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第一章

第一章扉
 
 
 ふと気づくと朝だった。あんな悪夢のような出来事があったあとでも眠れるとは驚きだ。あれが本当に悪夢であってくれたなら・・・。目が覚めたらそこはいつもの自分のベッドで、ゴライオンが早く起きて仕事に行けとせかしてくる・・・。でも、そんないつもの朝は、もう二度と訪れないのだ・・・。私達を襲ったあの武装集団は、いったい何者だったのだろう。あたりはもうすっかり暗くなっていたが、彼らの人相風体ははっきりと覚えている。どう猛なオーガが2匹と、美しい女戦士、そしてまるで魔王のような鎧をつけた大男・・・。あの男は間違いなく私を指さして『そいつを渡せ』と言っていた。でもどうして?キャンドルキープで襲ってきた男達といい、私には狙われる理由がまったく思い当たらない。でもきっとゴライオンは知っていたのだ。だから私を守ろうとした。守ろうとして・・・そして・・・。
 
 脳裏に焼きついた恐ろしい光景から目をそらすように、あたりを見渡した。あの時夢中で逃げてしまったけれど、ここはどこなのだろう。木立の向こうに道が見える。おそるおそる出てみたが誰もいない。ゴライオンを失って、これからどうすればいいのだろうか。途方に暮れて涙がにじみそうになった時、聞き慣れた明るい声を聞いた。振り向いた瞳に見覚えのある顔が映る。これは幻だろうか。でも確かに「イモエンよ、忘れちゃったの?」と言っている。ではここにいるのは間違いなく幼なじみのイモエン・・・。
 
 「こっそりついて来ちゃったのよ」とイモエンは屈託なく笑った。ゲートキーパーはゴライオンが外に出ると言うことで緊張したらしい。彼女がこっそり私達のあとをつけていることに気づいていなかったのだから。図書館の前でイモエンが言いかけたことを問いつめてみた。どうやらゴライオンあての手紙を盗み読みしたらしい。自分とおなじ頃にキャンドルキープに来たらしいイモエンは、いつもウィンスロップのところにいた。宿屋の手伝いをしながら食べさせてもらっていたようだが、ゴライオンは自分に勉強をさせる時はいつもイモエンも一緒にさせていた。同じようにゴライオンの教えを受けて同じように育ったはずなのに、なぜかイモエンは錠前やら罠やらに興味を持ち、同時にゴライオンが操る高度な魔術にも興味を持っているようだった。そして私はと言えば、力自慢の戦士達にあこがれている。女だてらにと言う人もいるようだが気にしない。戦士として訓練をしていたおかげで、二度にわたる暗殺者の襲撃から身を守れたのだ。これでゴライオンをも守ることが出来たなら言うことはなかったのに・・・。結局最後の最後まで、ゴライオンに助けられるだけで、自分からは何もしてあげることが出来なかった。それがどうしようもなく悔しい。
 
 これからどうしようとイモエンに言うと、彼女は夕べの惨劇があった場所に行ってみようと言う。ゴライオンは大事なものは肌身離さず持っている質だから、きっと手紙も懐にあるのではないかというのだ。二度と足を踏み入れたくない場所だが、それがいいのかも知れない。20年もの間自分を育ててくれた養父に、最期の別れをしてくるべきなのだろう。夕べ自分達を襲った連中がまだ見張っていて、自分を捕まえに来るのじゃないかと不安だが、でもせめて、ゴライオンの持ち物が何か残ってないかだけでも調べたい。見つかればそれが形見となる。それからフレンドリーアームインに行こう。ゴライオンがはぐれた時のために言い残してくれた二人の友人の名前は「ジャヘイラとカリード」。その二人は信用できると言った。今はどんなつてでも頼りたい。イモエンはずっとそばにいると言ってくれたけれど、それにしても二人では心許ないし、ゴライオンがかき集めてくれたわずかなお金だけでは、ろくな装備も買うことが出来なかったのだ。この状態であてもなく彷徨うのは死を意味する。今は決断の時だ。
 


