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小説裏話 2007年5月

5月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。


やっぱり遅れた58〜9章(^^;
2007/05/06 掲載
 
こんにちは
 
異様に早く掲載するとそのあとが続かないというパターンが出来つつある今日この頃(^^;
 
58章59章、同時掲載です。本当は2〜3月の分だというのは秘密です(笑)
 
まずは新キャラ、再登場キャラの紹介から。今回も大物登場です(^^)
 
セルーネ 52〜3歳のはず・・・歳取ったなあ(^^;
エルバール王国の貴族の中で、最古の家柄を誇るベルスタイン公爵家の当主。というより、クロービスの先輩王国剣士、怒ると恐いファイアフラッシュセルーネ。20年前、最愛の恋人パーシバルを失ったあと、ずっと王国剣士として生きていく覚悟だったが、公爵家を継ぐはずだった姉夫婦の死で、自分のために公爵家を断絶させるわけには行かず、王国剣士を辞めて家を継いだ。クロービス夫婦とは因縁浅からぬトーマス・カルディナ卿の子息ローランドと結婚し、52章に出てきたユーリクとクリスティーナという子宝にも恵まれ、今に至る。
 
ローランド 53〜4歳くらいかな
セルーネの夫。20年前父親の陰謀によってウィローと結婚させられるところだった人。セルーネの姉夫婦が亡くなり、父親が病の床に伏してから、セルーネを助けてベルスタイン家の領地運営に力を貸すことになる。その縁で、セルーネが公爵家を継ぐことを決心したときにプロポーズし、結婚。今ではすっかり仲良し夫婦だが、公爵家の財産と名声を利用して閉門同様の実家を再興しようと企んでいるというそしりを受け、そのためローランド本人はベルスタイン家の領地運営に関しては、セルーネへの助言のみで一切携わっていない。
 
マレック 55〜6歳くらい
ローランのデンゼル医師の息子。王立医師会では食事による病気治療の可能性について長年研究している。学者肌だがけっこう細かいところに気配りをしてくれる人物で、流動食でもせめてうまいものを患者に食べさせてあげようという心遣いをしてくれるほど、優しい人物でもある。父親よりは落ち着きもあり、穏やかな好人物。クロービスにはよく協力してくれそうな人。
 
チェリル 18歳
剣士団宿舎の食堂に勤める娘。カインに思いを寄せている。カインの同期剣士ティナとは仲がよく、カインについてのいろいろな情報をティナから得ているらしい。ティナの助言に従ってか、カインの友人達にも自慢の料理の腕を売り込もうとがんばっているらしいが、果たして結果はいかに?
 
 
 いか58〜9章ネタバレです
 
 ライラが無事見つかり、一安心したのもつかの間、ライラを襲った者達の中に王国剣士が・・・。成り行きでセルーネ夫婦と再会するも、いささか複雑な思いのウィロー。そしてライラの手のしびれ・・・。なかなかトラブルが静まりませんねぇ(^^;
 
 そして59章では、ライラがいつまでも姿を現さない両親に不信感を抱き始めたようで、こちらも頭の痛いところです。その一方、セーラズカフェのマスター夫婦がどうやらこちらの味方らしいということがわかって、クロービス君ちょっとだけ安心です。アスランも順調に回復し、ライラの手もそれほどひどい状態にはならなくてすみそうなので、事態は収束の方向に向かっていると言うところでしょうか。それにしても気になるのは、アスランの母親ですな。それが誰なのか、この小説を読んでくださっている皆さんには、察しがつかれたことと思います。それぞれの子供達は無論、親同士の因縁など知るはずもないのですが、今後どうなるのか、親同士が出会うことはあるのか・・・・・。実は私にもよくわからなかったり(^^;。それよりまずはライザー夫婦の行方を突き止めたいところです。
 
 ところで、文中に出てくる整体治療の話などは、自分が以前実際に治療を受けたときのことを元にして書いていますが、あまり専門的なことはわからないのでうまくぼかして書いていたりします。突っ込みはご勘弁ということで(^^;
 
 次回60章で、ある程度今回の騒動が収束していくと思われます。残念ながら61章からきっちり回想シーンに、というわけには行かなくなりそうですが、そろそろ、「駆け引き」が再開されそうです。8割方出来てはいるのですが、もう少しかかるので、まずは58〜9章をお読みくださりませm(__)m
 
※二章同時掲載だと裏話が一つですむからいいなあ・・・・いやいやいや、手抜きじゃございませんてば!(^^;
 


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