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今回は予定どおりの更新(^^; 2002/10/1掲載 |
最近思ったこと 2002/10/4掲載 |
エルバール北大陸観光案内その1 2002/10/12掲載 |
小説の参考資料 2002/10/14掲載 |
わすれてました(^^; 2002/10/16掲載 |
今回は予定どおりの更新(^^;
at 2002 10/01 00:23 編集
こんにちは。
今回はこの裏話も長文ですが2章はもっと長文です。激長です(^^;。長すぎて嫌になるようなら言ってね。また考えます。
今回からいよいよLost Memory本編のお話です。掲示板などに少し書いたこともありますが、とにかく「大量脚色」してあります(^^;
Lost Memoryをプレイされたことがある方のために、いくつかゲーム中の台詞と違う点があることを明記しておきます。
まずは主人公クロービスの父親サミルについてですが、ゲーム中ではみんな「サミルさん」と呼んでいます。でもこの人は医者なので、みんなやはり医者は「先生」と呼ぶんではなかろーかという私の思い込みに基づいて、「サミル先生」で統一しました。ただし、長老はこの村で一番偉い人の設定なので、「サミル」とだけしました。
それからクロービスについてですが、200%私の趣味で、「弓使い」にしてしまいました。アーチャー好きなんだもーん。でも意味もなく弓持ってるのも変なので、そのあたりは2章の中で説明を付けています。
もしもこのほかに「あれ?ゲームと違うよ」てな点がありましたら、掲示板ででも聞いてくださいませ。単なる私の勘違いで変わってたりすることもあるかも・・・(^^;
んで、登場人物なども増えまくっているので、私が作ったキャラや、「21世紀版」から名前を借りてきたキャラのこちらでの設定などを少し書いてみることにしました。
クロービス、サミル、ブロムについては書きません。物語の中でだいたいわかると思うので。それと、ここでの人物紹介はあくまでも2〜3章時点でわかる範囲の紹介です。年齢は2章冒頭時点の年齢ね。
イノージェン 22歳
クロービスより3歳上。この島で生まれてこの島で育った女性です。まだこの島を出たことは一度もなし。自分が8歳の時に島を出ていった幼馴染みであるライザーをずっと健気に待ち続けています。そのせいで、自分に好意を寄せてくれているクロービスやグレイの気持ちに全っ然気づいていません。この女性の生い立ちについては2章の中で語られているので省きます。性格は天真爛漫。誰からも好かれるチャーミングな女性です。
イノージェンの母親 42〜3歳かなあ・・・もう少し若いかも
名前はエレシア。クロービスが島に来てから母親のように何くれとなく面倒を見てくれている人です。ライザーが島にいた頃は、彼のことも自分の子供のように世話をしてくれていたという、優しい女性。でも治らない病気らしく、自分が死んだあとのことを考えて、尊敬するサミルの息子であるクロービスに、娘を託したいと考えています。
グレイ 27歳
弟のラスティと共にこの島に船で流れ着いた人。この人がこの島に来る時の悲惨な過去は本人の話を聞いてください(^^;イノージェンのことをずっと想い続けていますが、気の毒に気づいてすらもらえていません。8歳違いの『幼馴染み』って言うのももしかしたら不自然なのかも知れませんが、この人はライザーがこの島にいた時のことについて、幼馴染み達の中では一番よく知っている人です。その時のことを『ある程度大人の目で見ていた人』としてクロービスに語ってくれる人がほしくて、この年齢設定にしました。この人はライザーやクロービスをお兄ちゃん的立場からいつも心配してくれています。とにかくいい人です。
ラスティ 20歳
グレイの弟。自分達が島に流れ着いた時のことは憶えていません。なのでグレイよりは明るい性格。割と考えなしに喋ることもあり。出番があんまりなかったのが少し残念。
ダン いくつなんだこの人(^^;
かなり前にこの島に流れてきた人。自分を木こりと言い、大きな斧を担いででかい長靴を履き、鼻歌を歌いながら山の中に入っていくような陽気な人。でもこの島に来るからには何かしら王国にいられなくなった理由があるはずですが、本人が語ろうとしないので誰も知りません。製材の技術はピカイチ。この人のおかげで材木の販売は島の収入源になっています。島で死人が出ると、悪友ドリスと共に棺桶作りと埋葬に携わります。クロービスやイノージェンなど、島の若者達を温かい目で見守ってくれています。最もそんな素振りは見せないんだけどね。