キャンドルキープコーストウェイ
キャンドルキープコーストウェイマップ
 
≪キャンドルキープコーストウェイ≫
 
★ 第一章開始時に主人公が立っている場所。イモエンはここで登場
イモエンキャラデータ
 
A:ゴライオン襲撃の現場
 オーガの死体にアイテム。ゴライオンの死体からダガー、手紙、その他ゴールド類多少
 
B:チェイス
 自殺志願の男。たきつけても説得しても、結局彼は自殺をやめて家に帰ってしまう。
 
C:ビンコス
 ベレゴストの北で隊商が襲われたことを、バルダーズゲートの大公達に知らせに行く途中のメッセンジャー。
 
D:コルセド
 夕べの森での騒動を聞いていたと言う男性。道の先で怪しい二人連れを見たと言う。
 
※C、D共に移動しているので、この場所で必ず会うとは限らない。マップの中のどこかだが、街道沿いが多い。
 
 モンタロン:ハーフリングのファイター/シーフ
 ツァー:人間のネクロマンサー(スペシャリストメイジ)
 常に二人一緒に行動するので、パーティーから外す時にどちらか一人を指定しても二人一緒にはずれる。
 なお、この二人はナシュケル鉱山攻略後はいなくなってしまうので、仲間にしたい時はナシュケルに向かう前までにいれること。
モンタロンキャラデータ ツァーキャラデータ
 
 
F:マーク上部の木の裏側にダイヤモンドあり
 金欠の序盤には非常にありがたいアイテム 座標→X:4418 Y:1956 だいたいこのあたり
※セガバルダーズゲートBBSよりDragonMasterさまからの情報です。ありがとうございました。


 今いる場所が「キャンドルキープコーストウェイ」と言う場所だと、イモエンが教えてくれた。イモエンは自分とおなじでキャンドルキープを出るのは初めてのはずなのに、なぜそんなことを知っているのか尋ねると、ゴライオンがこの世界の地理について教えてくれたはずだという。地理や歴史はあまり好きではなかった。ゴライオンの教えをきちんと聞いてなかったことが悔やまれる。キャンドルキープコーストウェイを抜けるとライオンズウェイと呼ばれる街道に出る。その手前で奇妙な二人連れに出会った。先ほどコルセドが言っていた二人に違いない。あまり印象のよくない連中ではあったが、私の足の怪我を見てポーションを分けてくれた。ただし、その見返りとして、一緒にナシュケルの市長に会ってくれと言う。市長に会うというのなら、それは邪悪なこととも思えない。養父の友人達に会うためにフレンドリーアームインに行くことを承諾してくれたので、イモエンはあまりいい顔をしなかったが、とりあえず一緒に行動することにした。


ライオンズウェイ
ライオンズウェイマップ
 
≪ライオンズウェイ≫
 
A:赤いとんがり帽子のへんな老人 主人公に話しかけてくる。
 
B:この石の中央にあるくぼみの中に、リング・オブ・プロテクション+1が入っている。
 
C:アオルン
 静かにしろと話しかけてくる。このあたりのことを聞くと少し教えてもらえる。でもあんまり役に立たないような・・・。
 
D:オーガ
 ガードルをいっぱい持っている変なオーガ。けっこう強敵。こいつの持っているガードルのうち一つは、フレンドリーアームイン宿屋2階にいるアンシェイのもの。
 倒すとEXP270 アンシェイのガードル、ガードル・オブ・マスキュリン/フェミニン、ゴールド類
 
※主人公が男性ならガードル・オブ・フェミニン、女性ならガードル・オブ・マスキュリンになるようです。要は性転換しちゃうガードル(^^;
 
E:キャラバンの残骸
 野党に襲われたらしいキャラバンの残骸。キャンドルキープコーストウェイで出会ったビンコスが言っていたのがこれかも知れない。
 箱から7G
 
F:ジェイス
 キャラバンが襲われるところを目撃していた子供。主人公達も疑われる。
 
G:アンダウト
 ベレゴストのケルダス知事に、アムンの兵増強の知らせを届けに行く伝令。急いでいるわりには立ち止まって尻をかいていたりするので緊張感ゼロ(^^;


