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第三章後半

 サンダーハンマースミシーに向かう途中、小さな女の子が近づいてきた。こんな子供が暗殺者とは疑いたくないが、私はもうさんざん狙われている。警戒は怠らないようにしなければ。女の子は私の顔をのぞき込み、『お姉さんアデルさんね?』と尋ねた。なぜ知っているのか聞くと、『鎧を着たきれいなファイターのお姉さんを見つけたらそう聞いてねって。オフィサー・ヴァイに頼まれたの。』よく話を聞いてみると、オフィサー・ヴァイとはフレイミングフィストの女性将校らしい。私に用事があるからジョヴィアルジャグラーに呼んできてくれと頼まれたそうだ。とりあえず女の子に礼を言って、その将校に会いに行くと約束した。私がいかないと、女の子はお駄賃をもらえないのだそうだ。フレイミングフィストの将校のくせに、変なところで締まり屋だ。お駄賃くらい用事を頼んだ時点で渡せばいいのに・・・。とにかく会いに行こうと歩き出したところ、今度は前方から妙な人物が歩いてくる。赤いとんがり帽子に珍妙な色の服。以前ライオンズウェイで出会ったおかしなじいさんだ。なんとこのじいさん、『エルミンスター』と名乗った。あのエルミンスター!?いや、単なる同名なだけかもしれない。相変わらず言うだけ言ってさっさと行ってしまった。だいたい本当にあんなすごい魔法使いなら、パッと現れてパッと消えるくらいのことはして見せてほしいものだ。この間も今回も、普通に歩いてきて普通に歩いて去っていった。どこがエルミンスターなんだか・・・。
 
 オフィサー・ヴァイは実に礼儀正しい女性だったが、彼女の依頼は奇妙なものだった。彼女達の部隊は街道が野盗に荒らされていることで、バルダーズゲートとの連絡が取れなくなり、ベレゴストで孤立しているらしい。そこで野盗の掃討を考えた。ソードコースト沿いを荒らし回る野盗を一掃できれば、野盗の被害は減るしヴァイ達はバルダーズゲートに戻れる。一石二鳥というわけだ。それはいいのだが、ヴァイの依頼は野盗を殺して、彼らの頭皮を必ず持ってくること。それを一枚50Gで買い取ってくれるという。バルダーズゲートへの手みやげとするそうだ。確かに野盗討伐の証拠としてこれ以上のものはないだろうが、何とも気味の悪い仕事だ。だが贅沢は言っていられない。お金を稼ぐチャンスだ。
 
 野盗掃討の前に、ベレゴストで以前受けたままになっていたいくつかの依頼はこなさなければならない。受けっぱなしで忘れてしまっては信用に関わる。出掛けようとしたとき、ハンがしばらくの間パーティーを離れたいと言い出した。もうずっとエベレスカに帰っていないので、今までのことを報告するために一度戻りたいというのだ。考えてみれば、ハンはムラヘイに囚われて85日間もあのじめじめした地下にいたのだ。その後私達と一緒に行動するようになってからもしばらく過ぎる。故郷に帰りたいのだろう。気持ちはわかる。私だって出来るものならキャンドルキープに帰りたい。たとえそこにはもう自分の居場所がなかったとしても、あの場所は私にとって唯一故郷と呼べる場所だ。また戻ってくるからと言い残して、ハンは去っていった。あんな暗い男でも、いなくなればそれなりに寂しい。それに戦える仲間は多いほうがいい。また誰か見つけたら仲間に誘ってみよう。
 
ムラヘイの夢 
 
 夢を見た・・・。夢の中で私はナシュケル鉱山にいた。死んだはずのムラヘイがいて、彼の前を骨の短剣が浮遊している。まるでこの短剣でムラヘイを突き刺せと誘っているようだ。黄泉の国から現れた邪悪な霊が彼を待ち伏せている。その霊に呪われる前に殺せと・・・。私は短剣に背を向けた。ムラヘイはもう死んでいる。これ以上傷つける必要はないのだ。短剣が音をたてて床に落ちる。ムラヘイは感謝の表情で私に近づき、そしてすり抜けて消えた。邪悪な霊は怒り、骨の短剣はふたたび宙に浮き、そして私の心臓めがけて飛んできた。刺された瞬間目覚め、冷たい汗が額を流れて目にはいる。目が覚める直前、確かに聞こえてきた声、
 
