小説裏話 2002年11月 |
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激長ご容赦・・・(^^; 2002/11/1掲載 |
ちょっとした言い回し 2002/11/2掲載 |
ありゃ・・・(^^; 2002/11/11掲載 |
エルバール王国の文化度 2002/11/16掲載 |
サンドラとは? 2002/11/28掲載 |
4章掲載しました 2002/11/30掲載 |
激長ご容赦・・・(^^;
at 2002 11/01 00:26 編集
こんにちは。
3章は、クロービスが王国へ向かってから、剣士団の試験を受ける決意をするまでのお話です。ゲームだと、あちこちうろうろして王宮に行ってみたら剣士団の試験の話を聞いて受けに行くと話が進む・・・と言うことになるのですが、何のあてもなく王国に出てきて、いきなり王国剣士になろうとすることに今ひとつ無理を感じまして、こんな話があったかも知れないという、私得意の思い込み理論に基づいて、書いてみました(^^;
前回同様激長です。あんまり長くならないようにしたいのは山々なのですが、どうしてもこの時点でここまで話を進めておかないと、後が大変なので、今回はおつきあいください。最もこの後の章も、けっこう長いんですけどね・・・。うまくまとめられないんだよなぁ・・・(T_T)
ま、愚痴はおいといて(^^;今回は第3章に出てくる登場人物の紹介です。ただし、ちょい役の人達はいちいち紹介しません。名前がなくても後で関わってくる可能性がある人(でもまだ決まってないからこれっきりかもw)を紹介していきます。
『我が故郷亭』のマスター 歳は・・・50前後かねぇ。もう少し上かも
特別名前は決まっていません。商業地区の大通りに店を構え、誠実な商売をしている人。孤児を引き取って育てたり、孤児院や貧民街に食料などをカンパしたり、非常に思いやりのある優しい人です。でも口が悪いのと、おとなしそうな若者をからかって遊ぶのが玉にきず(^^; この人には後で出てくる某人物も以前世話になっていました。
冒険家 27〜8歳かな
名前はフリッツ。北大陸を隅から隅まで歩き尽くしたというツワモノ冒険家。この時点で彼とクロービスは、お互い名乗りあわずに別れてしまいますが、忘れたころに思いがけない場所で、もう一度出会うことになります。名前の由来ですが、萩尾望都さん原作の「小鳥の巣」という漫画に出てくるちょい役の名前から取りました。何でちょい役から取ったのかというと、メインキャラの名前はイメージが固まっていて、なかなか使いにくいんですよ。なのでエドガーとかアランなんては使えませんでした。でもこの漫画知ってる人って・・・このページ読んでくださる方の中には皆無かも・・・(^^; ちなみに私はこのシリーズの単行本全5巻持っています。
ラド 22〜3歳・・・くらい
『我が故郷亭』の下働き。マスターに引き取られてここにいることは本人が話したとおり。その生い立ちのせいか、少し暗い感じがしますが、マスターを尊敬しており、彼のために一生懸命働こうと心に決めています。名前の由来は何となくですが、『イース』に出てくるダームの塔の尖塔『ラドの塔』の名前が頭の隅にあったかも(^^;
神父様 45〜6歳くらいのイメージです。
城下町住宅地区にある教会の神父。この教会では孤児院を運営しており、そこでたくさんの子供達を育てています。昔王宮で修道していた時期があるようですが、実はこの方、剣の達人です。この方も後に出てくるサブキャラに関わっています。
シスター 35〜6くらいかもう少し上
教会のシスター。神父様と共に孤児院の子供達の母親代わりです。それほど出番はありません。
セディン 30歳前後
フローラの父親です。この時はまだ開店したばかりの店を切り盛りする若き店主でした。元々は商業地区の中心にあるでかい道具屋の従業員でしたが、その店の店主に認められてのれん分けをしてもらい、店を出すことになったというわけです。誠実で人と人との縁を大事にするタイプ。そのおかげでクロービスは王国剣士募集の話を教えてもらえます。そしてこれが縁で、セディンの家族とクロービスとの交流が始まります。名前の由来は『何となく思いついた』
セルーネ 30〜2くらいかなあ。