 ライオンズウェイへの入口で、派手な赤い帽子をかぶった奇妙な老人に出会った。最近旅をするものと言えば命知らずか頭のおかしな連中だけだと言い切る。言い切れるほどに世の中のことをわかっているのか、ただ単に頭のネジが飛んでいるのか、よくわからない。もっと邪険にしてもよかったのに、尋ねられるままフレンドリーアームインに友人を捜しに行くことを告げてしまった。老人はフレンドリーアームインへの道を丁寧に教えてくれたが、最後に妙なことを言っていた。
 
「そなたの選んだ道は険しいが、必ずよい方向に導いてくれるだろう」
 
 何も選んだつもりはない。ゴライオンと一緒に旅に出ただけだ。でも結果として、ゴライオンは死んでしまい、自分はイモエンと二人、見知らぬ二人連れと一緒に行動している。この選択は本当に正しいのだろうか・・・。


フレンドリーアームイン
フレンドリーアームインマップ
 
≪フレンドリーアームイン≫
 
元は邪悪な神バールのプリーストが所有していたが、ベントリー・ミラーシェイドが仲間と共に解放して、今は宿屋と寺院がある。宿屋ではアイテム類が購入可能。また、第5章に入る前は、この店でしかワンドの売買が出来ない。
 
A:この木の根元に「リング・オブ・ウィザードリィ」が埋まっている。ゆっくりとポインタを滑らせて根気よく探すこと。
 座標→X:2553 Y:3759 近辺
 
B:ジョイア
 パッと見たところわかりにくいが、このあたりに扉がある。中に入ってジョイアに話しかけると、ホブゴブリンからフレームダンスリングを取り返してきてくれと頼まれる。
 リングを返してEXP400 名声+1
 
C:ターネッシュ
 宿屋への階段を上がろうとすると声をかけてくる。主人公の名前を知っていて、友達と会うつもりだと答えると、仲間のところに連れて行くと言いながら攻撃してくる。でも他の選択肢を選んでも攻撃してくる。つまりどう転んでも敵ですな(^^;
 倒すとEXP120 マジックミサイル、アーマー、バーニングハンドのスクロール、ゴールド類少々、賞金稼ぎのスクロール(売却可能)
 
D:宿屋への階段
 ここをくぐるとオートセーブがかかる。宿屋にはいると、ジョピが話しかけてくる。この時彼の叔父の話を聞いておくと、あとでにやりのシーンがあるかも。
 
◎宿屋内部 画像左から順に1階、2階、3階
フレンドリーアームイン1階 フレンドリーアームイン2階 フレンドリーアームイン3階 
a:ジャヘイラ、カリード(NPC)
 ジャヘイラ:ハーフエルフのファイター/ドルイド
 カリード:ハーフエルフのファイター ジャヘイラの夫
 夫婦なので常に二人一緒に行動する。外す時も一緒に外れる。ゴライオンの友人で、主人公を何かと助けてくれる夫婦。
 なお、この二人はナシュケル鉱山攻略後はいなくなってしまうので、仲間にしたい時はナシュケルに向かう前までにいれること。
ジャヘイラキャラデータ カリードキャラデータ
 
b:アンシェイ
 ライオンズウェイのオーガにガードルを取られたと嘆く女性。取り戻してやると報酬がもらえるが、どうやらアンシェイは著名な作家らしく、サイン入りの本がもらえることがある。もらえる基準は未確認。
 ガードルを返してEXP800 70G 
 
c:ランドリン
 ベレゴストの家が蜘蛛に乗っ取られて家に帰れない女性。蜘蛛を退治して、家の中で見つかるアイテムを持ってくるとそれぞれ報酬がもらえる。報酬の詳細はベレゴストマップ攻略ページに記載
 
※クエストを受ける時点で解毒剤が5本ほどもらえる時があるが、もらえる基準は未確認。
 
d:貴族
 話しかけると主人公をメイドと間違えてズボンのクリーニングを頼んでくる。いったんズボンを受け取って、すぐに返すとEXP100もらえるが、これを返さずにずっとずっと持っていると、いいことがそのうちあるかも。
 