『いずれわかるだろう』
 
 あれは一体・・・・。
 


ハイヘッジ
ハイヘッジ
 
≪ハイヘッジ≫
 
スケルトンが多く出現する場所。
 
A:カイヴァン(NPC)
 エルフのレンジャー。
 大切な人をタゾクに殺されたのでその復讐をしたいと言う。なぜか台詞が文語調な人(笑)グッド系なので扱いにくくはないが、第5章で登場するアローラというNPCと一緒に置くとすごく険悪になる。なんでかは謎♪
カイヴァンキャラデータ
 
B:ノールの大群
 この中の一匹がベレゴストマップGのペルデューが落とした短剣を持っている。見た目は普通のショートソードなので見落とさないよう注意。
 
C:サランティールの屋敷
 高名なメイジと噂の高いサランティールが住んでいる。中に入ると護衛のフレッシュゴーレムが襲ってくるが、一度サランティールに話しかけると敵対状態は解除される。サランティールからは魔法のアイテムやスクロールが買える。特にローブ・オブ・グッドアークマギとローブ・オブ・ニュートラルアークマギはここでしか手に入らない。スクロールの品揃えはそこそこ。
※ここには丘1マップのメリカンプクエストで訪れることになる。クエストの詳細は丘1マップに記載
 
D:スケルトンの一群
 ここのスケルトンが落とす頭蓋骨は、丘1マップのメリカンプクエストで使用。一個だけ拾っておけばOK。
 
E:パーミディオン・スターク
 自称大泥棒。サランティールの屋敷を狙っていたらしいが、主人公達に声をかけられてビビる、小心者。屋敷に押し入る権利を主人公達に譲って去っていく。
 
F:スパイダー×2
 この時点のレベルによっては強敵にもなりうるので注意。
 
G:家
 中の宝箱にアクアマリンジェムが入っている。序盤のシーフでは鍵がはずせない。ポーションを使う手もあるが、アクアマリンジェムは45Gでしか売れないので、ポーションがもったいないかも。
 


 イモエン念願のハイヘッジにやってきた。高名なメイジ、サランティールが屋敷を構える地区だ。途中、その屋敷を狙う自称『大泥棒』に出会ったが、彼はその手柄を快く私達に譲ってくれた。私は別に屋敷を襲う気はないけれど。サランティールは実に愛想のない年寄りだ。私の顔を見るなり、魔法に縁がない奴には用はないとばかりにそっぽを向いた。だが以前からダイナヘールがほしがっていたスクロールを何枚か買うというと、ころりと態度が変わった。高名なメイジもゴールドの輝きには弱いらしい。その後は多少うち解けて(あくまでも多少、だけれど)話を聞くことが出来た。イモエンは例によって『すばらしいお屋敷』だの(実は珍奇な形の殺風景な建物だけど)『理知的でダンディな魔法使い』だのと(本当は愛想のない偏屈な年寄りにしか見えないんだけど)サランティールを持ち上げていた。高名なメイジはお世辞にも弱いらしい。なんともはや・・・。
 
 帰り道、レンジャーらしいエルフに出会った。仲間に入れてくれと頼まれたので事情を聞くと、恋人を野盗のかしらの気まぐれで殺され、その復讐のために仲間を捜しているという。その野盗がなんと『タゾク』という名だそうだ。こんな偶然があるだろうか。このエルフはタゾクの顔を知っている。そしてどんな奴かも。恐ろしく残忍な奴のようだ。ぜひ彼に仇を討たせてやりたい。私は快く、カイヴァンと名乗ったそのレンジャーを仲間に加えた。