王国剣士。男装の麗人。颯爽とした女性剣士です。美人で化粧もしっかりしてるけど、短気。怒ると超怖い。そしてカンペキ男言葉。ついでに言うと怪力です。この人にゲンコツ(女の人なのにゲンコツってところが既にすごいかも)くらうと目の前をすごい数の星が飛ぶそうな・・・。さて、ゲンコツくらったのは誰なんでしょう。この人の台詞は、ちゃんと読まないと多分男性と間違えて、誰が喋っているかわからなくなる可能性アリなので、ご注意のほどを(笑)
でも実はとっても優しい女性です。入団してから10年が過ぎますが、ずっとティールとコンビを組んでいます。独身。実質、剣士団のまとめ役を担っています。この人の名前は、月の女神セレーネからいただきました。キャライメージは『ベルサイユのバラ』のオスカル+PSソフトのRPG『レジェンド・オブ・ドラグーン』に出て来るミランダというキャラの掛け合わせのような感じです(^^;(どういうイメージや・・・)
ティール 32〜4くらい
王国剣士。長身でいい男(てゆーか、出てくる男性は基本的にみんないい男だったりする(^^;私の趣味です!)。男装の麗人セルーネの相方。温厚で誠実。熱血漢セルーネ(ほんとは『漢』じゃないんだけどね、女の人だから)の抑え役。治療術の使い手。王国剣士としては、セルーネと同期で入団して10年が過ぎるベテラン。この人もセルーネ同様、実質剣士団のまとめ役を担っています。この人の名前も何となく思いついたのですが、よく考えたら、#008080の色の名前でした。わっはっは(^^;
王宮ロビーの案内係 23歳前後・・・かな
名前はパティ。明るく屈託がない。笑顔はさわやか。早口。早とちり(^^; この人はもう少し後にも登場する予定です。独身ですが、実は剣士団の中の某サブキャラといい仲。名前は何十年か昔のキャラクター『ジミー&パティ』から。そういや、何年か前に『パティ&ジミー』で復活してたっけ。何でパティの名前が先になったのかは謎でしたな・・・。レディファーストか!?
3章だと、こんなところですかね。あくまでも私の思い込み理論に基づく創作キャラおよび、元々いたけど私が背景をふくらませたキャラの紹介です。
いよいよクロービスは剣士団の試験を受けに行きますが・・・。この話はひとまずここまで。次回は20年後。Lost Memoryゲーム本編の大ネタバレを交えてお送りする予定です。最もプロローグからいきなりネタバレしまくりなんだから、今さら気にしたってしょうがないんですけどね(^^;
それからもう一つ。本文中にけっこう頻繁に出てくる『故郷』という漢字ですが、出来るだけ、『こきょう』ではなく、『ふるさと』と読んでください。ちなみにクロービスが泊まる宿屋の名前は、「わがふるさとてい」です。ルビふれないのが残念ですねぇ・・・。
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ちょっとした言い回し
at 2002 11/02 13:43 編集
こんにちは。
クロービスがやっとこさ王国剣士の試験を受けに行こうと決意したところですが、ティール達との会話の中で、コンビの片割れを「相方」と表現したことについて。ま、たいしたことではないんですけどね。(^^;
二人組の片割れを指す言葉として一番一般的なのが「相棒」なんですが、この言葉に対して、なぜか私は時代劇のかご屋の会話を思い出してしまうんですな・・・(^^; 元々この言葉自体そこから来ているみたいなんですけどね。では横文字はどうかというと、「パートナー」かな・・・。うーん・・・ぴんと来ないぞ・・・。その他、おなじ「あいかた」でも、「合方」なんて書き方もあります。これは歌い手の隣で三味線を弾く人達など、主に芸能界で使われるらしいです。それもまた変。「相方」と言う言葉は単なる「相手」という意味みたいですね。そしてもう一つ「敵娼」という書き方もあることはあるのですが、これは、遊郭に行った時についた遊女のこと。なのでこれは論外(^^;
で、さんざん考えた挙げ句、「相方」でいいかぁ、という結論に達しまして(考えるのが嫌になって決めたとの説もあり)以降コンビの片割れは「相方」になりました。
なお、この後しばらくの間、回想と現在がサンドイッチ状態で出てくることになるのですが、王国剣士団の中は何話かかけて描く予定ですので、剣士団に関する私の思い込み設定などは、今しばらくあとのほうで説明することにします。