E:寺院
 グリッダーゴールド神を祭る寺院。宿屋の経営者ベントリー・ミラーシェイドの奥さんが司祭を務める。ポーションなどを購入可能。
 
F:ホブゴブリン
 ジョイアのフレームダンスリングを奪ったホブゴブリンがいる。街道沿いに何体か出てくるので、倒すごとに丁寧に荷物をあさること。


 フレンドリーアームインは賑やかな町だ。要塞のような高い城壁がキャンドルキープを思い出させる。城壁の入口にも中にも衛兵がいて、治安はいいようだ。この要塞は元々バール神のプリーストが所有していたという。バール神と言えば邪悪な神だとしか聞いていない。でも今はベントリー・ミラーシェイド率いる冒険者の一団によって住みよい町として作り替えられている。そのベントリーが経営する宿酒場でジャヘイラとカリードに出会った。ジャヘイラは品定めするようにじろじろ見ていたのであまり感じかよくなかったが、ゴライオンの死を悲しみ、私が落ち着くまで一緒にいてくれると言ってくれた。驚いたことに二人ともナシュケルに行くつもりだと言う。どうやらモンタロンとツァーが会う予定のナシュケルの市長に、ジャヘイラ達も会うつもりでいるらしい。目的地がおなじならばと一緒に行動することにしたのだが、モンタロンとツァーはジャヘイラ達が気に入らないらしく、何やら不満げにぶつぶつ言っている。そのくせ何が不満なのかと聞くと、『なんでもない、あんたの決めたことに口出しはしない』と言うのだ。だが背後でいつも火花が散っているような気がして落ち着かない。オベのところで訓練のために組んだパーティーの人達はみんないい人達ばかりだったけれど、現実に初めて組んだパーティーは何やら怪しい雲行きだ。6人の大所帯になって宿に一晩泊まり、翌朝私達はあらためてライオンズウェイに出た。
 
 この先にベレゴストという大きな町があることは、昔ゴライオンに聞いて知っている。そう言うことはよく聞いていたのねとイモエンに笑われた。そこに少し腰を落ち着けて、旅支度を調えたりうわさ話を聞き込んでみたいと提案してみた。かなり賑やかな町らしいので、ただ通り過ぎてしまうのはもったいないと思ったし、何より懐具合が寂しい。仕事を見つけることが出来れば多少は資金の足しになるだろう。
 
 思った通り、ジャヘイラが文句を言い始めた。カリードがなだめようとするが聞く耳を持たず、早くナシュケルに行くべきだとの一点張りだ。モンタロンとツァーもおなじ事を言うのだが、ジャヘイラと同じ意見というのは気に入らないらしく、ますます険悪な雰囲気になってしまった。でも私は考えを変えなかった。ナシュケルの市長に会う前に、もう少しまともな装備がほしかったのだ。結局私がみんなを押し切って、ベレゴストにしばらく滞在することに決めた。『わがままなお嬢さん』にみんな渋々従ったと言うことらしい。イモエンだけが『あなたの思う通りにやってみるのがいいわよ』と言ってくれた。いかにも子供っぽいわがままでみんなを振り回しているように思われたのは悔しいが、とにかく今はお金がほしい。ベレゴストにいい仕事があることを祈りながら、私達は南を目指して歩き始めた。


ベレゴスト
ベレゴストマップ
 
 
≪ベレゴスト≫
3章以降メインクエストに関わってくるが、1〜2章ではサブクエストの宝庫。章をまたぐ長いクエストもあり。
 
施設&クエスト案内
 
◎役人の家
 ジェラルド・トラヴェンハーストという役人の家。守衛の目の前の箱を開けると敵対されるが、本棚をあさったり、誰もいない二階をあさってアイテムをいただいても見つからなければOK。でもたいしたアイテムはないので期待しないほうがいい。
 
 
◎サンダーハンマースミシー
 ベレゴストの鍛冶屋。マジックアイテムも売っている。フレンドリーアームインの北側『村1』で手に入るアンクヘッグの殻を持って行くと、一つ400Gで買ってくれるか、鎧を作ってくれるかどちらか。売ればある程度の数は売れるのでなかなかおいしい。売りすぎるともういらんと言われる。鎧を作ってもらうとその後は売れなくなる。鎧を作ってもらうと4000G。けっこういい商売してるわ(^^;
 