丘1
丘1マップ
 
≪丘1≫
 
 
A:メリカンプ
 魔法でニワトリになってしまったメイジ見習い。出会いのタイミングによって、ウルフに襲われているのを助けてくれと言ってくるときと、先にウルフに遭って倒すと現れる場合がある。「コッコッコッコッ・・・」と鳴きながら近づいてくるのですぐにわかる。
会話の選択肢で、3−1−1−3−2−1でサランティールの屋敷に行く話になって、メリカンプは主人公の荷物に入る。会話の選択肢はもう少し短くできるかも知れないが、未検証。
サランティールの屋敷では、会話の選択肢を4−1−2と選んで行くと「死んだものが必要なので探してこい」と言う話になるので、ハイヘッジマップDで拾っておいた頭蓋骨を渡す。そのあとサランティールがメリカンプを元に戻す呪文をかけるが、成功するとは限らないので必ず事前セーブ。
成功すればEXP2000、名声+1。失敗すればそれっきり。
 
B:キシック
 しゃべるニワトリをみたと言う男。
 
C:フッティー
 ゾンビ達の中に自分の家族を捜す子供。少し頭がおかしくなっているらしい。
 
D:バッシラス
 ベレゴストの知事、ケルダス・オーミリアが懸賞金をかけた、狂えるプリースト。会話の選択肢は1−3−1と選んで、そのあとはどれを選んでもおなじ。説得は不可能。
 EXP975 バッシラスのホーリーシンボル ウォーハンマー+2「アシディーナ」 ブラッドストーンアミュレット ガントレット・オブ・ファンブリング チェインメイル他ノーマルアイテム
※1ケルダス知事に渡すのはホーリーシンボルのみで、他は戦利品として主人公達のものになる。ただしガントレットは呪われたアイテムなので注意。
※2会話の選択肢で1のあと3以外を選ぶと、バッシラスのまわりにいるスケルトンやゾンビが一斉に襲ってくる。ちりも積もればそれなりの経験値になるが、数が多いのでけっこう厳しい。
 
E:野盗の一味
 ザルガル:EXP650 ショートソード+2「ザ・ホィスリング・ソード」 ジェム、ゴールド類
 マルカックス、ゲルティック:共にEXP165 コンポジットロングボウ他ノーマルアイテム ゴールド少々
 
F:ロジャー
 メッセンジャー。アムンが鉄騒動の無罪を主張して、ベレゴストの大公達に謝罪を求めているというメッセージを届けに行くところ。急いでいるというわりに、主人公が話しかけるまでぼーっと突っ立っている(^^;
 


海岸1
海岸1マップ
 
≪海岸1≫
 
 海岸沿いにはサイリーンが多く出現する。彼女達のダイアチャームは強力なので注意。内陸部にはウルフが多い。群れで襲ってくるので慎重に。
 
A:ショール・ザ・ネレイド
 話しかけると、助けを求めてくる。会話選択肢を1−1と選ぶと、彼女と話しているキャラは死んでしまうので、主人公で話しかけないこと。ここでショール・ザ・ネレイドが敵対状態になるので戦闘。その後彼女は降参するのだが、ここでの選択肢は二つ
 
 その1:降参したショール・ザ・ネレイドを許した場合。
 ◎死んだキャラを復活させろと言うと復活させてくれて、どうしてこんなことをしたのか聞くことが出来る。それによるとドロスと言うオーガメイジが自分のショールを持っていて、彼の言うことを聞かなければならないとのこと。ドロスを倒して自由にしてやると約束したところで、ドロス登場。
 ドロスを倒すとEXP975 ヘルメット・オブ・ディフェンス「ギフト・オブ・ピース」
 ドロスを倒したあとショール・ザ・ネレイドに話しかけるとEXP750
 
 その2:降参したショール・ザ・ネレイドを許さなかった場合
 ◎許さない、殺してやるとあくまでも怒り、ショール・ザ・ネレイドを殺す。彼女を殺すと当然ながら死んだキャラは生き返らないので、寺院に運び、レイズデッドで生還させる。
 ショール・ザ・ネレイドを倒すとEXP5000 パール
 
※死んだキャラをそのまま外すと、死体がそこにいつまでもあります。NPCの体は基本的になくならないらしいので(破壊された場合などは未確認)、とっても後味の悪いことになります(^^;
 
