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小説裏話 2004年10月

 10月掲載分の裏話です。小説とあわせてお読みくださいませ。
ひさびさのおまけ(^^)
2004/10/02 掲載
37章、予定通りの掲載です♪
2004/10/30掲載


ひさびさのおまけ(^^)
at 2004 10/02 掲載
 
こんにちは。
 ほんとぅっっっに久しぶりのおまけ5です。話はずーーーーーーっとさかのぼりまして、24章のお話。クロービスが怪我をして気を失ってから、意識を取り戻すまでの間に起きた出来事です。このあたりは実は24章と同時進行で書いてました。おまけとして発表するつもりと言うことではなく、クロービスが気がついた時、カインとウィローはどんな気持ちで彼に接したかという、その心理を知りたかったので。
 
 特別新しい登場人物はなしです。てなわけで以下、おまけ5のネタバレ。
 
 どうもカインがちょいと危険な雰囲気に・・・。ウィローの気持ちにうすうす気づいていたカイン。でもそれ以上にクロービスがウィローに惹かれていることをいち早く見抜いていました。だからお節介にならない程度にクロービスに協力するつもりでいたはずなのに、なぜか自分までがウィローに少なからず惹かれてしまったようですね。
 
 決して手の届かない相手を思うつらさが、カインに『手の届く未来』を夢見させたのでしょうか。この話のあと、ハース城の前で自分の進むべき道を決めて、ウィローをクロービスに託して王宮へ戻るのは25章以降の通りですが、彼の苦悩はしばらく続くことになります。
 
 そしてウィローはウィローで、カインについてきたかったはずなのに、いいムードでうれしかったはずなのに、なぜかクロービスに対する後ろめたさが・・・。それがなぜなのか、自分でも気づいていません。このあとハース渓谷で一緒に過ごすうちに自分の気持ちがわからなくなり、そしてはっきりとクロービスに対する思いを自覚したのが、多分デールとご対面のあたりかも知れないですね。
 
 とりあえずこの三角関係はハース城編で決着してますが、ウィローはわりと20年後にもこのあたりのことを引きずっていそうですね。クロービスはカインがウィローに惹かれていたことを知っています。ウィローもおそらくは同じ気持ちでいただろうと言うことも推測がついています。ま、クロービスに取っちゃ今さらそんなことはどうでもいいんですが、ウィローは自分がカインを好きだったことをクロービスに言えないままだし、まさかカインも自分に対してそう言う気持ちを持っていた時期があるとは知りません。
 
 こういうことって、知らぬが花なのか、知っていたほうがいいのか、どっちなんでしょうね。たとえばカインが生きていたとしても、20年も過ぎてからそんな話を聞いたところでどうにもならないことではあるのですが・・・。微妙だな〜(^^;
 


37章、予定通りの掲載です♪
at 2004 10/30 掲載
 
こんにちは。
 
37章掲載です。ぎりぎり告知通りに掲載出来ました(笑)。新しい登場人物ですが、特にありません。海鳴りの祠の管理人がけっこう出てきますが、特別名前を付けなかったので紹介は省略(笑)
 
 さて、以下37章ネタバレなお話。
 やっとの事で海鳴りの祠に着きました。懐かしい顔に再会して、また以前のような日常が戻ってくるかと思ったものの、エリオン達の話を聞く限りそれはまだまだ先のことのようです。このあたりもゲーム本編とはかなり変わっています。ゲームでは、クロービス達は王宮の前で自分達が指名手配になっていると知りますが、その後クロービス達を追う刺客などは現れていません。でもそれだと話が繋がらないので(笑)このあたりは私の脚色しまくりでお送りしています(^^;
 
 カインはステラのことに一応の決着をつけましたが、果たしてステラは立ち直ることが出来るのか、そしてウィローも、どうも妙な態度を取っています。クロービスが信じるとおり、ウィローの気持ちはまだクロービスにあるのか、それとももう離れてしまっているのか、まだまだ先のことはわかりません。でも久しぶりにオシニス達と手合わせをして、自分達が確実に力をつけたことを認識して、カインもクロービスもうれしそうですね。だいぶ疲れたようですが(^^;
 
 次回も海鳴りの祠編です。出来れば次回で回想を一区切りにしたいところなんですが、一番クロービスが気にしているライザーとのことがまだ未解決なので、もう少し使うかも知れません。次回の更新は11月中目標ですが、外伝もちびちびながらまとまってきているので、とにかく出来た方を先に出したいです。でもやっぱり、気長にお待ちのほどを・・・(^^;
 

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