12月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。
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またまたまた遅れた62章です(^^;ゞ
2007/12/21 掲載
こんにちは
すでに何も言う気になれないほど遅れまくった62章です(--;
今回はほとんどがクロービスとフロリアの2人の会話。いろいろと新事実がありました。台詞つきで出てくる侍女達もいますが、特に名前などを決めているわけではないので、キャラ紹介はなしです。回想部分のキャスリーンとモルダナもここでしか出てこないので省略(笑)
早速ネタばれな苦労話(^^;
今回の話は、実は61章掲載当時で半分以上出来上がっていました。残り半分に入れる予定のエピソードもある程度決まっていたので順調に書いていたわけなんですが、まあ私のやることなので、つい突っ走りすぎてネタバレ満載となり、なんだか最終回のような雰囲気に(^^;
ま、そんなわけで慌てて書き直し始めたのですが、こんどはどうもよけいな方向に話が飛んで行ってしまい、入れたいエピソードに持ってくることが出来ず、だいぶ苦労しました(笑)。実は当初の予定では、今起きている一連の騒動についてのフロリアの不安と、それに助言するクロービス、と言う構図で書いていき、その中で今回出てきたエピソードに繋げていくわけでした。しかし考えてみると、いかに優秀な医師と言っても所詮一般人のクロービスに、国王の立場にある者が政治的なことをそう簡単に話したりはしないのではないかと思いまして。そこでいきなりの方向転換(笑)。外伝のほうですでに設定がかたまっていたジーナの話を持ってきて、そこから話を繋いでいったらわりとスムーズに(^^;
今回のテーマは、『女は強い』です(笑)
フロリアはクロービスやオシニスが思っていたほど弱い心で生きてきたわけではなかったようです。それに引き換え男共の情けなさよ(^^;
オシニスとフロリアの出会いのエピソードはもう大分前に出来上がっていたものでして、おまけで出そうかなあと考えていたものです。彼がフロリアを好きになった経緯や、豹変したフロリアを『元に戻そうと』していたカインの行動を否定的に見ていた原因はこのあたりにあったようですね。そして今はクロービスをフロリアに近づけようとしていますが、フロリアの話から、その真意についてクロービスは多少なりともつかめてきたような雰囲気でしたね。さっさと続きの話を書きたいところですが、次回は傷害事件の被害者として事情聴取に出掛けた牢獄での出来事や、ライラと約束した訓練の話が中心になる予定です。ラエルとも顔を合わせることになりそうですが、果たして彼との会話でクロービス達は黒幕に近づくことが出来るのか。なーんてことを考えながら進めていますが、次回は年明けになりそうな予感(--;
まずは62章でご勘弁のほどをm(__)m
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