 
A:ゴーリン・ヴェンド
 マップに最初に入ったとき近づいてきて、町のことをいろいろと教えてくれる。ここは一通り教えてもらって、素直に礼を言って立ち去りたいところ。
 
B:広報官
 話しかけると「聞いてって聞いてって」と客寄せする不思議な広報官。ベレゴストの知事が狂ったプリーストのバッシラスに賞金をかけたことを教えてくれる。
 
C:カゲイン(NPC)
 ドワーフのファイター
 行方不明となっているエンタール・シルバーシールド大公の息子を捜すために主人公達を雇いたいと申し出る。果たして見つかるのかは未確認。でもソードコースト北部に行ってしまうと「まっいいか」とあきらめてしまうらしい。ドワーフのくせにわりと軟弱(笑)
カゲインキャラデータ
 
 人間のバード。
 シルクという歌手のマネジメントをしており、主人公達を雇いたいと申し出る。ダメージを受けすぎるとすぐパニック状態になって操作不能になるので、使いにくい。
ゲーリックキャラデータ
 
E:シルク
 自称歌手。フェルデポストインと契約のことでもめて、狙われているので主人公達に守ってほしいと言ってくる。この時のシルクとの会話イベントで、ゲーリックは主人公達に300G渡したと言うが、実際にお金が増えるのは、シルクの依頼を遂行してから。その後シルクの言う『悪党』が3人やってくるが、なぜかシルクは彼らに話をさせようとせず、一方的に攻撃しろと主人公達にせかしてくる。実はシルクのほうが悪党で、スカウトマンから宝石をだまし取ろうと画策していたことが判明。ここでの選択肢は二つ。
 
1.シルクの言うとおりにスカウトマン達を攻撃する。EXP15×3 300G 名声−2
  ゲーリックは怒って立ち去ってしまう。
2.シルクの嘘を見破り、シルクを殺す。
  EXP900 400G スタッフ+1 ポーション・オブ・インヴァルナラビリティ。
  スカウトマン達から礼を言われ、ポーション・オブ・ディフェンス
  ゲーリックに話しかけると仲間に出来る
※スカウトマン達は、一人一人がポーション・オブ・ディフェンスを持っているので、二人からはスリとって(要事前セーブ&何度かトライすればスれる)残った一人に声をかければ三本ともゲット♪
 
 
◎レッドシーフ・イン
 
F:カルラット
 賞金稼ぎ。レッドシーフ・インに入った途端に襲ってくる。けっこうタフなので注意が必要。
 倒すとEXP270 チェインメイル、盾、バトルアックス、ゴールド類、賞金稼ぎのスクロール。
 
G:ペルデュー
 レッドシーフ・インのフロアをちょこちょこ走り回るハーフリング。最初の会話選択肢で『犬の頭?』を、次の選択肢で『ノールだ!』を選ぶと、ノールに取られた短剣奪取の依頼をされる。このあとの選択肢で彼をからかうと依頼は受けられないが、アイテムを手に入れてから話しかければ経験値はゲットできる。でも素直に受けてあげた方が無難。
 捜し物はベレゴスト西のハイヘッジマップBに出現するノール軍団の中の無印ノールが持っている。グラフィックは普通のショートソード、カーソルを合わせると『ペルデューの短剣』と表示される。
短剣を渡すとEXP500 50G
※攻略本にも載っていないミニミニクエストのわりに、経験値はなかなかおいしい♪
 
H:ラレオ・ウィンドスピア
 レッドシーフ・インの2階にいる。ベレゴストの中のことをいろいろ教えてくれる。
 
 
◎バーニングウィザード
 
I:ザーロング
 ホブゴブリンに取られたブーツ・オブ・ステルスを探してきてくれというくせに、懐から25Gスって行く。ブーツはベレゴストの南の街道1マップ、中央付近の洞窟の南側にいるホブゴブリンが持っている。
ブーツを渡してEXP300 スった25G+100G スリのくせに気前がいいですな(^^;
 
