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小説裏話 2005年2月

 2月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。


CSS、便利ですね(^^)
at 2005 02/06 21:55 掲載
 
こんにちは。
 
 ひとりごとのページに書いたように、最近CSSを勉強、と言うほどのものでもないのですが本を買い込んでいろいろと試し始めました。以前menkoiさんに教えていただいたように、確かに書式の変更が簡単です。拡張子「CSS」のファイルを一つ作り、その中に書式を書き込んでいきます。
 
 たとえば「div」で囲んだ部分の文字の大きさを12ポイントに、行間を通常の1.5倍にしたい時は、「 DIV{font:12pt/1.5 san-serif} 」 と入れておきます。 そしてその書式を繁栄させたいファイルに、そのCSSファイルを使うという記述を決められた書き方で書けばいいわけです。
 
 今回、この「CSSファイルを使う」という記述をするのが大変でしたが、一度書いてしまえばあとはコピーでいいので、今後うちの小説は以前よりは多少見やすくなるかなと思います。皆さんのご意見をお聞かせいただけるとうれしいです。
 
 で、プロローグから書式の記入を始めたのですが、プロローグと1章の原稿を見てびっくり。私は一太郎で書いているのですが、その一太郎の原稿の行頭すべてに<br>と書かれているではありませんか(笑)。なぜこんなことをしていたかと言いますと、小説を書き始めた当時はガイアックスの日記帳を使って発表していく予定だったのですが、あまりにも長すぎて一度に掲載しきれず、プロローグだけで4回に分ける羽目になってしまいました。こんなことではいつまでも先に進めないと思いまして、急遽プロバイダの無料ホームページに申し込みをしました。OCNの「PageOn」というサービスなのですが、CGIなどはプロバイダから提供されたものしか使えないものの、基本的にデザインは自由。つまり1からHTMLで作らなくてはなりません。ホームページ作成ソフトなどを使えばすぐにでもおしゃれなデザインのページが出来るのでしょうが、ソフトなんて持ってないし、わざわざ買う気もお金もない(笑)。幸い使っていたテキストエディタが「EmEditer」といってかなり多機能なものでしたので、これをつかって地道にタグうちで作っていくことに決定しました。
 
 小説を書き始めた頃は、体調を崩してそれまで勤めていた会社を辞めて家にいた時だったので、空いた時間を使ってデータ入力などの仕事をしていたんですよ。その仕事をまわしてくれていた会社のホームページには、「ホームページ入門」なるページがありまして、そこで基本的なタグの使い方は憶えました。ところがタグは当然ながらすべて英字(笑)。カナ入力の私としては英字を捜すのが結構大変でしたね(^^;。ディアブロのチャットだとなぜかすごく速く打てるのに(笑)
 
 一応勉強したとはいっても、まだまだHTMLに関しては素人の私。今だって素人なのですから当時は超ド素人!しかも英字うちが苦手。何とか楽できないものか。などといろいろと策を弄しまして、「行の頭に最初から改行マーク<br>を入れておけばエディタにコピーしてすぐに掲載できる。」などと考えたわけですね(^^;。でも最初の頃に書いたものを今見てみると、不要な改行や変な言い回し、うまく繋がらないエピソードを強引につなげるために唐突に話が変わっているなど、アラが見えて見えて・・・(T_T)。そこで今回CSSに変更するにあたりまして、プロローグ及び1章の改行変更と加筆を行いました。ただ、加筆と言ってもエピソードを追加したりしているということはないです。それをやり始めるとプロローグの1、プロローグの2、などと、枝番がついてしまうでしょう(笑)。あくまでも見やすく、スムーズに読めるようにするためのものです。ただ、あちこちで台詞の一部が変わっているところはあります。プロローグを発表したのが2002年の夏でしたが、実際に書いていたのはそれより一年ほど前なので、3年も過ぎれば作者にも変化があります。古いものを焼き直ししてもきりがないんですよね。でもやってみたいなと思うこともあるといえばあるのですが・・・。
 
 でもそれは、この小説が終わってから考えようかなと思ってます。外伝もあることだし、しばらくは集中していきたいですね(^^)

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