B:マッドアルカンド
 マップCの海賊船から、アイテムをとってきてほしいと頼まれる。アイテムは呪われたリングなので、間違っても装備しないこと。
 リングを返してEXP300 オイル・オブ・フィエリーバーニング
 
C:海賊船
 マップBのマッドアルカンドから頼まれたアイテムがここにある。
C拡大図
海賊船拡大図
ついでに記念撮影。画面手前左から主人公アデル、隣がカイヴァン、アデルの後ろがミンスク、その隣がイモエン、ミンスクの後ろがダイナヘール、隣がブランウェン。
 
D:サイリーン×3
 まとまっているので、迂闊に近づくとダイアチャームの餌食に。
 EXP2000×3 パール×3 アロー・オブ・バイティング5本×3 ショートボウ×3
 
E:ザ・サージョン
 話しかけるとヒーリングをしてくれるすごくいい人。彼の兄が悪人なので、出会ったら戦ってくれと頼まれ、ポーション・オブ・マジックプロテクションをもらえる。その兄の名前が「ダヴァエロン」。3章以降、主人公達がいやでも耳にする名前であり、いずれは直接対決することになる。
 
F:オーガ、オグリロンなど
 このあたりに何体も集中しているので、近くを通るときはご用心
 
※謎の手紙
このマップに限らず、たまにいろんなところで拾う謎の手紙。意味不明だがなぜか100Gで売れる。
謎の手紙文面
 


 海岸沿いを少し歩いてみたが、このあたりは危険極まりない。あちこちにいるサイリーンが、遊び半分でダイアチャームをかけてくる。人を操って遊ぼうだなんて冗談じゃない。サイリーンの気配に神経をとがらせながら歩いていると、一人の女が助けを求めてきた。『正義の使者ミンスク』がブーとともに彼女を守ると胸を叩いたのだが、彼女がミンスクに『お礼のキス』をした途端にミンスクはばったりと倒れて動かなくなってしまった。私達は怒り、彼女を殺した。彼女は実はサイリーンだったようだ。誰かに命令されているようなことを言っていたが、こいつらの言うことなんてあてにならない。急いでミンスクをベレゴストの知事のところに運び込むと、なんとか生き返らせてくれた。海岸沿いを歩くのはもう少しとあとにしよう。経験を積むのは大事だが、それで死んでしまっては元も子もない。


丘3
丘3マップ
 
≪丘3≫
 
A:アーガインとその一味
 鉄を狙うハーフオーガの野盗一味。
 アーガイン:EXP520 ツーハンデッドソード+1 野盗の頭皮 ゴールド類
 ハーフオーガ×3:アーガインの手下 EXP270×3
 
B:洞窟
 中に入るなりウェブの罠。通り過ぎなければ上に乗っていても発動しないので、シーフに先に入らせて解除すること。中にはポーション・オブ・ファイアーレジスタンス ブラッドストーンアミュレット オイル・オブ・スピード(呪われるアイテムなので飲用禁)
罠拡大図
洞窟のトラップ
 
C:イオインガルチョベアーとその一味
 ネーミングセンスを疑いたくなるような野盗一味。
 イオイン:EXP300、野盗の頭皮、ジェムなど、他ノーマルアイテム
 ドリベン:EXP150、野盗の頭皮、アロー+1、ジェムなど、他ノーマルアイテム
 ビリー:EXP300、野盗の頭皮、アロー+1、ロングボウ他ノーマルアイテム
 
D:スプラット
 清涼飲料水のような名前のメッセンジャー。アムンに向かう途中で忙しいと言っているが、なんでそこに突っ立ってるかな(^^;
 
E:ハルリック
 牛がクヴァートに襲われているので助けてくれと行ってくる農民
 
F:ハルリックの牛を襲っているクヴァート
 けっこう大量にいるので注意。全部倒してハルリックに話しかけるとEXP350、名声+1
 
G:サルヘドラ
 話しかけると主人公達をばかにしたようなことを言うが、この地区の南にオーガ達の拠点らしきものがあることを教えてくれる。
 オーガ達を全部倒して話しかけると、そそくさと立ち去ってしまうがEXP300
 