ドリス この人も年齢不詳(^^;
墓守。王国では別に墓守をしていたわけではなさそうだが、クロービスはこの人が何でこの島にいるのか知りません。この人もサミルのことやクロービスのことをとても気にかけてくれています。ダンと共に棺桶づくりと埋葬に携わり、お墓はいつも彼のおかげできれいに清められています。
デュナン 歳はどうやらサミルと同じくらい
2年ほど前に島に流れてきた人。犯罪者らしく、王国剣士あたりに見つかったら間違いなく引っ張られて行くであろう人。とりあえずお金は持っているらしく、島に商人が生活物資を売りに来るたびに、酒を大量に買い込んで浴びるように飲んでいます。長生きは出来ませんな(^^;それでもサミルのことは心配してくれて、クロービスに会うと声をかけてくれます。
長老 年寄り(そりゃそうだ)
この人は別に王国から流れてきたわけではなく、ずっと昔からこの島に住んでいる一族です。自分の故郷の島が、北の果てにあるが故に「世捨て人の島」となってしまったことに心を痛めながらも、島に流れてくる様々な過去を持つ人達に優しく接し、面倒を見てくれている温厚な人。島の産業を運営して、王国からやってくる商人達と交渉したりお金のやりとりをしたり、なかなか忙しい身です。それでも島にいる子供達に読み書きや計算を教えたり、島のあちこちで起こるトラブルの解決も引き受けたりとこの島の要となってくれている人。当然みんなに信頼されています。
サンドラ 歳はイノージェンの母親より少し上
この人が島に来た経緯については、3章で語られるので省きます。イノージェンの幸せを願っている人。クロービスの気持ちに気づいていて、二人がうまくいってほしいと願っているけど、露骨に世話焼きはしません。口が達者(^^;
ライザー どうやら24歳らしい
この人はグレイやイノージェンの口から語られるだけで、本人はこの時点では出てきません。どんな人だったかはグレイが語っているので省きますが、クロービスが憶えていないだけで、イノージェンもグレイもラスティも、とってもよく憶えている優しい幼馴染みです。クロービスにとっては見知らぬ人でしたが、島を発つ前にこの人が王国剣士であることをイノージェンに聞いたことから、王国で出会うことになります。最もこの人のことは、1章の回想で現在どこでどうしているのかは解ってるんですけどね。
こんなところですかねー。もしも忘れていたら、「この人はどんな人?」と聞いてください。お答えしますので(^^;
この中で、イノージェン、ライザー、ダンの3人は「21世紀版」から名前を借りてきました。イノージェンの母親もそうなのですが、この人の名前は私が考えたものです。
基本設定は全部ではなく少しだけね。たとえばダンが木こりだと言うこと、イノージェンがライザーと結婚すること、ライザーが昔クロービスの父親に世話になったと言うこと、そのくらいかなあ、使わせてもらったのは。もっと使おうかと思ってたけど、話を書いているうちに変わってきてしまったので他の設定は全部なしってことにしました。その他のキャラは、旧版Lost Memoryの中の名前のないキャラを使って作ったものや、サンドラのように完全オリジナルキャラなどです。
オリジナルって言うとかっこいいけど・・・まあ私が勝手に作り上げただけで・・・。
最後に次回予告ですが(笑)次回は二章の続きからクロービスが王国剣士団の採用試験を受ける決意をするまでのことを書く予定です。その後一度回想は終わり、四章以降再び二十年後の世界に戻ります。
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最近思ったこと
at 2002 10/04 00:48 編集
こんにちは。
なかなか4章の構成が決まりませんでしたが、やっと何とかなりそうです。何で決まらなかったかというと、この章以降は、「Lost Memory」本編の大ネタバレ大会になってしまうんですね(^^;
出来れば、ネタバレは最小限に押さえて、本編を書いていく段階で話が見えるように出来ないものかといろいろと考えていたわけなんですが、諦めました。わはははははは
