寧に編み込んだ顎髭をなでながら、うんうんとうなずいている。
 
「デューラッグの塔って・・・あの薄気味悪い塔のこと?」
 
 ナシュケル鉱山から出たとき、遠くにあの塔が見えた。あれだけ離れていても気味の悪い塔だと思ったが、本当にあんな場所への観光ツァーがあるなんて、参加する人達は何を考えているんだろう。
 
「ほぉ?アデルは乗り気ではないようだな。今までにもかなりの人々が観光ツァーに参加しているということじゃ。まあちょっとだけ塔の雰囲気を味わってくる分にはかまわんだろう。だが無理にとは言わんよ。」
 
「でもあそこは、わりとのんびりとした村よね?海沿いだから景色は良さそうだし。行ってみたいな。ねぇアデル、行こうよ。」
 
「私も反対はせぬぞ。ブランウェンの言うとおり、資金は必要だし、この町の滞在もだいぶ長いからな。たまには外に足を伸ばしてみようではないか。自然に触れるのは気持ちのいいものだ。」
 
 最近はずっと町の中ばかりで、森での暮らしが長いカイヴァンにはいささか息苦しく感じられたのかも知れない。
 
「そうね。それじゃ明日行ってみましょうか。」
 
 こうして私達は、翌朝ウルゴス・ビアードへと出発した。
 


村2
村2マップ
 
≪村2≫
 
 バルダーズゲートからウルゴス・ビアードへと向かう中継地点にある村。村と言っても住人は生きてる人一人。ゾンビ20人(笑)
 
 
★:マップに入ったとき、立っている場所
 入った時点でA地点にゾンビ1体が現れているので倒す。
 
A:ゾンビ1体
 
B:ゾンビ6体
 
C:ゾンビ1体
 
D:ゾンビ2体
 
E:ゾンビ1体
 
F:ゾンビ5体
 
G:ゾンビ3体
 
H:ウェンリック
 この村で唯一生きてる人。毎夜ゾンビに悩まされているので、20体ほどいるゾンビを全部倒してきてくれたら150G払うと言われる。選択肢はなく、話しかけると請け負ったことになる。
 A〜G、Iのゾンビを全部倒してから話しかけると、EXP800、150G
 
I:ゾンビ1体
 
※ゾンビの現れる場所はだいたいの目安。移動してほかの出現ポイントのゾンビと合流することもあるので、がんばって探しましょう。
 
☆:ウルゴス・ビアードへの道
 ウルゴス・ビアードへ行くにはこのポイントから出ることになるが、行き先のマップが青色表示されていれば、どこから出てもたどり着くことは可能。
 


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