12月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。
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54章掲載
2006/12/16 掲載
やっと出来ました54章。相変わらず話はさっぱり進んでおりません。
では何でこんなにかかったのかというと、この章は私の苦手な「途中経過」の章なんですな(^^;
前章、前々章などのようにメインとなるエピソードがあれば、それに肉付けしてちょいとサブエピソードをちりばめてと結構構成もすぐに浮かぶものなんですが、途中経過というのは実に難しい。メインのエピソードを次につなげなければならないし、でもそれだけでは寂しいし、そこで以前おまけで出てきた話をちょこっと持ってきたつもりが、読み返してみたらなぜかサブエピソードが延々と続いている。本筋がどっかに行ってしまったのでこりゃいかんとあわてて半分ほど削って書き直しました。書き直してまた読み返したらまたおかしーなーと思ってしまいまた・・・なんてことをしているうちに2ヶ月も過ぎてしまいました。数少ない読者の皆様、申し訳ございません。
とりあえず新キャラ紹介
スサーナ&シェリン 共に26歳前後
以前出てきたフィリスとクロムの同期王国剣士。スサーナはクロムが言っていたようにセルーネの姪で、彼の思い人。でもスサーナ自身にとってクロムはアウトオブ眼中(古っ!)で何とオシニスラブ(^^;。シェリンは特にいいとこのお嬢様でも何でもなく、普通の家の普通の女の子。スサーナとは対照的で実に沈着冷静、でもなぜか気が合うらしい。王国剣士としては二人とも、クロム、フィリスと共に有望株として注目されている。
ライラ 20歳
イルサの双子の兄。本編登場は実は初。小さい頃からナイト輝石に興味を持ち、17歳の頃にとうとう「もう一度ナイト輝石に日の目を見せよう」と単身ハース鉱山に旅立った、よく言えば気骨のある、普通に言えば無鉄砲な若者。父親であるライザーから、剣士団長のオシニスを訪ねるよう言われていながらまっすぐ鉱山に出向き、ついにロイを説き伏せた話はおまけでご存じの通り。その後何とか試験採掘までこぎつけた。
まあ実際にはトゥラの店の用心棒やら医師会の医師やら、台詞つきで出てくる人達もいるんですが、ちょい役なので特に名前はないです。
さて以下は54章ネタバレ
なかなか回復の兆しを見せないアスラン。クロービスもだいぶ苦労している様子。ウィローが熱を出して寝込んだりとなかなか大変そうな。そこに輪をかけて起きたトラブル。いろんなところから誤解をされてクロービス君踏んだり蹴ったりです。ここに出てくるトゥラとラエルの話は、おまけに出てきた話の後日談です。とは言っても決着しているわけではなく、まああと一波乱はありそうな予感。このエピソードを書いているうちにいつまでも長くなってしまってだいぶ削ったりしたので、機会があれば決着させたいところですがさてどうなるものやら。
そしてまたまた出てきた「薬草価格高騰」の話。オシニスの言うように陰で操っている者がありそうですね。そしてアスランとイルサを襲った者達の目的が少しだけ見えてきたクロービス。そろそろ話を進めないとだれてしまいそうなので、次回もがんばって作ってます。とりあえずお読みくださいませ。
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