もともと全てが起こってから20年過ぎた世界のお話なんですから、ネタバレ無しでは進められません。というより、そんな形でうまく進められるような文章力は私にはなかったんですねー。てなわけで、4章以降は大ネタバレしながら書いていくことになりそうです。おまけに本編部分についての大量脚色の部分まであちこちに出てくるので、ゲームをプレイされたことがあろうがなかろうが、多分わけがわからない部分がかなり出てくると思います。でも、話が進めば必ず解るようにしていきますので、どうか見捨てないでこれからも読んでやっていただけたらなあと思います。
(だんだん、「裏話」が「言い訳話」になりそうだ・・・)
ところで、2章アップ以降、主人公クロービスが自分を「私」と言っていることについて、けっこう「へえ・・・そうなの」という声をいただいたので、と言っても二人だけですが(笑)ちょっと私なりの説明を・・・。
掲示板にも少し書きましたが、私のイメージでは、クロービスは天然オオボケなお坊ちゃんタイプなんですよ。当然序盤のお話ですが。サミルの息子として島の人達から特別扱いされて育っていることに気づいていないわけです。その一方で父親から、風水術、治療術、剣術、射術を教えられています。弓使いにはしましたが、この弓のほうの技術については、腕は確かですが、今後それほどクローズアップされることはありません。ただ、この人の性格からして、島の中をただぶらぶらと遊び歩いて何にもしないような奴ではないと思ったので、薬草摘みの話なんかも入れてみました。島の中にいる限り本人は気づいていませんが、かなりアンバランスな、というか不安定な状態なんじゃないかって言う気がしたんですよね。しかし20歳前後の男の子の心理ってのは正直なところ解りません(^^;
自分が20歳だった頃のことは憶えていますが、私は生まれてこのかた男だったことが一度もないので、少年から青年へと成長を遂げる過程の男性の心理ってのはさっぱりです。
だがしかし!!若い時に自分を「僕」と言っていた人がいつから「私」というようになるのか。目上の人に対しては大抵そう言いますけどね。でもいいとこのお坊ちゃんてのは、言葉遣いもいいわけです。時代劇なんか見ていると、侍の子供は小さい時から自分を「私」と言います。私はクロービスに対して、そんなちょっと世間一般の常識からずれたところがあるような、そんなイメージがあるんですよね。
うーん・・・。だからつまり何を言いたいのか、何だか自分でもよく判らないんですけどね。まあそんなわけで、クロービス君は自分を「私」と言います。この言葉遣いのおかげで、後半少し大人になった時のしゃべり方に苦労しなくてすみました(をい)
小説を読んでくださる海のように心が広い皆様方、私の思い込み理論に、今しばらくおつきあいくださいませm(__)m
なんか・・・結局とりとめのない文ですね・・・。すみませぬ・・・・。
最近本編後半を書いてますけど・・・ああ・・・悲しい・・・
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エルバール北大陸観光案内その1
at 2002 10/12 14:57 編集
こんにちは。
今回は、エルバール北大陸観光案内などを。
北大陸自体はけっこう広いのですが、人が住める地域というと限られています。北大陸北部には広大な雪原が広がっています。ここは『極北の地』と呼ばれ、人は住んでいません。端から端まで移動するのにだいたい2日近くかかります。なので極北の地のど真ん中には、旅人が休むための休憩所があります。暖炉付きでベッドもいくつかある建物が何棟か建てられています。この辺りは寒くて、モンスターもそれほどいないし、いたとしても狂暴な奴はいないので、柵を作っておけば建物のある敷地内まで入ってくることはありません。
極北の地を東に抜けると、さわやかな草原が広がっています。そしてその草原をしばらく歩くと分かれ道があります。左に行くと『漁り火の岬』です。ここは北の海を一望出来るところで、少し寒いですが、観光地としても人気があります。そして分かれ道を右に行くと、それほどかからずにエルバール城下町に行き着きます。
エルバール城下町は王宮を中心に、南側に向かって開けています。かなり広いです。モンスターの侵入を防ぐために、高い城壁が築かれています。そして西、東、南にそれぞれ門があり、王国剣士が門番として見張りをしています。門からのモンスターの侵入を防ぐと言うことと、丸腰で城壁の外に出ようとする市民を止めたりするためです。この城下町は2地区に分かれています。西側が住宅地区、東側が商業地区です。