H:オーガの拠点
 拠点というより陣地のようなもの。何体かいるので全部倒すこと
 
I:木の根元に死体
 ポーション・オブ・ヒーリング、59G、オイル・オブ・スピード(呪われるので飲用禁)
 
J:隠しアイテム
 ウォーターオパール 座標 X:1574 Y:1488近辺
 ※2006/1/28追記 
 


 ベレゴストで頼まれていた仕事を全部終えた。お金も貯まったし、大分実戦経験も積めたと思う。いよいよ野盗どもの本拠地を叩くときだ。
『で、どうやって連中の本拠地を突き止めるの?』
 イモエンはなんだか楽しそうに訊いてくる。トランジックの地図には場所は記されているが、彼らが自分達の本拠地に看板を出しているとは思えない。私はずっと考えていたことをみんなに話した。彼らの幹部が連絡を取り合っているというシャープティースの森に出向き、わざと彼らと出くわして仲間に入れてもらおうという作戦だ。
『野盗の仲間になるだと!?そんな面倒なことをしなくても、ダイナヘールとミンスクとブーがいれば、野盗の奴らなんぞあっという間に蹴散らしてやるさ!』。
 ミンスクが例によって吠えるように叫んだ。たとえ一時でも、自分がそんな悪党どもの仲間になるなんて考えたくもないらしい。直情型のミンスクらしいが、相手は海千山千の強者だ。一筋縄でいくとは思わないほうがいい。その私の考えを、ダイナヘールは理解してくれたようだ。ミンスクに何度も言って聞かせて、私の作戦に従うよう説得してくれた。デジェマというものがどんなものか私はよく知らないが、ミンスクはダイナヘールには逆らわない。彼女を心から敬愛しているようだ。男が女を見る目というのではなく、たとえて言うなら臣下が国王をあがめ奉るような、そんな雰囲気に近いものを感じる。
『おお、ブーよ、俺達は少しの間悪党どもの中に身を置かなければならない。でも俺とブーならどんな試練も乗り越えていける!がんばろうな!』
 どうやら納得してくれたらしい。実にわかりやすい奴だ。さてどこから森に入ろう。ベレゴストからだと、ラースウッドと呼ばれる森が近いようだ。ラースウッドを抜けて、ペルドベールと呼ばれる湖沼地帯に入ってみようか。どちらも街道の東側にあり、南側は森が消えて、確かファイアーワイン橋の遺跡があるはずだ。となると、野盗どものキャンプがあるとすればシャープティースの森のさらに東か、それとも北か・・・。トランジックの荷物をもう少しいろいろみてみよう。どちらから行けばいいか、何か手がかりがあるかも知れない。


ラースウッド
ラースウッド
 
≪ラースウッド≫
 
 野盗やブラックタロンズエリートが頻繁に現れる。野盗はともかくブラックタロンズエリートは難敵。
 
A:テヴェン
 野盗一味の幹部。この近辺に主人公達が近づくと、話しかけてくる。会話の選択肢で、1は戦闘(倒すとEXP975、45G)、3は有り金すべてとられる。会話の選択肢を2−3、2−4と選んだ場合のみ仲間になれる(EXP400)。2−1、2−2などは戦闘か金を取られるかとなる。
 以下は仲間になる選択肢を選んだ場合の展開
 
 2−3と選んで仲間になった場合。
 1.野盗のキャンプにいれて行かれる(オートイベント)
 2.タゾクに出会って会話イベント。選択肢3−2で気に入られる。3−3で戦闘になるが、一定以上ダメージを与えると結局気に入られるので結果はおなじ。
 
 2−4と選んで仲間になった場合
 1.野盗のキャンプに連れて行かれる(オートイベント)
 2.タゾクが「信用できない」と言っていきなり襲ってくる。一定以上ダメージを与えると気に入られる。
 
 ◎戦闘になった場合、タゾクの足下の輪は赤。その後気に入られるイベントが起きると青くなる。ここでタゾクを怒らせた状態(足下の輪を赤の状態)で倒せればEXP4000(イベントに入って輪が青くなってから倒すとEXP400)、ガントレット・オブ・ウエポンエクスパティーズ、オイル・オブ・スピード(こちらは白い瓶なのでまともなアイテム)、ポーション・オブ・ヒーリング(呪われるので飲用禁)
 
