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小説裏話 2008年2月

2月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。


前回よりはまともに掲載できた63章です♪
2008/02/7 掲載
 
こんにちは
 
 63章です。やはり前回苦労したせいか、今回はスムーズに・・・(笑)
 実はそんなにスムーズじゃないです(^^;
 なんだかんだでけっこう苦労はしましたが、それはさておき新キャラ&懐かしキャラの登場ですので、まずは人物紹介などを。
 
クイント書記官 30歳前後
何とあのエリスティ公の書記官を務めるというある意味奇特な人物。見かけはごく普通の若者らしいが、クロービスと同じ「思念関知の能力」を持っているらしい。それをわざわざクロービスに知らせようとしているあたりが胡散臭いが、今のところこの男の目的は謎。
 
ハロウド審問官 52〜3歳
牢獄の審問官の一人。ラエルの担当をしている。なかなか取り調べには手こずっているらしく、牢番の王国剣士エリオンの手を借りているほど。審問官の中ではどちらかというと人情派。物腰も柔らかく、囚人達からの受けも悪くない。
 
エリオン 50歳前後かな
王国剣士。初出はおまけ1。ウィローの兄貴分を自認し、クロービスとの仲を心配していささか突っ走り気味だったのは回想部分で既出の通り。採用担当官としての才能を皆に認められながら、相方のガレスと共にさっさと牢番に収まったが、牢獄では審問官達に当てにされて取り調べを手伝う毎日。
 
 
 さてここからはちょいとネタバレなお話。
 冒頭、レイナックとの会話でいろいろと新しい事実が浮かび上がってきました。スサーナとオシニスの縁談は、どうやらかなり進んでいたようです。このまま2人が結婚してしまえば、クロム君は気の毒に失恋と言うことになりますが、さてどうなりますことやら。そして今回のサブタイトルにもなっている『奇妙な客』クイント書記官。そしてレイナックの言うようにクイントのような連中がのどから手が出るほどほしがる『ファルシオン』とその剣に認められたクロービス自身とは、一体どういう理由があるのでしょうか。さらにウィローとクロービスの会話でも、『?』と言う部分はあると思います。会話の中に出てきた『フロリア様の部屋に行ったとき』というのは、ゲームで言うならクライマックス、クロービスとウィローがフロリアと直接対決したあのシーンです。はっきりと内容を書かなかったのは、本編の回想部分で明らかになる予定の話だからですが、あのシーンのクロービス達とフロリアの会話を思い出せば、ここでのクロービスとウィローの会話の意味はわかるかも知れません。
 
 そして意外な伏兵、チェリルの存在。彼女がどうしてラエルと『誰か』との連絡係などやっていたのかが気になります。ラエルとの対決で、クロービスは自分の心の傷をさらけ出してまで、やっとの事で説得に成功したようですが、今後チェリルの話によってはまたどんな騒動が起きるかわかりません。さて次回は、ラエルの証言から飛び出した爆弾発言に、クロービス達はまた振り回されることになります。その詳細とライラの訓練の話まで今度こそ絶対に行く予定です。がんばって書きますので、まずは63章をお読みくださりませm(__)m
 


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