J:スペン・ギルメ
 バーニング・ウィザードの2階にいる。ファイアーワイン橋の遺跡の噂を教えてくれる。
 
 
◎フェルデポストイン
 
K:マール
 フェルデポストインに入るなり因縁をつけてくる。もう一度話しかけると戦闘か説得かに分かれる。どうやら最近息子を亡くしたらしい。
 
1.戦闘の場合
  もう一度話しかけてからの選択肢を、1→1→1と選ぶと怒らせることが出来る。
倒すとEXP650 レザーアーマー ゴールド類少々
マールの友人らしいダンキン(おなじ場所にいる)に罵られる。
2.説得の場合
もう一度話しかけてからの選択肢を、1→1→3→3→1と選んでいく。マールは一人になりたいと言い、ダンキンがなだめてその場に待機したままとなる。
説得成功でEXP900
 
L:トランジック
 3章に入ってから、2階南西の部屋に現れる。主人公達に問いつめられて逆ギレするが瀕死になると情けなく命乞い。ここで重要情報をしゃべるのだが、たまに命乞いする前に死んだりすることもある(^^;。でも彼の持ち物の中から地図などが見つかるので、死んでもOK(をい)
倒すとEXP975 リング・オブ・プロテクション+1 ワンド・オブ・マジックミサイル ゴールド少々
※2006/1/1追記
 
M:ファイアービード・エルフェンヘアー
 キャンドルキープ以来の再会。『フェイトフルコインの歴史』という本を探している。お金を多めにくれると言うが本を渡すと忘れるらしい。本はマップUの家。なお、フェルデポストインでも売っている。
本を渡すとEXP300 名声+1 『デッドスリーの歴史』の本
※本のありか2005/11/26追記。セガバルダーズゲートBBSよりDragonMasterさまからの情報です。ありがとうございました。
 
N:ミリアン
 夫のローが戻らないので、消息を聞いたら教えてほしいと頼まれる。
 ローからの手紙はベレゴスト南の街道1マップにいるオグリロン2匹のうち1匹が持っている。
手紙を届けてEXP300 リング・オブ・プロテクション+1
 
O:ランドリンの家
 スパイダー4匹がいるのですべて倒す。家の中をあさって見つかるアイテムをすべてとって、フレンドリーアームイン内部マップcにいるランドリンに、指定されたアイテムを渡す。残りは儲け(笑)
 大蜘蛛の死骸渡してEXP200 100G、古いブーツ渡してEXP300 120G、ワイン渡してEXP300 75G
 
◎ジョヴィアルジャグラー
 
P:ビヨーニン
 4匹のハーフオーガに怪我をさせられたので仕返ししてほしいという、よく考えると情けない依頼をしている戦士。ハーフオーガはベレゴスト南の街道2マップの西側マップにいる。4匹とも倒してから報告するとEXP400 ミディアムシールド+1 名声+1
 
Q:グルケ
 クロークを盗まれたので取り返してほしいと依頼してくる。多分依頼してると思う。何か怒ってるのでよくわからない。クロークのあるクロークウッドには(別にしゃれではない(^^;)4章以降でないと行けないので、クエスト遂行はそれからとなる。
※無事クロークを取り戻してグルケに話しかけると、なんと彼はこのクロークの話を聞きに来る人達のおかげで大もうけしていたので、今さら見つかったとは言えないからとクロークを主人公にあげて、見つかったことを口止めする。EXP300
※2006/6/25追記
 
R:オフィサーバイ
 3章突入後に現れる、フレイミングフィストの女性将校。野盗征伐の協力を求めてくる。野盗を退治した証拠として、野盗の頭皮を持ってくれば一枚50Gで買うと言う。4章に突入後、頭皮を持っていない状態で話しかけるとバルダーズゲートに帰ってしまうので、5章突入まではここにいてもらって頭皮を売りまくるのが得策。
※オフィサー・ヴァイとの最後の会話のあと、名声+1
※2006/1/14追記
 