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ありゃ・・・(^^;
at 2002 11/11 21:29 編集
こんにちは。
4章を書いていて、ハタと気がつきました。今までずっと昔のことを「20年前」と言ってたけど、「ほぼ21年前」である事が判明(^^; 4章に出てくる予定のとある回想シーンを書いていて気づきました。いやはや・・・。回想と言っても3章の続きではありません。クロービスが島に戻ってきてからの話なので、どっちかっつーと1章に出てきた回想の続きに当たるのかなぁ・・・。早い話が私の100%創作部分ですけどね。もっとも、いちいち「21年前」って言うのも何だか不自然かなぁなどとも思うので、とりあえずこのまま続行。途中で適当に言葉を入れてこじつける予定(をい)
とりあえず4章は何とか予定どおりに更新できそうです。でもまた増えた・・・また長くなりそう・・・。せっかくいいところで切ったのにまた増えてまたしっぽ切りして・・・(T_T)
きりがないったら・・・。
って、愚痴っても始まりませんね・・・。んなわけで、今の話は「Lost Memory本編」の話から『だいたい21年後』と思っていてください。でないと、勘定が合わなくなるんですよ。いろいろと・・・。
それにしても、本編部分を書いて、4章部分を書いて、途中で思い立って創作部分のエンディング辺りを書いていたりしたもんだから、すごいごっちゃになっています(^^; 本編部分はもうすぐ後半山場の戦闘シーンを迎えるのですが、さて超苦手な戦闘シーン・・・どないしよう・・・。
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エルバール王国の文化度
at 2002 11/16 17:02 編集
こんにちは。
今回は、エルバール王国の文化度について。
現在掲載してあるのは3章までで、4章の方は何とか出来たのであとは矛盾つぶしや表記統一などの細かい作業を残すだけなのですが、(と言いつつあちこち書き加えていつの間にか長くなったりして・・・)実は29章あたりまで作ってあったりします。もちろん「ただ書いた」だけの状態なので、これからまたいろいろと推敲を重ねていくわけなのですが、書いていくうちにいろいろと疑問に思ったことがいくつか・・・。主にこの国の文化程度についてなんですよね。
まず一つ目は『この国に時計は存在するのか』
いろいろと考えたのですが、『ある』という設定で書くことに決めました。ただし、腕時計なんては存在しないと思いますけどね。最近はやった歌に出てくるような大きな時計が、たとえば王宮のロビーや金持の家に置いてある程度ではなかったかと思っています。精度についてはそれほど当てにはならなかったのではないかって気もします。王国剣士に限らず、外で仕事する人達は、太陽の動きや星の運行を見て時間を知り、それに基づいて動いていたのではないのかなぁ。そう考えると、台詞の中に『今何時だから』とか、『後何時間』みたいな台詞は何となくそぐわないような気がしたので、多分そう言う言葉は出てこないと思います。それじゃ時計ある意味ないって気もするのですが、まあ気分の問題ですかね(^^;
それから、『電話』これは絶対にないと思って書いています(^^;王宮などが急ぎの連絡をしたい時には、伝令が馬に乗って走りました。
そして交通手段は以前観光案内で書いたっけかな、歩きが主流。せいぜい馬車がある程度。馬に乗れる人もいましたが、一般人は馬なんて持っていません。だから、誰かが死にそうになっても医者が間に合わないなんてことはいくらでもあったでしょうね。
次に『電気』これもないと思います。明かりはランプ。ま、これについてはクロービスが『我が故郷亭』に泊まった時のシーンで『ランプの明かりを消し、床につく』という下りがありましたので、読まれた方はご存じかなと。広い場所を照らすためには当然大きなランプをいくつも使う必要があったので、王宮あたりの明かりの確保は大変だったでしょうねぇ。当然大きなランプは特注で、壊したりしたら大変なことになるわけですよ。えぇ・・・。
などと言うことを考えながら、書いています。
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サンドラとは?