※ここでタゾクを倒しても野盗キャンプは自由に歩き回れる。タゾクはいずれ、とある場所で復活するので、ここでは倒しても倒したことにならないらしい(笑)
 
B:オスマディ
 狂ったドルイド。兄弟の仇だと言って一方的に襲ってくる。
 倒すとEXP1000、ゴールド少々
 
C:コルソネ
 主人公達がオスマディに襲われているところにやってきて、加勢してくれるドルイド。ここで素直に礼を言って立ち去ってもいいが、会話の選択肢を1−2−2−2と選んでいくと、こいつの正体が暴ける。その後戦闘。
 倒すとEXP1000、ゴールド少々
 


ペルドベール
ペルドベールマップ
 
≪ペルドベール≫
 
 ブラックタロンズエリートが大挙して出現するエリア。アイスアローをバンバン使ってくるし命中率は高いしでかなりの難敵だが、うまく倒せればアイスアローやアロー+1が大量に入手できる。あちこちに固まって出現するので、シーフをステルスで先行させるとある程度出現ポイントが把握できる。
 
A:ヴィコニア(NPC)
 ダークエルフ(ドロウ)のクレリック。
 フレイミングフィストに追われているので助けてくれと頼まれる。引き受けるとフレイミングフィストが現れ、ヴィコニアを渡すよう要求。面倒には関わらないと答えるとヴィコニアは怒って立ち去ってしまう。
ヴィコニアキャラデータ

 以下はヴィコニアの頼みを引き受けた前提での選択肢
 
 1.ヴィコニア引き渡し要求に応じると、ヴィコニアと戦闘。
   倒すとEXP100
 2.引き渡し要求をはねつけるとフレイミングフィストと戦闘。
   倒すとEXP250
 このあとのヴィコニアとの会話で仲間に入れるを選択すると名声−2
 
B:ハンター
 会話の選択肢によっては、ファイアーワイン遺跡の話を聞くことが出来る。
 
C:レイケン
 ラースウッドのテヴェンと同じく、野盗の幹部。ここでも会話の選択肢で、1は戦闘(倒すとEXP650、ウォーハンマー+1、ゴールド少々、他ノーマルアイテム)、3は有り金すべてとられる。会話の選択肢を2−3、2−4と選んだ場合のみ仲間になれる(EXP400)。2−1、2−2などは戦闘か金を取られるかとなる。
 以下は仲間になる選択肢を選んだ場合の展開
 
 2−3、2−4と選んで仲間になった場合。
 1.野盗のキャンプにいれて行かれる(オートイベント)
 2.タゾクに出会って会話イベント。選択肢3−2で気に入られる。3−3で戦闘になるが、一定以上ダメージを与えると結局気に入られるので結果はおなじ。
 
※テヴェンの時と違って、選択肢によってタゾクの態度が変わると言うことがない。野盗のキャンプに移動してからの展開はテヴェンの時とおなじ。
 


野盗のキャンプ

 
 まんまと野盗の幹部達をだまし、キャンプに入り込んだ。タゾクは疑っていたようだが、私達の腕をみてとりあえず信用する気になったらしい。キャンプは活気に満ちているが、和やかとは言い難い。さて、忠実な野盗のふりをして少し中を歩き回ってみよう。あの大きいテント・・・・まわりの警備がいやに厳しい。さて誰に聞いてみようか。イモエン得意の話術をここでも披露してもらうことになりそうだ。
 