S:子供
 3章突入後に登場。オフィサー・ヴァイが主人公に会いたがっているという知らせを持ってくるが、初対面の時に『あんた臭いわ』とはいい度胸じゃねえか。
 
T:赤いとんがり帽子の変な老人
 またまた現れたファンキーじいさん。相変わらず偉そうに言うだけ言って去ってしまう。
 
U:普通の民家
 マップMのファイアービード・エルフェンヘアーに頼まれた本がこの家にある。入ってすぐの部屋東側の本棚二つのうち、向かって右側。このゲームはたいていの場合(全部検証したわけではないのでご注意(^^;)鍵のかかっていない箱からなら、とっても泥棒扱いにならないので、ここからいただいて渡せばOK。
 
★荷物入れおすすめポイント
 ここにレザーアーマーの入った箱が置いてある。ベレゴストを拠点に歩き回る時は、ここを荷物入れにするのがおすすめ(^^)  


 とりあえずの宿を決めるつもりで入った宿屋「レッドシーフ・イン」で、いきなりカルラットというドワーフに襲われた。まただ・・・。キャンドルキープで二回、フレンドリーアームインで一回、そしてここでもまた・・・。私を狙うのは何者なのだろう。こんなところまで来ても平安を得られないなんて・・・。でもうれしいこともあった。仕事を探して訪ねた、とある民家で思いがけない出会いがあったのだ。キャンドルキープによく来ていたファイアービード・エルフェンヘアーが、この町にいた。私達がキャンドルキープを出たあと、彼もベレゴストに向かうためにキープを出ようと旅支度をしていた時にゴライオンの死の知らせを聞いたらしい。昔通りにいろいろと心配してくれる彼の優しさに触れて胸が熱くなった。本を買ってきてくれと頼まれて買いに行ったが、本を渡した途端に彼は本の世界に埋没してしまい、私にくれるはずだったお金のことは忘れてしまったらしい。でもいいことにしよう。何よりも懐かしい顔に出会えて、いまはとてもうれしいのだから。イモエンからは「お人好しね」と笑われたけれど、いまだけは、もう二度と取り戻すことの出来ない思い出に浸りたい。結局宿屋は「フェルデポストイン」に決めた。自分を狙った男がいた宿屋なんて恐ろしくて泊まれない。もっともモンタロンやツァーに言わせれば、「そいつを倒したんだからここは安全だ。他の宿屋にも似たような奴らがいるかもしれんぞ」ということらしいが・・・。その言葉を裏付けるかのように、フェルデポストインに入るなり因縁をつけられた。また賞金稼ぎかと思ったが様子が違う。どうやら最近、冒険者のまねごとをしていた息子を亡くしたらしい男性だった。何とか落ち着かせることが出来たが、父親の深い愛情に胸が締めつけられるようだった。子供はいつか親の手を離れていくものだけど、親にとってはきっと子供はいつまでもかわいい子供なんだろう。だからゴライオンは私を守ってくれたのだろうか。20歳にもなって自分の身を守る術も知らない我が子を、命がけで守ってくれたのだろうか・・・・。


ベレゴスト東の寺院
東の寺院マップ
 
≪ベレゴスト東の寺院≫
 ベレゴストからは移動時間ゼロで来れる。ベレゴストのマップと合わせると道の続き具合までぴったり(^^)
 
 
施設&クエスト案内
A:酔っぱらい
 俺はリッチだから金を出せと言う情けない酔っぱらい。殺すことも出来るが一応一般人なので、ほっとくのが一番。
 
B:アシェン
 ウォーターディープから行商に来たという商人。ソードコーストの悪口と父親への文句をたらたら言うばかりで、何も売ってくれないのでこいつもほっとくのが吉。
 
C:ホブゴブリンの盗賊一味
 カタックを首領とする盗賊一味らしい。何をどう言っても戦闘になる。
 カタックを倒してEXP120 スタッデッドレザーアーマー ツーハンデッドソード ゴールド類 
 手下のホブゴブリン7匹 EXP35×7 ちりも積もれば・・・(^^;
 
D:ウルフの群れ
 中に2匹、ヴァンパイアウルフがいる。マジック武器でないと倒せないので、序盤うっかり赤線の中あたりをふらふらしているとえらい目に遭う危険性あり。(マップ内赤線の囲いは、あくまで出現の目安)
ヴァンパイアウルフEXP2000×2 
 