at 2002 11/28 20:40 編集
こんにちは。
今回はちょっと話が前後するのですが、2〜3章に出てきたサンドラさんについて。
なんで脇キャラについてわざわざ説明するんかい?と思われるでしょうが、この人が4章の回想にも出てくるからです。
この小説は、あくまでも主人公の眼を通して見たり聞いたりした出来事を中心に書いているので、当然クロービス君が知らないことは書かれません。でもそれでは今ひとつ話がよく判らないかも知れないので、ちょっと補足をさせていただきます。
サンドラというキャラは当然ながら私の創作キャラです。彼女はイノージェンの母親と共に世捨て人の島に来ました。これについてはクロービスが回想で語っているとおり。クロービスはサンドラを好意的に見ていますので、『不本意に島に移り住んではいても・・』と言っていましたが、この人が島に来た理由はもっと打算的なものでした。
イノージェンの父親の両親から、こんな辺鄙な島でずっと暮らす代わりに多額のお金をもらったわけです。ですがサンドラの方は最初からそんな約束を守るつもりは毛頭なく、お金をもらってとりあえずエレシア(お忘れかも知れませんが、イノージェンの母親の名前です)の出産だけ手伝ったら、こっそりとエルバールに戻って遊び暮らす予定だったんですな。当時サンドラは23〜6歳くらいかなぁ。でもまだ20代でしたから、人生に失敗したような連中ばかりが住んでいる島で一生暮らすなど、考えもしなかったんでしょうね。ではなぜ彼女は島にとどまったのか。それはひとえにエレシアの人柄です。世捨て人の島での隠遁生活を余儀なくされた彼女は、たった一人での出産と子育てを覚悟していたのですが、相手の男の両親がそれを不憫に思って、経験豊富な助産婦をつけてくれたわけです。そこまでしてくれるくらいなら、何も息子と結婚させてやればいいようにも思えますが、そこはそれ上流社会の人達ですから、跡取息子を使用人と結婚させるなんてことは、とても考えられなかったということなんでしょう。
とにかくエレシアは、サンドラが自分と共に北の果ての島に行ってくれることをとても喜びました。それが金目当てだろうとなんだろうと、彼女は素直にサンドラに感謝していました。元々エレシアという人物は実に性格のいい女性だったんですねぇ。あたしにゃまね出来んですな(^^;
素直に自分に感謝の気持ちを表して頼ってくるエレシアを見ているうちに、サンドラ自身も変わっていったということらしいです。で、結局彼女は島にとどまり、島にやってくる女性達の出産を一手に引き受け、さらに育児に関する相談に乗ってあげたりしながら、今に至るというわけです。この人は長生きする予定なので、20年後の現在でも元気です。ま、かなり歳はとってますけどね。
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4章掲載しました
at 2002 11/30 00:43 編集
こんにちは。
今回は一日早い更新です。何とか第4章を掲載する目処が立ちましたので、気が変わらないうちにさっさとアップします(^^;
いやほんと、マジで遅れるかと思ったんですよ。なかなか構成がまとまらなくて・・・。おまけにまとまったらまとまったで、あちこち加筆しまくりになってしまったので、これ以上増えないうちに掲載してしまうことに決定♪
今回は少しややこしい構造になっています。まずはクロービスの回想。カインが生まれた時の話ですが、お産が終わるのを待ちながら、イノージェンのお産の回想をしています。回想の中に回想が入ってるんですよねぇ・・・。イノージェンの出産にまつわるエピソードは、別な場所で披露しようかとも思っていたのですが、どう考えてもここ以外で話が出そうにない気がしたので、強引にここでお披露目(^^; でもこのあたりの話は書いてて楽しかったですね。この回想シーンを書いている時に、全くの偶然だったのですが、うちの息子が、自分の生まれたばかりの頃の写真を押入から見つけて私のところに持ってきました。ウィローに抱っこされたカインの描写なんかは、実はその写真を見ながら書いたものです。あの頃はかわいかったなぁ・・・( ´-`)
そしてまた現在に戻ります。今回はあんまり長くならないようにしました。なので4章ですむはずのエピソードが4〜5章にまたがり、さらに6章にずれ込みそうな気配(^^;
あんまり短く切るとどんどん話がずれ込んでいくのですが、2〜3章が少し長すぎたのと、この後に出てくるシーンを、何とか章の途中からではなく、きっちりと章の頭から始めたかったので、こんな形になりました。
で、今回は特別新しい登場人物は出てきません。なので、この章あたりから少しずつ見え隠れしてくる「クロービスの特殊な力」について。
