6月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。
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なんだか早いぞ43章掲載♪
2005 06/22 掲載
こんにちは。
43章が出来てしまいました。遅れるなんて言ってるとこれです。自分の脳みそがあてになりません(^^;
とりあえず新しい登場人物の紹介などを。
東の村の長老 70代後半かな
島の東側にある集落を束ねる長老。本編中で語っているとおり、この島の生まれ。クロービスとは昔からの顔見知りだが、医師としての敬意を表していつも丁寧に接する。彼の口からは、この島で生まれてこの島で生きてきた人達が王国をどう思っているかが、ちらりと聞けます。
シンス 17歳
グレイとアメリアの長男。将来についていろいろ考えてはいるようだが、今ひとつはっきりせず両親をやきもきさせている。とりあえず目標は決まったようだが、何かにつけてカインやライラと比べられることにいささか嫌気がさしているようなので、どこまで本気かはわからない。
以下43章ネタバレ。
この章も、島の現在の生活を中心に描いていますので、Lost Memory本編のような冒険活劇は何にもありません。退屈だったらごめんなさいね(^^;
この章は42章と対になっていて、42章が「過去」、この章が「未来」をテーマにしています。と言うか、そのつもりで書きましたが、タイトルしか合ってないわと言われると返す言葉がなかったり(^^;
クロービスが島に戻ってきてから20年以上が過ぎて、島には立派な学校が建ち、教育設備もなかなか充実しているようです。そして島の外でもいろいろと改革があったようで、前章では定期船の就航云々を書きましたが、そのほかにも医師の国家試験制度やら、教員の養成学校、それに助産婦の学校など、専門職に関する教育機関もだんだんと整備されてきているようです。でもその一方で、ナイト輝石や聖戦の噂と言った過去が今も人々の心に重くのしかかり、まずはそれを何とかしなければなりません。それはクロービスについても同じで、医者としても一人前になり、島の人達に尊敬され頼られてトラブルの解決に一役買うことなども多く、順風満帆な人生を歩んでいるように見えますが、彼の心の中には、かけがえのない親友を自分の手で葬り去ったことへの自責の念が、未だに暗い影を落としています。
それにしてもシンス君ははっきりしませんなぁ。クロービスの授業がおもしろかったと言ってみたり、「医者は無理だから学校の先生がいい」ようなことも言ってましたねえ。どこまでが本気なのかさっぱりわかりません。グレイとアメリアは先生になるという話を信用しているみたいですが、今後そのまま突っ走るかは微妙なところです。
次回はグレイとクロービスの話から始まって、旅支度についても書けたらいいなと思っています。いいかげん島を出ないとお祭りに間に合わなそうですからね(笑)
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