城下町の人々はほとんど住宅地区に住んでいます。西門からまっすぐに大通りが延びていまして、あちこちに木立で囲まれた公園があり、住民達の憩いの場になっています。この地区には教会があります。また、王国剣士団の詰所もあります。昼間は通りに子供達やその母親達が集まり、あちこちで子供の歓声や井戸端会議の笑い声などが聞かれたりします。この地区の一番奥には、大きなお屋敷がいくつも建ち並び、貴族や裕福な商人など、お金持ちの方々が住んでいます。その一方で、何本か裏の通りにはいると、貧民街が広がっています。表通りの美しい家々とは対照的に、古く薄暗い、小さな家がひしめき合い、全体的にうらぶれた感じがします。この辺りを不用意に歩くと、ひったくりやスリにあったりしますので、注意が必要です。道の向こう側からやってくるのが子供だって油断出来ません。
西門から延びる大通りをまっすぐに歩いてくると、やがて十字路にぶつかります。南門から王宮に向かって延びている道との交差点です。十字路を突っ切って歩いていくと、商業地区に入ります。ここには武器防具を扱う店、雑貨屋、道具屋、宿酒場などが立ち並んでいます。そして少し裏にはいると、女性向けの洋服やアクセサリーを扱う店や、おしゃれなカフェなどがありまして、この辺りは若者達のデートコースになっているようです。ここにも剣士団の詰所があります。
そして商業地区の場合、何本か裏通りにはいると、貧民街ではなく、歓楽街があります。酒場などが立ち並んでいます。中には怪しげな店もかなりあります。そしてこの歓楽街にたくさんいるのが女性達。酒場の客引きもいますが、ほとんどの場合娼婦です。お金をもらって体を売る人達のことですな。この手の女性達は当然昼間はいません。夕方から夜にかけて現れます。この歓楽街には大小あわせていくつもの娼館がありまして、そう言う店から出てくるわけです。彼女たちは派手な化粧をして扇情的な服を着て、道を歩く男性に声をかけます。
どれほど賢い国王が治めていても、基本的に資本主義国家ですので貧富の差というものがあります。貧民街の存在も、売春行為も、ないに越したことはありませんが、現状では何の対策も取られていません。モンスター対策におわれていて、そこまで手が回らないんですね。
さて西門から延びる道を商業地区まで歩いてきましたが、その道はまっすぐに東門に通じています。東門を出ると、港が見えてきます。この港は元々王宮で造営して、ハース鉱山からの鉄鉱石を積んだ船などが寄港出来るようにしたものです。ハース鉱山とは、エルバール北大陸と橋で結ばれている南大陸にある鉱山のことです。その他あちこちの離島にすむ人々が城下町にやってきたりすることもありまして、そう言う時にはこの港に船を泊めます。
城下町を西に出ますと、やがて鬱蒼とした森につきます。この森を抜けるのには一日以上かかります。なので森の途中に休憩が出来るような場所があります。旅人はみんなここでキャンプを張ります。この森を抜けると、遙か彼方にローランの町が見えてきます。この町にも柵がありますが、この辺りのモンスターはそれほど狂暴ではないので、それほど高い城壁のようなものはありません。この町には王国剣士団から常駐剣士が派遣されています。町の治安もなかなかよく、みんなのんびりと暮らしています。またこの町には、現国王陛下であらせられるフロリア様の乳母を勤めていた方が住んでいるとのことで、町の人々にとっては自慢のタネのようです。森からローランを抜ける手前に分かれ道がありまして、その道を右に曲がると、海鳴りの洞に着きます。風光明媚なところで、波音が美しいと評判の観光地です。
とりあえず、エルバール北大陸の北半分についての観光案内でした。そのうち南半分も書く予定。
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小説の参考資料
at 2002 10/14 22:56 編集
こんにちは。
ロード・オブ・ザ・リングのDVDを買いました。今のところ家でDVDか見られるのは私のパソコンだけなのですが、小さい画面で見てもいいですねぇ。レゴラスが文句なしにかっこいい♪