クロービスは人にはない力を持っています。これは私が考えたわけではなく、Lost Memory本編中盤でクロービスが取得する力です。簡単に言うと「テレパシー」ですが、「思念感知能力」とも言い、どちらかというと、その言い方の方が合ってるような力です。で、その力についての私めの思い込み設定を、今回は書いてみたいと思います(^^;
クロービスは、近未来SFに出てくるような「エスパー」ではありません。テレパシーとは言っても、本を読むような調子で人の心が読めるわけではないと言うことです。身近にいる人の心の中の、一番強い感情を感じ取ることが出来るという程度。ただし、クロービスに向かって意図的に思念を送っている場合などは言葉を受け取ることが出来る時もあります。もしくは、送る相手が自覚していなくても、ものすごく強い感情を発していたりする場合、たとえば必死で助けを求める思念などですね。そう言う思念を知らず知らずのうちに受け取ってしまったりすることはあります。普段は「何となく感じる」程度ですが、そう言う強い感情は大抵夢という形を取ってクロービスの心に届きます。プロローグ冒頭でクロービスが見た夢は、まさにそう言う夢なわけです。
ですが、そう言う力を持っていたところで、何でもかんでも解決出来るわけではありません。実際本編部分でも、この力を得た後になってもクロービスは、かなりいろいろと苦悩する羽目になります。この能力を得たことで、かえって謎が深まったりすることも出てくるのです。そして身近な人の心の中の悲しみや苦しみをそのまま受け取ってしまうと、クロービス自身の心も痛んだり苦しんだりすることもあります。いいことばかりではないわけですね。両刃の剣とでも言いましょうか。
とまぁ、そんな設定で書いています。本編の回想シーンの中で、この能力を取得するのはもうずーーーーっと後のことですが(多分20章辺り)一度得た力は衰えたりはしないので、20年後の現在にはけっこうあちこちで出てくる可能性ありの力です。お見知り置きのほどを♪
それからもう一つ、新しい登場人物はいないと書きましたが、回想シーンの中でウィローが言っていた「ラスティのところのアローラ」について。ラスティとは、第2章で出てきたグレイの弟です。あの時はあまり出番がありませんでしたが、彼はあの後もずっとこの島に暮らして、結婚し、子供をもうけています。ラスティが結婚したのは、クロービス達が島に帰ってきた辺りです。その後最初に生まれた子供がアローラ。女の子です。名前の由来ですが、このページの「好きなゲーム」の中にある「バルダーズゲートシリーズ」の中から、主人公を助けて仲間になってくれるキャラクターの名前から取りました。このゲームはパーティーメンバーを好きに選べるので、必ず仲間になるわけではないですけどね。しかもシーフ(盗賊)だし(^^;
ラスティのところには後何人か子供がいるみたいなんですが・・・。出てくるかどうかは未定です。しかし結婚してから子供が生まれるまで早いなぁ・・・。もしかして「出来ちゃった婚」なのかしら・・・(^^;
あ、そういえば、登場はしてこないけど、私の創作キャラが一人。シャロンの父親です。
ゲーム本編にはこんな人いません。まあそう言ってしまうと身もフタもないですが・・・(^^;ただ、ハース鉱山のボスにはこんな手下が何人かいてもおかしくないよなあと言う、私の思い込み設定で作ったキャラの一人です。果たしてどんな人物なのか・・・。そのうち判る予定♪
あ、そうだ。厳密に言うと新しい登場人物ではないですが、前回登場時には台詞がなかった二人。ライザーとイノージェンの子供達ライラとイルサがいましたねぇ。ま、前回の回想時にはライラは意識不明だし、イルサは出てきませんでしたからね。おまけに一歳だったし。この二人はカインとは二つ違いです。成長してからのことについては、おいおい出てくる予定なので今は省きますが、名前の由来だけ説明しましょう。最も、ライラってのはほんとに何となく思い浮かんだだけです。特別意味もなし。女性の名前っぽいかも知れませんけどね。何かの映画で「アレックス」って言う女性が出ていたのを見たことがあるので、あんまりこだわらなくてもいいかなーなんて思いまして、ライザーの息子には、素直に頭に浮かんだ名前を付けました。そして双子らしく響きが似ているような気がして女の子につけたのが「イルサ」。この名前は、アローラと同じ「バルダーズゲートシリーズ」の2作目に登場するキャラクターの名前です。このゲームは主人公の性別も自由に決めることが出来るのですが(と言っても男か女かだけですがw)主人公が男性の場合に、某クエストに出てくる女性の名前がイルサです。
その他、4章中で謎な部分がありましたなら、遠慮なく掲示板へどうぞ。後の話への伏線だったら適当にごまかしますし(をい)説明出来るところならします。なんも考えてなかったところだったら、適当にお茶を濁す予定。んなわけで、なんとか間に合った4章、どぞ、お読みくださいませ。
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