野盗のキャンプ
野盗のキャンプマップ
 
≪野盗のキャンプ≫
 
 シャープティースの森に野盗が構えたキャンプ。ラースウッドのテヴェンか、ペルドベールのレイケンを通して仲間になってここに来た場合は、中を自由に歩き回れる。
 
◎外に立っている人物
 
a:アルデノール・クラッシュ
 野盗に協力するチルの幹部らしいホブゴブリン。タゾクのテントクリア後は敵対する。
 EXP900 ノーマルアイテム
 
b:ホブゴブリン
 洞窟の見張り役。洞窟の中に悪さをしたノールがいるから入ってはいけないと教えてくれる。でも入っても何も言わない。
 
c:タウゴーズ・コーサン
 野盗の幹部の一人だが、テントの中にいないところをみるとちょっと下の方かも。タゾクテントクリア後は敵対。その前でも会話で敵対することは出来るが、やめておいた方が無難。
EXP2000、フルプレートメイル、ミディアムシールド+1、ウォーハンマー+1、ポーション・オブ・ファイアーブレス、ポーション・オブ・フォーティーチュド
 
d:クレダス
 偉そうにアドバイスしてくれる奴。はいはいと聞いておきましょう(笑)
 
◎施設案内
 
A:テント
 ノール×3がいるが、いきなり戦闘。中の箱を調べるとパールネックレスなどが手に入る。
 
B:テント
 テルサスというホブゴブリンがいる。新入りだというとレザーアーマーを手渡される。邪魔なので断っても、彼はそれが仕事だからと押しつけられるので、とりあえず受け取ってその辺の樽に放り込めばOK。テルサスからはブラックタロンズとチルが野盗に協力しているという話を聞ける。
 
C:テント
 中には入れない。西側のテーブルにフレイムアローのスクロール。
 
D:テント
 ノットがいる。会話で2を選ぶと怒って去っていってしまう。まずは1を選んで、そのあと2−2−2でタゾクのテントの情報を聞ける。
 
E:洞窟
 悪さをしたらしいノール、ガークラックスが閉じこめられている。中に入るとガークラックスが話しかけてくるが、結局戦闘。
 ガークラックス:EXP120、その他ノール軍団多数
※テント内にはいると、パーティーは横一列に並んだ状態で会話が発生するので、メイジが狙われないよう注意。
 
F:テント
 誰もいない。中の箱の一つからヒールポーション。
 
G:テント
 奥の宝箱からウェブとファイアーボールのスクロール
 
※A〜Gのテントのまわりにも箱や袋があるので、見落とさないようくまなく調べたほうがお得♪
 
H:宝箱
 ショートソード+1
 
I:箱
 ワンド・オブ・フィアー
 
J:ミディアムシールド+1
 
K:タゾクのテント
 野盗の幹部達が集うテント。彼らを全員倒して奥の宝箱に入っている手紙をとれば3章終了なので、ここに来るのは一番最後がよろしいかと。
 
テント内部
タゾクのテント内部
 
 中に入るとラエモンが怒りだし、戦闘になる。
 
1.ラエモン:EXP1200、アイスアロー、他ノーマルアイテム
2.ブリティック:EXP900、スフィーンジェムなど
3.ヴェンクト:EXP900、ローブ・オブ・ファイアーレジスタンス、ポーション・オブ・ヒーリング×2、カラースプレー、ブラインドネス、フレンドのスクロール
4.ハクト:EXP750、ロングボウ・オブ・マークスマンシップ、アーマーのスクロール
5.エンデルサイ:野盗に捕まっていたローグ。いろいろと情報が聞けるので出来るだけ聞いておくこと。
6.宝箱(罠あり)
 2060G、スティンキングクラウド、アガナザーズスコーチャー、ホラーのスクロール、手紙類。
 
◎テントクリア後に外に出ると、野盗達が順次敵対していくので、すべて倒す。たまに敵対しないことがあるので、タウゴーズ・コーサンあたりを突っついて倒すと、他の連中も敵対してくれる(笑)
 


 とうとう野盗の大幹部達を倒した。しかも4人もだ!タゾクがいなかったのは残念だが、奴に関してはまだチャンスがある。ついでと言ってはなんだが、彼らに捕まっていたらしいローグを一人助けた。罠かとも思ったが、どう考えても罠としての機能は果たせそうにない場所に彼はいた。エンデルサイと名乗るそのローグから、野盗達のことをもう少しいろいろと聞き出すことが出来た。彼らは一時的にこの森を拠点としていたが、本拠地はもっと別にあるらしい。エンデルサイの言葉をヒントに、次の目的地が決まった。ソードコースト西側に広がる不気味な森、クロークウッドだ。


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