この映画は、小説ドラゴンランスと共に、私が小説を書く上での重要な資料になります。「歩くこと」が主要交通手段の世界では、そう簡単にあちこち移動は出来ません。ゲームならキャラスピードを速くしてビューンと行ってしまえるところでも、てくてく歩いて辿り着かなくてはならないわけですね。なので、旅をする人達は当然テントやら寝袋やら、一式背負って歩きます。長旅になれば食料も必要だし、調理用具も必要です。その他夜は歩かない。火を消さないように交替で不寝番に立つ。などの取り決めも必要です。
ゲーム本編ではどうだかわかりませんが、私の小説版ではエルバール王国の主要交通手段は歩きです。馬もいますし馬車もありますが、モンスターの徘徊する場所を通る時には、馬は足手まといになることもあります。伝令など急ぎで移動しなくてはならない人達は別ですが、ほとんどの場合、歩いて移動します。だからキャンプ時の描写や必要道具などは、この映画や本でいろいろと勉強しています。
ロード・オブ・ザ・リングを見る前から、AD&Dのゲームをプレイする時には、いつもマイキャラに弓を持たせていましたが、この映画で決定的に弓使いが好きになりまして、さらに辺境の島にいれば山に入る機会も多かろうと勝手に決めつけられたクロービス君は、弓を持つようになってしまったというわけです。飛び道具というのは実に重宝なんですよね。
映画も小説もお薦めです。特にロード・オブ・ザ・リングは来年春のロードショーで三部作の続編が公開されます。ぜひご覧くださいませ。別に宣伝してくれって言われてるわけじゃないですが、こんな風なものを資料にしているんだよと言うことでの紹介でした。
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わすれてました(^^;
at 2002 10/16 01:40 編集
こんにちは。
第一章掲載時に、登場人物の紹介をするのを忘れていました。いまさらですが、いちおうやっときます。
カイン 18歳
クロービスとウィローの息子です。性格はとっても明るい。そして素直。でも注意力ゼロ、早とちり、考えなし。この辺りは一章の中でウィローが怒っているそのまんまです。でも実はカイン坊ちゃんはとっても真面目でいいやつです。その辺はクロービスそっくりなんですね。もう少し後でそのあたりの性格がちらほらと見えてきます。そしてカインは呪文の使い手です。両親から治療術と風水術を教わっています。総じて呪文の使い手は落ち着いた人が多いです。なので彼と初めて会った人は誰も信じてくれません。気の毒に(^^;
でも適性はばっちり。私の小説版では、治療術に関しての適性はクロービスよりウィローのほうが上です。だからクロービスに唱えられない蘇生の呪文がウィローには唱えられるわけです。でもカインは、もしかしたらウィローよりも力があるかも知れないです。でも本人は剣の道に進みたがっているので、器用貧乏に陥らないためにも、いずれ呪文か剣かの選択を迫られることになるのかも知れません。
この人はクロービス同様、島の人達から割と特別扱いされて育っています。クロービスが常に「サミルの息子」という眼で見られていたように、カインは常に「クロービスの息子」「サミルの孫」という眼で見られているんですね。ただし、クロービスのように謎の多い父親にではなく、無口だけど優しい父親と、元気で明るく、怒ると怖い母親の元で元気いっぱいに育っているので、とっても明るく屈託のない性格になったというわけです。クロービスとは、真面目な性格の部分だけでなく、意外なところも似ていたりします。さてそれって何なんでしょうね(笑)
フローラ 20歳
カインの彼女。城下町の雑貨屋の娘。クロービスが王国剣士となるきっかけを作ってくれたセディンの娘です。クロービスは王国剣士だった頃、赤ん坊だった彼女を抱っこしたりあやしてあげたりしたことがあります。まさかその時の赤ん坊が成長して、自分の息子の恋人となって目の前に現れるとは夢にも思っていなかったことでしょう。この二人のなれそめは、4章以降で詳しく語られるので省きますが、カインが一目惚れして押しの一手でつきあい始めたのは間違いなさそうです。それにしてもこの娘は謎が多いです。悩みも抱えているようです。さてカインの恋の結末やいかに・・・。
とまあ、こんなところです。いまさらですが、ご参考までに(笑)
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