E:ガリレアス
 空ばかり見過ぎて首がねじれた天文学者。温かい目で見て研究の成果を聞いてあげましょう。何ももらえないけどw
 
 
◎ソング・オブ・ザ・モーニングテンプル
 ベレゴストの統治者であるケルダス・オーミリア知事が司祭を務める寺院。ポーションなどの購入が可能。最初に話しかけて、『何も要らない』を選択すると、バッシラスの話を聞かされ、彼のホーリーシンボルを持ってくれば5000G支払うと言われる。
バッシラスを倒してホーリーシンボルを持ってくるとEXP1000 5000G
※2006/1/1追記
 
※この寺院の中にはサイリーンらしい女性が歌を歌い続けているが、彼女達それぞれからパール一個とショートボウをスることが可能。また、ケルダス知事からは、ポーション・オブ・ヒーリング1本と、エリクシール・オブ・ヘルスを1本スリ取ることが可能。どちらも成功すれば何事もなく済むので、事前セーブでレッツトライ♪
 
 
◎ベスティブル
 中にいるのは一応『ドーン・プリースト』だが、口は悪いし床磨きしかしていない。他は何もなし。


 思った通り、この町には様々な仕事があった。出来る限り歩き回ってこなせる仕事はこなしたが、足を伸ばさなければならない失せもの探しや人捜しは、受けたままもう少し待ってもらうよう頼むしかなかった。いよいよジャヘイラが怒り出したのだ。しかも彼女は早くナシュケルに行くことももちろんだが、モンタロンとツァーが気に入らないらしく、ことあるごとに言い争いをしている。やれやれ・・・もう腰を上げるしかない。本当はベレゴストの西にあるハイヘッジと言うところにも行ってみたかった。高名なメイジが住むという屋敷に、一番興味を示したのはツァーよりイモエンだ。メイジ同士だとライバル意識があるのか、ツァーはハイヘッジのメイジの噂にあまり興味を示さなかった。もっとも心の中では何を考えていたのかわからないけれど・・・。
 
 イモエンは残念そうだったが文句は言わなかった。この上イモエンにまで文句を言われたら、私の立場がないとわかってくれたのだろうか。女の友情ははかないなんて言うけれど、私とイモエンの間にその言葉は当てはまらない。ベレゴストでの仕事で、少しはお金も貯まった。これならナシュケルの市長に会って笑われない程度の装備が買えるだろう。さあ、出発だ。


南の街道1
南の街道1マップ
 
≪南の街道1≫
 東の寺院マップ同様、ベレゴストからの移動時間はゼロ。マップグラフィックはベレゴストとぴったり合う。
 
A:シェライ
 フルーツ摘みに来たという小生意気なガキ子供(^^;
 
B:オグリロン×2
 内一匹がベレゴストマップNのミリアンの夫、ローの手紙を持っている。もう一匹はゴールド 
 
C:ホブゴブリン×3
 内一匹がベレゴストマップIのザーロングのブーツを持っている。他はゴールド類や武器など
 
D:バブ・スニクト
 オーガの匂いがすると教えてくれる戦士。パーティーに誘うと主人公を子供扱いする。彼はNPCではないので、誘ってもパーティーに入れる選択肢はない。
 
E:フレイミングフィストの傭兵
 主人公達を野盗と勘違いして尋問してくる。からかうと怒るので真面目に誤解を解くほうが吉。
 
F:洞窟の入口
 中の木箱にポーションオブ・ヒーリング×5とゴールド類
 


南の街道2
南の街道2マップ
 
≪南の街道2≫
 
A:ポータルベンダーウィンデン
 浮浪者のようなじいさん。会話の選択肢を3→2と選ぶと、主人公について興味深いことを言って去っていく。
 
B:フォーシャドゥ卿
 ネヴァーウィンターから来たというウォーターディープ出身の貴族。主人公の衣装を派手だと言ってほめていく(^^;
 
C:ホブゴブリンのキャンプ
 けっこう数が多いので注意
 


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